いよいよ市議選へ   

 ようやく議会が終わりました。3月28日の最終日には、公明党から馬場市長に対する辞職勧告決議が出され、自民・公明・みんな・宮川議員の賛成で可決され、その後、予算は否決。
 日本共産党は、この辞職勧告決議には反対しました。この決議は、提出者の考える予算の問題を指摘し、こうした市政運営を続ける馬場市長は辞めなさい、という内容です。私たちは、予算の問題点については、予算組み替え案を示し、指摘しました。市長の出した予算案についてしっかり議論し、正すべきは正す、ということが議会の役割であり、市長の予算案が気に入らないから辞職しなさい、という立場には立ちません。
 無論、イオン問題をはじめ、市長の公約違反は許せません。この問題についても、予算組み替え案にも示して論戦しています。私たちは、辞職勧告決議に反対、そして、市長の予算案についても問題点を指摘し、反対しました。
臨時議会も開かれて
 さて、3月30日は臨時議会となりました。予算が否決されたもとで、暫定予算を決めなければならないからです。市議選があるため、暫定予算の期間は4~7月。私たちは、あくまで必要最低限の経費で組む暫定予算の性格からすると、4カ月は長すぎる、議会日程の工夫をすれば、もっと短くすることができる、と指摘しました。
 内容の点でも問題です。イオン誘致関連予算、学校給食民間委託など、政策経費も含まれています。まったく市民合意がはかられていないイオン問題や、2年先の給食の民間委託まで暫定予算に組み込むとは、本当にひどい話です。
 私たちは、小中学校教室のエアコン設置など、夏休みに工事をするため、どうしてもスケジュール上、今から入れておかなければならないものについて盛り込むことはもちろん賛成です。しかし、その必要のないものまで盛り込んで、認めなさい、というやり方はおかしいです。よって、暫定予算にも反対せざるをえない、と判断しました。
 結局、馬場市長に辞職勧告決議をだした自民・公明・宮川議員は、暫定予算に賛成しました。(反対したのは、共産党・みんな)
 これで、いよいよ市議選に向かっていくことになります。

                          新芽とヒヨドリ
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by hara-noriko | 2011-04-02 01:39 | 市政報告 | Comments(0)

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