保育行政について市民説明会が開かれたが   

 7月14日、保育行政に関する市民説明会が行われました。正確にはわかりませんが、100人ほどの参加があったのでは…。
みなみ保育園民営化の説明はなし
 保育行政全体の説明とはいえ、6月議会で問題となったみなみ保育園民営化について、いっさい説明もおわびもない、というのは驚きでした。「法人が辞退したり、議事録を削除してでもすすめる民営化に正当性はあるのか」という質問に対しても、回答はありませんでした。
 また、保育のあり方検討委員会を開けていないことについて「おわび」がありましたが、あり方委員会をやらないままみなみ保育園民営化を強行していることについての説明はありませんでした。
 そして、「全園民営化とはいっていない」といいながらも、やがては公立保育園はなくなる、という前提のもとでの話しでした。
ビジョンが不明の市の姿勢
 何も「あら探し」をしているわけではありません。基本的なところが不明であり、待機児解消など今後のビジョンも不明なのです。ただ市はお金がない、保育だけにお金を充てることはできない、ということを強調しているという印象でした。
 市長は、この説明会で何を伝えたかったのでしょうか。まずは、たくさんの質問・意見に対し、今後どのように対応していくのか、注視していきます。
再度の開催を求めます
 また、この日は、保育園父母会連合会の定例会や、お泊り保育の保育園もあり、参加したくてもできない人が多くありました。改めて説明会を行なうことを市は要請されていますが、実施することを求めていきます。

  カルガモの親子(黒目川)
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by hara-noriko | 2012-07-16 20:14 | 市政報告 | Comments(0)

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