沖縄ツアー その1   

歴史と現在を見るオリジナル企画
 今回のツアーは、沖縄に実際に行った方が中心になって計画をつくってくださった、まったくのオリジナル企画。資料も手づくり、移動も自分たちで。たった3日間で沖縄の歴史や現在がみえてくる、すばらしい内容でした。企画し準備してくださった方に心から感謝…です。
沖縄戦の激戦地へ 普天間基地が見える
 初日に、まず、宜野湾市の嘉数高台公園へ。沖縄戦の激戦地で、日本軍が使用した「トーチカ」(拠点)が今も残っています。「写真1」は、軍人の出入り口。中は3名ぐらいが入れる広さ。向うに少し見える四角い穴から機関銃を出して、米軍を攻撃したそうです。
 展望台に上がると、米軍普天間基地(写真2)が見えます。住宅のすぐ向うが基地。オスプレイが薄気味悪いです…。
嘉手納空軍基地
 その後、道の駅「かでな」へ。米軍嘉手納空軍基地(写真3)の広さは東京ドーム420個分、日本最大級。「かでな」の展望場から全体を見渡せますが、写真に納まりきれません。
 3階には学習展示室があり、嘉手納町と基地の関係がよくわかりました。展示のなかには、「基地の重圧」(写真4)というパネルがあり、嘉手納基地にかかわる事故や事件がどれだけあったか、克明に記されています。1955年の由美子ちゃん事件からはじまり、その数の多さ、深刻な内容に胸がしめつけられます。こういう危険と隣り合わせの毎日なんですね…。
想像以上だった戦闘機の騒音
 また、ヘッドホーンで戦闘機の騒音をジェット機やトラックと聞き比べることができるのですが、戦闘機の音の大きさは想像以上で、とても最後まで聞けませんでした。町民の人たちが、長年たいへんな苦労をしながら暮らしていることを実感します。

(写真1)嘉数高台公園に残る軍の出入り口
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(写真2)普天間基地。オスプレイが見える
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(写真3)嘉手納基地
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(写真4)学習展示室にある「基地の重圧」パネル
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沖縄ツアー その2
沖縄ツアー その3
沖縄ツアー その4

by hara-noriko | 2016-04-11 01:00 | 活動日誌 | Comments(0)

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