本会議一般質問(3)都の心身障害者医療費助成 対象者拡大を   

 3月9日、東京・東久留米市議会本会議で一般質問に立ちました。特別支援教育、保育、障害福祉、情報公開の4つの柱で質問しました。その内容を3回に分けてお伝えしています。最終回の3回目は、障害福祉と情報公開です。

障害福祉 65歳を境にしたサービスのあり方について
 障害福祉行政についてうかがいます。
 ひとつめとして、65歳を境にしたサービスのあり方についてです。
 障害福祉サービスを受けてきた方が65歳になると、原則として介護保険サービスに移行します。障害福祉サービスと介護保険サービスの内容は全く同じでないにもかかわらず、原則移行するとなっているため、全国で矛盾が噴出しサービスが後退することがないように声があがりました。まず、基本的なことを確認します。障害者の方が65歳になるときに、居宅サービスについて、地域包括支援センターやケアマネジャーなどとどういう調整が行われるのでしょうか。
 また、通所サービスについてはどうでしょうか、お聞かせください。
東京都心身障害者医療費助成制度
対象者の拡大を市から都に強く要請してほしい
 障害福祉のふたつめとして、東京都が実施している、東京都心身障害者医療費助成制度の対象者を拡大することについて質問します。陳情も提出されていますが、精神障害も対象にしてほしい、とかねてから声があがっていました。東京都の制度ですので、ぜひ、市からも強く要請していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

情報公開審査会の名簿公開を求めたい
 情報公開についてうかがいます。
 公文書などの開示請求をおこない、非開示になる、あるいは部分開示になるなどの結果について、疑問や不服がある場合には、行政不服審査法にもとづく、不服申し立てを行うことができます。これは、大事な市民の権利です。そして、その申し立てについて検討するのが情報公開審査会です。大変重要な役割をもっていますが、市民から見えにくいというのが現状であると思います。そこでうかがいますが、
 1点目、最近5年間での開催状況はどのようになっていますか。
 2点目、5人の委員は市長が委嘱し、任期は2年とのことですが、どのような方が委員なのかはわかりません。わが市は、名簿の公開などはしていないのでしょうか。状況をうかがいます。

自席で再質問
 演壇での質問を終わって、自分の席から再質問をおこないました。大事なやり取りがありましたので、答弁も含めて改めてお知らせしたいと思います。

本会議一般質問(1)中学校に固定の情緒障害学級を
本会議一般質問(2)市民の声を無視した公立保育園全廃計画

都の心身障害者医療費助成制度の対象者拡大は切実です
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河津桜
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by hara-noriko | 2017-03-11 16:32 | 市政報告 | Comments(2)

Commented by ペケティー at 2017-03-12 00:15 x
情報公開制度に関する重要な質問をして下さいまして、ありがとうございます。
また、本当は傍聴に行くつもりでおりましたが、とある締め切りの前日だったため、行けずにすみませんでした。
(後日ネット配信で拝見させていただきます)

市の情報公開制度の問題点としては制度設計の面もさることながら、運用面にも大きな問題があるのでは、と考えております。
その一つとして、個人情報保護審査会の構成委員がどのような人たちなのか、あるいはどのような理由で選任されているのかは、公平性を担保するためにも公開されることが重要であると思います。
まずはここから始めなければいけないのか~、という気もしてしまいますが、初めの一歩と考えなければならないのでしょうね。
いずれにしましても、原議員がこの点に着目して下さいましたことに感謝申し上げます。

それから、このコメントをお読みになる方々に誤解のないよう付け加えますと、今回の原議員のご質問は私が要請したものではなく、あくまで議員ご自身がこの点に問題意識をお持ちになった結果であることを申し上げておきます。
Commented by 原のり子 at 2017-03-13 00:39 x
コメントありがとうございます!
後程、市側とのやりとりもブログで紹介したいと思います。前向きな答弁もありました。
本当に、ここからはじめないといけないのか~、ですが、気付かせてくださったことに感謝しています。

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