高齢者と障害者を泣かす法案を強行採決するなんて!   

 清瀬市と東久留米市を宣伝カーで回りながら、最初に訴えていることがあります。4月12日、国会(衆院厚生労働委員会)で行われた強行採決のことです。高齢者と障害者の福祉にかかわる問題で、私も東久留米市議会で3月に取り上げたばかりのテーマです。黙ってはいられません。

介護保険法等改悪案を自民・公明が委員会で強行採決
 いま、「政治全体がおかしい」「どうなっているの?」と思っている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。私も本当にそう思います。訴えたいことはいくつもあるのですが、「地域包括ケアシステム強化のための介護保険法等改定案」(介護保険法等改悪案)について、お話しさせていただきます。
 4月12日、この改悪案が衆院厚生労働委員会で強行採決されるということが起きました。本当に驚きました。わずか20時間足らずの審議。まだ中身もよく見えていない。しかも、質疑をいきなり打ち切って自民・公明によって採決が強行されました。
 審議打ち切り・採決強行について与党側は翌13日に謝罪し、14日に野党による補充質問が行われましたが、与党の暴挙は消せるものではありません。

介護保険料の3割負担を導入
 振り返れば一昨年、介護保険の利用料が2割負担になった方がたくさんいらっしゃると思います。今度はその中から、3割負担になる人を出すというのです。12万人が対象だということで、単身者でいえば340万円以上の収入がある方は3割負担の対象になるといいます。
 それだけではありません。介護保険の認定を受ける人をなるべく増やさない、減らしていく、そういう仕組みをさらに強めようとしています。

障害者から不安の声
 高齢者だけではなく、障害者のみなさんからも声が上がっているのは、この改悪案によって介護保険と障害者の福祉とをもっと一体化しようとしていることへの不安です。「もっときちんと議論してほしい」といっています。

東久留米市議会で質問
 私は3月の市議会で、65歳になった障害者の方が介護保険優先になってしまうなかで、サービスを後退させないためにはどうしたらいいのか、という問題を取り上げました。実は、障害のある方から訴えがあったんです。「65歳になったとたんに、介護保険優先だといわれて、ヘルパーさんも変わりサービスの内容も変わってしまった。本当に不安だったけれども我慢しました」と―。
 実は、民主党政権のときに、この問題では介護保険優先だけれども、障害福祉の分野でなければ担えないサービスについてはこれまでどおり実施することができる、と通知などで徹底されているはずなんです。しかし、障害者のみなさん一人ひとりに聞いていくと、「本当に不安だった」「本当に困った」ということがたくさんあることがわかりました。
 今回強行採決された改悪案では、高齢者と障害者の一体化を乱暴に進める内容になっているので、だれにとってもいいことはありません。

改悪案を通すわけにはいきません
 こうした問題をしっかり議論することもなしにどんどん進めていくような政治でいいのでしょうか。
 先日、100歳の方から直接話をうかがい、「高齢者の問題をしっかりやってほしい」といわれました。100歳になるまで一生懸命に生きてきて、この後も安心して、自分の生きがいを大事にしながら生きていきたい、という訴えでした。お話を聞きながら、こんな法案を通すわけにはいかないと改めて思っています。みなさん、ご一緒に声をあげていきましょう。


まちかどスピーチ。手を振ってくださる方もいて…
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声援をいただいてさらに元気が
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by hara-noriko | 2017-04-17 22:22 | 国政 | Comments(3)

Commented by mp_erikumako at 2017-06-09 17:26
私は要介護4、1種1級の身体障害者です。天涯孤独です。障害年金と訳あって生活保護で暮らしています。8月以降は、生活保護も解除され、その代わりに、障害者手当になります。そうなれば、介護サービスを受けるとなると1割負担ですが、月に3万以上かかります。それでも、最低限のサービスに絞っています。6年前に障害者になり、日増しに麻痺やしびれ・痛みがひどくなり、車椅子生活。生活保護も資産があったらダメ。もし、忘れていたような資産(保険など)が見つかったら、保護費返済に充てなければならず没収。障害者手当も課税対象者ならもらえない。多少のお金を持っていれば障害者手当もダメ。生活保護もダメ。しかし、お金がなければ病院にもかかれない。どっちに転んでもダメばかり。
挙句の果てに、生活保護のケースワーカーには、「いつから働きますか?」「働く気持ちはありますか」と問い詰められる。介護保険が3割になればどうなるのでしょうか。
介護が必要なもの、障害者は、早く死ねということなのでしょうか?少子化対策をして、逆三角形を作ったのは、この国では、ないのでしょうか?あなたのブログを読んで、国の考えがわからなくなりました。もし、福祉の活動をされていらっしゃるのならば、ぜひとも、訴えかけてください。私たちには力がありません。どうぞよろしくお願い申し上げます。
Commented by ペケティー at 2017-06-12 22:05 x
erikumakoさん、はじめまして、ペケティーと申します。

発語も困難になってこられたとブログのほうで拝読させていただきましたが、あなた様の、まさしく「声なき声」は人々の心に重く響くことでしょう。

今日、はじめてあなたのブログを知りましたが、これから追々少しづつですが読まさせていただきますね。
それから知り合いにも紹介していきたいと思います。(友達いないけど・・・)
Commented by mp_erikumako at 2017-07-04 18:42
お返事がおそくなり申し訳ありません。何げなく議員さんのブログをみつけ、「介護保険3割」というのを目にして、その当時、ちょうど生活支援課の方々ともめていて、どこまで行っても相手は、公務員だし何でも縦割り組織で、話し合いにならなかった。詳細は省きますが、生活保護受給前面接で見逃したものを今になって、「資産だから返還して」といってきた。目の前は茫然自失。返還要求の手紙が内容証明で郵送され、それを読んだときに、「なぜ、私は隠してもいなかった。見逃したのはそっちなのに、今更返還要求!」。私には、極度の痛み止めや抗うつ剤、麻薬系鎮痛剤が処方、気が付いたらそれらをむしゃぶるように飲んでいた。たまたま、そばに知人がいたため、暴れる私を制しながらそれらを取り上げ、飲むのをやめさせられた。普通の人に言ってもだめ、何の解決にもならない。支援課の人も自分たちの非を認めてくれない。せめて認めてくれれば私の気持ちも落ち着いた。医療問題を抱えている議員さんに話を聞いてもらえれば、なんとか私自身が前向きに生きていけるようになるのかな…と思い、コメントさせていただきました。
私のブログで初めて、コメントをいただけました。ちょっぴり、気持ちが軽くなりました。
ありがとうございます。
遅くなりましたが、原のり子先生の今後のご活躍をお祈りいたします。

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