多摩格差解消を―子ども医療費無料化 小児医療の前進
2017年 04月 27日
多摩地域 清瀬・東久留米から共産党都議を
多摩格差を解消も、ぜひやりたい課題です。
多摩地域の共産党都議は、尾崎あや子さん(北多摩1区=東村山市・東大和市・武蔵村山市)と、清水ひで子さん(八王子市)の2人だけです。北多摩4区(清瀬市・東久留米市)から私を押し上げていただいて、多摩地域から共産党都議を増やしていただいて、格差解消の施策を実現したい。
石原都知事のもとで都は「格差はない」といっていましたが、小池知事は格差の問題に触れ、具体的な提案をするということまでいいました。格差解消をすすめるためには、この問題を主張し続てきた共産党が都議選で増えていないといけないと思うんです。
水と緑は豊かだけれど、通院するごとにお金がかかる
子どもの医療費にしても、23区では中学生まで無料ですけれど、清瀬や東久留米では、「引っ越しして来てみたら、水と緑は豊かだけれど、医療費は1回通院するごとにお金がかかっている」という格差があります。
新生児集中治療室が足りない
NICU(新生児集中治療室)も足りないことは歴然としています。
4月14日、「小児医療を良くする会」の会長さんや尾崎都議、清瀬胃・東久留米両市議団のみなさんと一緒に、多摩北部医療センター(東京都保健医療公社が運営)へ行き、小児医療の充実を申し入れました。▽小児整形外科を設置すること▽子どもの脳血管疾患によるリハビリの実施▽NICU(新生児集中治療室)の新設▽障害児・者が受診しやすい環境づくり―の4点です。
「昭和病院でNICU(新生児集中治療室)を設置したとはいえ、多摩地域は不足している。多摩北部医療センターの改修にあわせ、設置してほしい」「小児の骨折の場合、清瀬小児病院廃止後は、府中小児総合医療センターまで行かなければならなくなった。多摩北部に設置してほしい」など、切実な声を届けました。
こういうところにこそ都政の光を当てていくことを、多摩地域の都議会議員としてやらせていただきたいと思います。
清瀬小児病院廃止後の小児医療 市民運動があってこそ
小児医療の問題については、大きな教訓があると思います。
1つは、運動です。都立清瀬小児病院の廃止反対の運動がずっと続きました。廃止されたとはいえ、多摩北部医療センターに小児科や小児救急をつくることにつながりました。運動は裏切らない。これが教訓の1つです。
共産党の前進で都議会の力関係を変えたい
もう1つは都議会です。当時、石原知事が清瀬小児病院廃止の計画を立て、共産党以外の都議会会派が廃止にオーケーを出してしまいました。都議会がチェック機能を果たしてこなかったことを忘れるわけにはいきません。都政の闇を作り出している原因でもあります。筋を通して、ぶれずにみなさんの立場でとりくむ、大事なことは他の政党とも共同してとりくむ日本共産党を増やしていただきたいと心から訴えます。
by hara-noriko | 2017-04-27 23:10 | 東京都政 | Comments(0)