やっぱり政治をよくしたい!   

 東久留米市議会議員として、「東久留米市手をつなぐ親の会」の総会に出席し、市議会議長の代理で全国市議会議長会定期総会にも出席しました。そこで感じたことを記します。

「東久留米市手をつなぐ親の会」の総会に出席

 5月24日、「東久留米市手をつなぐ親の会」の総会に出席しました。この会は、知的障害児者の親の会です。市長、議長、都議、多数の市議。共産党市議団からは、村山順次郎市議と私が出席しました。
50年を迎える「親の会」 歩みを支えた思い
 会長のあいさつで、今年結成50年を迎える会の歩みが振り返られました。聞いていて、何度も何度も胸にこみあげてきます。お子さんが生まれ、年齢があがっていくごとに、ずっとお母さんたちは運動を続け、切り開いてきた。今もなお、大人になったわが子の今後のため、運動を続けているお母さんたちです。
堂々と生きていってほしい
 会長は、相模原のやまゆり園での事件が起き、「ショックと怒りでふるえがとまらなかった」「でもすぐに、育成会のメッセージがだされ、本当に救われる思いだった」「『私たち家族は全力でみなさんのことを守ります。ですから、安心して堂々と生きてください』との言葉に、そうだ、私たちは、子どもたちにこの社会で堂々と生きていってほしいと願って運動してきたんだ、と確認した」と。
家族のみなさんをしっかり支える政治の実現のために努力したい
 来賓一人ひとり短く挨拶をするのですが、このお母さん方の前で私に何が話せるのか、と思いつつ…お母さん方への尊敬の気持ちを込めて話しました。「障害のある人への支援はもちろんのこと、その方たちが堂々と生きられる環境づくりのために、ずっととりくみを続けているご家族のみなさんをしっかり支える政治の実現のために努力したい」と。


全国市議会議長会定期総会に出席
 5月24日の午後は、議長の代理で副議長の私が、全国市議会議長会定期総会に出席しました。東京国際フォーラムのホールAで、1時から5時すぎまでかかりました。
空虚な安倍首相あいさつ
 安倍首相の来賓挨拶は、アベノミクスは全国に波及している、さらに加速していく。現場を最も知っている市議会議長のみなさんに、どんどん声をあげてほしい。…というもので、正直空虚な感じ。安倍首相は、地方を、現場を、どれだけ知っているのだろう、と疑問を感じる内容でした。
日米地位協定の抜本的な改定についての提案を可決
 総会では、各地域からの意見が議案として提出されます。そのなかには、本当に切実なものもたくさんあります。
 九州ブロックを代表して沖縄の宜野湾市議会議長は、日米地位協定の抜本的な改定について提案。どれだけ、沖縄に米軍基地が集中しているのか説明したうえで、「もともと不公平な協定であり、運用の見直しだけでは不十分。抜本的な改定が必要」と趣旨説明。本当にそうだと思いました。拍手により可決されました。
乳幼児医療費無料化は国の制度で実施すべき、との議案も可決
 また、乳幼児医療費無料化は国の制度で実施すべき、との議案なども可決。安倍首相は、現場の声をどんどんあげてほしい、といいましたが、すでにこういう声がたくさんあがっているではないですか。
現場から乖離している安倍政権
 議長会でこうした声があがっているということは、本当に重みがあります。さまざまな考え方の人によって構成されている議会の長が協議して、一致点をつくりながら一つの議案にまとめているのですから。それなのに、まったくその内容に触れることもない首相のあいさつ。現場からかい離している安倍政権はもう終わりに…つくづく実感しました。

全国市議会議長会定期総会
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by hara-noriko | 2017-05-27 01:31 | 活動日誌 | Comments(0)

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