原のり子 都議選第一声 必ず勝ち抜く   

 東京都議会議員選挙が始まりました。宮本徹衆院議員と一緒に清瀬市と東久留米市の2カ所で第一声。清瀬駅北口には200人を超える人が、イトーヨーカドー東久留米店前には250人を超える人が、来てくださいました。みなさんから元気をたくさんいただきました。第一声の大要を紹介します。ぜひ、お読みください。

7月2日まで走り抜く
 日本共産党都議会議員候補の原のり子です。(「イエーイ」の声)
 いよいよ、今日から都議会議員選挙が始まりました。7月2日まで走り抜いて、必ず勝ち抜く決意でいます。きっとできる、と確信しています。清瀬、東久留米のみなさんと力を合わせて、全力を尽くしてまいります。

まともな議論ができない安倍首相
総理大臣を続けさせるわけにはいかない
 今度の選挙は、都政刷新はもちろんのこと、国政の流れを大きく切り替えていくためにも重要な選挙だと思います。みなさんと力を合わせて、おかしな政治を変えたい。これをいま、強く思っています。みなさん、いかがでしょうか。(「そうだ!」の声と拍手)
 みなさんもテレビで見ていて、国会がおかしいなと思われていると思います。私も、あんなにヤジをとばす総理大臣を見たことがありません。民進党の議員が質問した後に、またくだらない質問になっちゃったね、という野次を飛ばしたときには、本当に驚きました。まともな議論ができずにヤジばかり飛ばして、人を攻撃する。このあいだ、記者会見をやっていましたけど、ぜんぶ人のせいでした。こんな人に総理大臣を続けさせるわけにはいかないと思っています。(「そうだ」の声)


9条改憲 安倍政権の企てを食い止めよう
 いま、内閣支持率は落ちていますが、安倍首相は絶対にやめようとしません。なぜでしょうか。憲法9条を変えたいからです。憲法9条を変えるまでは自分は居座る。そういうつけもりなんだということを強く感じます。
 私は、憲法9条を変えさせないということで、こんどの都議会議員選挙は重要になってきています。絶対に9条を守れると私は確信しています。なぜなら、これまで長い間、私たち日本国民は、憲法9条を守ってきました。だから、人を殺し・殺されることが起きませんでした。NHKの世論調査でも、82%の人が9条は日本の平和に役に立ってきたと答えています。この力をもってすれば、必ず安倍政権の企てを食い止めることができます。
審判を下せる機会 それが都議選です
 でも、みなさん、大事なのはタイミングなんです。後で気が付いたときに、あの時が歴史の曲がり角だったと振り返って後悔することがあってはならないと思っています。安倍首相は2020年に憲法を変えるといっていますから、まさに目の前です。ですから、声を上げるのは、いまなんです。その審判をきちんと下せる機会が、こんどの東京都議会議員選挙です。(「そうだ」の声)
 みなさん、この首都東京から、「憲法9条を守る」という声をご一緒にあげていこうではありませんか。(拍手)
保守・無党派のみさんと力を合わせる
 私は、東久留米市議会議員18年間のなかで、4年間、農業員を務めたことがあります。地元で生まれ育って、都市農業を一生懸命守ってきている方たちとたくさん出会ってきました。そのなかには、保守の方もたくさんいらっしゃいます。その方たちは、「安倍政権だけはダメだね」「戦争だけは絶対だめだよ」とがおっしゃっています。私は、そうした保守層のみなさん、無党派のみなさんともしっかり力を合わせて、「平和を守るためには垣根を超えて手をつなごう」の声を都議会議員選挙を通じて訴えていきたいと思います。
党派を超えて「原のり子」へ
 どうかみなさん、党派を超えて日本共産党の原のり子に、「憲法9条を守ろう」の声をお寄せください。(大きな拍手)


築地市場の豊洲移転
わかりにくい小池都知事の新方針
 今回の都議選の大争点になっている問題があります。それは、築地市場の豊洲移転です。先日、小池都知事の基本方針が示されました。非常にわかりにくい内容でした。豊洲を活用する、そして築地は守るといいました。
 わかりにくい話の中でも、1つ良かったと思うことがあります。小池知事は築地の売却は考えていない、ということです。都民のみなさんの運動と世論がここまで押してきた結果です。
 しかし、いったん豊洲に移転して、築地については食のテーマパークにする、そのための再開発をする、といっています。5年たったら豊洲に行った業者のみなさんのうち、築地に戻りたい人は戻ってもいいですよ、という内容です。
「豊洲移転に賛成できない」と市場関係者
 これは、あまりにも現実性がありません。市場関係者や「おかみさんの会」も、とても豊洲移転に賛成できない、知事の案には賛成できない、という声をあげています。5年たってから戻ってくるといっても、それまで体力がもたない。業者のみなさんは2回も引っ越しをしなかればなりません。そんなことをやらせるわけにはいかないのではないでしょうか。
都議選で結果を出して築地市場の再整備を求めよう
 豊洲は、小池知事が謝罪したとおり、無害化ができれいません。土壌汚染が深刻なことは知事自身もわかっている。ここに市場をもっていくという今回の基本方針は、市場関係者と相談して、徹底的に見直してほしい。再検討すべきだと思います。築地は、築地ブランドを守るために、現地で再整備する。これまら800億円程度でできます。もし豊洲に移転すれば、赤字が1兆円にも膨れ上がる。こういうこともはっきりしているわけですから、都議会議員選挙で結果を出して、築地市場の再整備をおこなうように求めていきたいと思います。
 知事が基本方針を出した時点で決着がついたかのように宣伝する人たちもいますが、そうではない、ということを選挙戦の中で訴えていきたいと思っています。


日本共産党の原のり子だからできること
 豊洲移転問題にきちんと決着をつけることが、今後の都政刷新にとって決定的だ、ということを訴えたい。なぜなら、豊洲に6000億円もかけて建物をつくったり、東京ガスが汚染対策をきちんとやらないのに都が引き取って税金を投入してきた。大企業に大盤振る舞いなんです。このあり方を切り替えなければ、都政の刷新はできません。このことを訴えているのは、日本共産党の原のり子だけです。(拍手)
 この地域からぜひとも私を押し上げていただいて、この声を多数派にしていきたいと思っています。そのことによって、都政をみなさんの手に取り戻していく。そのための仕事を、私にやらせていただきたいと思います。


切実な「3000円のシルバーパス」の実現

 シルバーパスについても、「3000円のパスがあれば買えるのに」という声がたくさんあります。先日も、ちょうどここで訴えをしていたときに、駆け寄って来てくださった方がいました。「1000円のパスを買おうと思ったら、ちょっとの差で買えなかった。2万510円払わなければならないとわかって、とても買えませんでした。3000円のパスは、いつからやってもらえるんですか」と訴えられました。
 私は、この声に真正面から応えたいと思います。日本共産党は、こういう問題は超党派で実現するために、すべての政党のみなさんに呼びかけてきました。ところが6月議会で、自民・公明などをはじめほとんどの方々が反対して、否決になっています。
 今度の都議会議員選挙で、この地域から私を押し上げていただき、共産党を伸ばしていただいて、3000円のパスを実現しなければならないと思っています(「お願いします」の声と拍手)。ありがとうございます。がんばります。


子ども医療費無料化へ 多摩格差解消
 多摩格差の問題も本当に深刻です。子どもの医療費無料化も、23区では当たり前。中学生まで完全無料です。多摩地域に来ると、清瀬・東久留米もそうですけれど、有料になってしまう。安心して医療機関に通うことができない。そういう声がたくさん寄せられています。
 同じ都民なのに、住んでいるところが違うからといって、サービスが違う。これは問題だと思います。こういうところにこそ、都政の光を当てるべきだと強く訴えたいと思います。(拍手)
 たくさんのことをやりたくて、障害者の医療費助成も拡充していきたい。演説する時間が足りないくらいです。(笑い)


東京都に福祉の心を取り戻す
 本当にできるんですか、と思われる方もいしゃっしゃるかもしれません。これは、できます。東京都の財政力は13兆円もあります。スウェーデンと同じだけの力をもっている。お金の使い方を切り替えれば、みなさんに振り向けることができます。
 東京都にないのはお金ではありません。福祉の心です。(「そうだ」の声、拍手)
 福祉の心をしっかり取り戻す。これが都議会議員選挙の大きなテーマです。どうかその仕事を私、原のり子にやらせてください。(拍手)

清瀬小児病院の廃止
「障害児が行ける病院がなくなった」の声が
 先日は障害児。障害者の運動をしているみなさんと話し合いをする場に参加しました。帰りがけに、何人もの方から声をかけられました。それは、都立清瀬小児病院の廃止問題だったんです。
「府中まで行っています」と
 清瀬小児病院が廃止されて、障害児が行ける病院が地域になくなってしまった。多摩北部医療センターに行ったけれど、なかなか受け入れが難しかった。それで府中(都立小児総合医療センター)まで行っています、ということでした。この負担が本当に大変だ、と訴えられました。
 ある場所で「まちかどスピーチ」をやっていたときにも、障害児のお母さんが駆け寄って来てくださいました。「自分の友だちも清瀬にいたけれども、引っ越しをして府中にいきました」と。「障害児を安心して育てていく、いつでも医療機関に通えるためには、近くに専門の病院がなければならないので、府中まで引っ越したんです」という話をされていました。
「廃止反対」の声をあげる都議会議員がいなかった
 私は、小児病院問題は終わっていないことを痛感しました。
 私は、都立清瀬小児病院の廃止に反対する運動を清瀬・東久留米のみなさんと一緒に10年続けました。廃止反対の声を上げ続けましたが、この地域から「廃止反対」の声をあげる都議会議員がいませんでした。ですから、こういう理不尽なことが起きてしまいました。
廃止反対運動10年
小児医療充実へ 都民の声をまっすぐに届ける議席を
 でも諦めずに、清瀬・東久留米のみなさんと一緒に、この地域の小児医療を充実させようという取り組みをいまも続けています。先日も、多摩北部医療センターに行って交渉しました。障害児も安心して通え、小児整形外科、新生児集中治療室(NICU)なども設置される、そういう改善をさせるためにも、都議会議員選挙が本当に大事です。
 この地域から、みなさんの声をまっすぐ届ける議席をみなさんと一緒に勝ち取っていきたいと思います。どうか、日本共産党の原のり子に大きなお力添えをいただきますよう、重ねてお願いいたします。(拍手とともに、「イエーイ」の声がありこちから)



清瀬市での第一声=清瀬駅北口西友前
中央は宮本徹衆院議員
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東久留米市での第一声=イトーヨーカドー前
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by hara-noriko | 2017-06-23 18:35 | 都議選 | Comments(0)

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