決算特別委員会の質疑から(1)都営住宅をめぐって   

 決算特別委員会の第三分科会が終わりました。ふ~。都議会での質問の仕方は市議会のときと違う部分もあり、色々な意味で勉強になりました。
 私がとりあげたテーマは、都営住宅問題、生活道路の改善と安全対策、都市農業支援です。市民のみなさんからうかがっている切実な問題を、昨年度の決算をふまえて質問しました。いくつか、大事なやりとりもできました。順次報告します。

住居内のカビ問題 ただちに調査して対応してほしい
 都営住宅の営繕についての決算は、予算額を大きく超えている。もともと、予算が少ないのではないか。しかも、対応されていない問題も多く残っている。…そのひとつが、住居内のカビ問題です。
 建て替え直後にカビが発生し相談したがとりあってもらえず、結局一部屋が使えない状態で何年も暮らしているという方。また、風通しも悪くない部屋でも、カビが発生し、住んでいる方の使い方の問題に解消できないケースも。これまで、何人もの方から声が寄せられ、市議の時から尾崎あや子都議や白石たみお都議の力もかりて解決に向けて取り組んできました。いよいよ、自分自身が都議になり、直接質問することができました! わかったことは…。
漏水や建物の構造を理由にした場合などは公費で修繕できる
 カビについては入居者の負担で修繕するということになっているが、漏水や建物の構造を理由にした場合などは、公費負担で修繕する。調査をしたうえで判断している。今問題になっているところを改めてただちに調査し、対応してほしいと強く求めました。

エレベーターの設置 自治会からの要請が330件も
スピードアップを強く求める
 エレベーター設置も切実です。既存の都営住宅に設置してほしいとの自治会からの要請が、なんと現在330件ということがわかりました。毎年、65基分の予算を組みながら、30基程度しか設置されていません。これでは、10年かかってしまいます。スピードアップを強く求めました。また、1棟あたり4階段以上の住棟についてのエレベーター設置も19棟の要望があることが明らかに。推進体制の強化も含め、求めました。

都営住宅建て替え後の都有地活用
 建て替え後に創出される都有地の活用について、清瀬市でも中里や野塩で大きな課題です。この5年間は、創出用地について、福祉施設にしているところが多いこともわかりました。同時に、地域開発要綱にもとづけば、福祉以外の施設でもつくることが可能です。
地元区市の要望をふまえ連携し活用をすすめていく、の答弁
 大事だったのは、都有地の活用にあたっては、地元区市の要望をふまえ、連携し活用をすすめていく、という答弁です。都有地は都民の財産です。ぜひ、市民のみなさんの声が反映されるように求めていきます。

二人世帯向けシルバーピア

連れ合いが亡くなっても引っ越しは「強制ではない」
 二人世帯向けのシルバーピア(高齢者住宅)については、入居者が一人になったときは、一人世帯用の居室に移動するという誓約書を書いた上で入居しています。しかし、高齢になってから連れ合いが亡くなり、引っ越さなければならないという負担は大変なものです。一人亡くなって荷物が一人分になるわけでもありません。その問題を考えると夜も眠れない、との声も寄せられています。これについては、部長答弁で、「あくまでも強制ではない」と! 大事な答弁だと思いました。

福島からの避難者が都営住宅に入れるように
 最後に聞いたのは、福島からの避難者の方が、都営住宅に入れるように支援をしてほしい、ということです。東久留米では、まもなくとりこわす国家公務員住宅にお金を払って数世帯の方が住んでいます。都営住宅に申し込んだが入れなかった方もいます。改めて、条件を緩和して募集をしてほしい、と強く求めました。また、カビもひどく老朽化している居室にメンテナンスもなく住んでいる状態の改善を、東京都からも国に働きかけをと求めました。これからが大事。とりくみを強めます。

 やりとりの詳細は改めて紹介します。


決算特別委員会第三分科会での質疑(10月27日)
左端は、いび匡利(まさとし)都議
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ハナミズキの実
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【関連記事】
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決算特別委員会の質疑から(3)都市農業への支援をめぐって




by hara-noriko | 2017-10-27 21:38 | 都議会 | Comments(0)

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