「9条改憲ノー」の3000万署名にご協力を
2018年 01月 14日
9条改憲の発議を急ぐ安倍首相
安倍首相は、憲法9条を変えるために今年の前半にも改憲の発議をしようとしています。とんでもないことではないでしょうか。
世論調査などを見ても、「いま改憲をしてほしい」「憲法9条を変えてほしい」といっている人は少数です。多くの方が望んでいない憲法9条を変える流れにみなさんと一緒にストップをかけることは、強く求められていると思います。
自衛隊が海外で武力行使できるようになるなんて
安倍首相は、憲法9条に自衛隊を書き込んでいこうとしていますが、これはたいへん危険です。
9条は、二度と戦争はしないことを誓っている大事な条項です。ところが、新しい条項(自衛隊の明記)を加えることによって、9条がもともともっている誓いが崩れていきます。9条2項で「戦力の不保持」をいっているところに、あとから第3項として自衛隊が明記されてしまうと、2項が死んでしまいます。安倍内閣は、集団的自衛権の行使を認めてしまっているので、自衛隊による海外での武力行使が可能になってしまいます。安倍首相の下で行われようとしている改憲に対して、幅広いみなさんと一緒にストップをかけたいと思っています。
思想・信条、立場の違いを超えて
安倍首相が計画している9条改憲に反対する署名が、思想・信条、立場の違いを超えて全国でとりくまれています。「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」です。3000万人から集めようとしているので、「3000万署名」と呼ばれています。内閣総理大臣と衆参両院議長に提出される署名で、(1)憲法9条を変えないでください(2)憲法の平和・人権・民主主義が生かされる政治を実現してください―という2点を求めています。
3000万の人が「憲法9条を変えるな」と署名をすれば、どれだけ大きな影響があるかははっきりしているのではないでしょうか。安倍首相に憲法「改正」の発議をさせないための署名です。いま、この街頭宣伝でも署名を呼びかけていますので、ご協力を心からお願いします。
国民の世論を見える形で
安倍首相は、改憲勢力が国会の多数を握っているうちに改憲発議をして、国民投票にもっていこうとしています。でも、これをさせてはいけないのではないでしょうか。「9条の改憲をしてほしい」という人は世論調査でも少数でであることがはっきりしています。政治でやってほしいのは、社会保障をしっかり守ることや働く人たちを応援することです。それには目を向けず、自分のやりたい9条の改憲にひた走っているのが安倍首相の姿です。森友・加計疑惑だけでなく、この点でも国政を私物化しています。ご一緒に声を上げていきましょう。国民の世論を見えるものにしていきましょう。
署名について詳しくはこちらから
「3000万署名」の詳しい内容は、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」のホームページをご覧ください。署名の内容や署名用紙、宣伝グッズなどがあります。ネット署名(総理大臣あてのみ)もおこなわれています。
by hara-noriko | 2018-01-14 20:23 | 国政 | Comments(0)