政権交代で核兵器禁止条約を批准する政府つくろう   

 10月24日、毎週土曜日定例の訴えを東京・東久留米駅前でおこないました。日本共産党の宮本徹衆院議員(衆院東京比例ブロック予定候補、衆院東京20区予定候補)、北村りゅうた・東久留米市議、地元の党後援会の人たちといっしょに、国政・都政・市政の報告をしました。私は、どうしても伝えたいことがありました。それは、核兵器禁止条約の発効についてです。スピーチを紹介します。

核兵器禁止条約発効まであと1カ国
被爆者のサーロー節子さん「うれしくて泣いた」

 核兵器禁止条約の発効まで、あと1カ国になりました。いよいよです。50カ国が批准すれば条約は発効します。すでに49カ国が批准しました。核兵器は違法なものだ。これが世界の流れです。唯一の被爆国・日本として、二度と広島・長崎のような悲劇をおこさないためにも、「核兵器禁止条約を一日も早く発効してほしい」と、高齢の被爆者のみなさんが命を削ってがんばってきました。その取り組みがいよいよ実ろうとしています。広島の被爆者で国連でも訴えたサーロー節子さん(カナダ在住)は、「立ち上がれず、座ったままうれしくて泣いた」と話しています。
 核兵器禁止条約は2017年7月7日、122カ国によって採択されました。50カ国目の批准書が国連に寄託された後90日で発効します。

発効を妨害する米トランプ政権
条約に背を向ける菅政権

 しかしみなさん、最大の核兵器保有国・米トランプ政権は、核兵器禁止条約の発効を妨害しています。すでに核兵器禁止条約を批准した国に、批准書の撤回を迫る書簡を送っている、と米紙ワシントン・ポスト(電子版)が報じています。
 日本政府も、唯一の被爆国であるにもかかわらず核兵器禁止条約を批准しない、反対する立場をとり続けてきました。誕生した菅政権は、核兵器禁止条約に背を向けています。とんでもないことではないでしょうか。

政権交代で条約を批准する連合政権を
平和と民主主義を守る当たり前の政治こそ

 やっぱりこういう問題を前に進められる新しい政権をつくっていかなければならないのではないでしょうか。日本共産党は、市民のみなさん、野党のみなさんと力を合わせて一日も早く政権交代を実現して連合政権をつくっていくために力を尽くしているところです。
 この地域(衆院東京20区=清瀬市、東久留米市、東村山市、東大和市、武蔵村山市)は、日本共産党の宮本徹衆院議員が野党統一予定候補として活動しています。みなさんの
声を国政にしっかり届けていく。一日も早い政権交代で、平和と民主主義を守る当たり前の政治にきりかえていきましょう。

政権交代で核兵器禁止条約を批准する政府をつくろう、と訴えました
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国政報告をする宮本徹衆院議員
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市政報告をする北村りゅうた市議
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by hara-noriko | 2020-10-24 23:59 | 国政 | Comments(0)

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