2017年 11月 30日 ( 1 )   

高齢者の実態とかみ合った提言を出せるのか   

都議会総務委員会で質問
「超高齢社会における東京のあり方懇談会」について
 11月30日、都議会総務委員会。政策企画局の事務事業質疑で、「超高齢社会における東京のあり方懇談会」について質問しました。知事が立ち上げた有識者懇談会。先日1回目の会議が行われましたが、心配なことも多く…率直に質問しました。
 超高齢社会のなかでの地域のあり方を幅広く議論してもらい、地域モデルを提案してもらう、とのことですが…。

なぜ都の特別顧問を委員に入れたのか
 懇談会の委員は、7人。実は、師弟関係であったり、一緒に仕事をしている近しい関係の方々が中心。幅広い議論といいますが、プロジェクトチームのような感じともいえます。しかも、東京都の特別顧問の人も入っている。
 なぜ、特別顧問を入れたのか聞いたところ、「結果としてそうなった」。
 私「特別顧問である必然性はないのでは?」
 部長「必然性はない」。
 本来、自由に議論してもらいます、といいながら、都側の人を入れるというのは、最初から知事の意向にそってすすめていくのか、と見えます。

都民の意見を聞くことが決まっていない
 さらに問題なのは、都民意見を聞く、ということが決まっていないのです。「都民意見を聞くかどうかは、今後の懇談会の議論をふまえていくものと認識している」と。
 それはおかしいのではないでしょうか。来年度予算でも、局からは500万円の予算要望がだされている、それだけの都民の税金をかける懇談会なのに、都民の意見を聞くかどうかもきまっていないなんて。
 東京都として、都民の声を広く聞くように懇談会に提起してほしい、と求めたところ、「私たちは事務局として、懇談会の人たちが自由闊達に議論することを下支えしていく立場。都民意見を広く聞いていくかどうかは、懇談会ではかられていくもの」との答弁。
 私は、「自由な議論を保障することと、都民意見を広く聞くことはまったく矛盾しない。東京都としての姿勢が問われる」ことを指摘しました。

大事になっている議会の議論

 この懇談会は、原則公開であり、議事録も同様です。しかし、設置要綱では、非公開とすることも可能になっています。この懇談会の目的からいって、非公開にすることは想定されない、きちんと公開で進めていくべきと求めました。
 この懇談会で決まったことが、ほかの福祉計画などをとびこえ、都民意見もきかずに進められるようなことがないように求めました。「さまざまな行政計画とは異なるものであり、配慮していく」との答弁でした。
 この懇談会が本当に高齢者の実態とかみ合った提言がだされるのか、知事のパフォーマンスなのか…今後の動きを注視していきます。
 しかし…特養や小規模多機能事業所、ショートステイなど、東京都は全国最下位レベル。地域資源が少ない中で、地域モデルを提案されてもかみあうのか。議会での議論や提案もますます大事になっていると思います。


北村りゅうたさん(右)といっしょに市民の意見を聞く
b0190576_23182915.jpg
夕方、東久留米駅前で訴え
b0190576_23102817.jpg
(撮影:いずれも長島可純 転載はお控えください)


桜木よしおさん キックオフ集会のお知らせ
b0190576_23103170.jpg

北村りゅうたさん 事務所ひらきのお知らせ
b0190576_23125884.jpg





by hara-noriko | 2017-11-30 23:11 | 都議会 | Comments(0)