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都議会総務委員会で2つの意見表明   

 12月11・12の両日、都議会総務委員会でした。私は、2つの議案について質疑をおこなったうえで、意見表明をおこないました。
 マスメディアでもとりあげられ、注目されている「自画撮り被害」防止条例(青少年健全育成条例の改正)については、都議団としても法律の専門家の意見も聞き取り、さまざま検討、議論をつみかさねた結果、賛成しました。何よりも、教育啓発が重要ということを中心に質疑も行いました。くわしい内容は、後日議事録をごらんいただければ幸いです。
 以下、2つの議案についての意見表明です。

「自画撮り被害」防止条例案
(青少年健全育成条例改正案)について

 第164号議案 東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例について、日本共産党都議団としての意見を申し述べます。
 青少年がだまされたり、脅されたりして、自分の裸などの写真を撮って送ってしまう「自画撮り被害」は、青少年の今後の人生にも影を落としかねない重大な問題です。被害にあわないためには教育啓発がきわめて重要です。教育庁、福祉保健局、生活文化局などとも連携して進めていくことを求めます。
 また、送ってしまった事後の対応でも、青少年に寄り添い、いつでも相談に応じ、画像が広がらないように手立てをとり、心のケアも継続しておこなうことなどの対応を強く求めます。
 同時に、不当な要求をする側が青少年だった場合の教育も重要です。本条例の第1条に位置づけられている、青少年の健全な育成を図る、との立場で教育的な対応がとられるよう求めます。以上の点について、今回改正される第18条の4で強化された東京都の責務が十分に果たされるよう求めます。
 そして、不当な要求をする大人に対する罰則が設けられますが、条例の運用については、青少年などの監視の強化につながるような人権侵害などがおきないよう、厳正に行うことを強く求め、賛成いたします。
★委員会の結果…可決(全員)

人権プラザの指定管理者の指定について
 第198号議案 東京都人権プラザの指定管理者の指定について、日本共産党都議団は、反対の立場から意見表明を行います。
 本議案は、東京都人権プラザの指定管理者として、都の監理団体である公益財団法人東京都人権啓発センターを、来年4月から10年間指定するという内容です。
 東京都人権啓発センターは、この間、指定管理者として人権プラザを運営してきました。企画や展示など、工夫や努力もされていることについては理解をしています。しかし、現在もなお、定款には「同和事業をはじめとした人権問題」と位置づけ、センターの事業計画案にもそのことを明記し、人権プラザ分館周辺のフィールドワークなど、同和事業を特にとりだして実施する内容もみられます。
 都は、さまざまな人権課題に中立・公平に対応することを条件に選定するとしているのに、矛盾しているのではないか、と質問しましたが、納得いく説明はありませんでした。
 そればかりか、これまで人権プラザ分館で指定管理者が担ってきた特定相談を廃止し、今度は東京都の事業として、同和事業の相談だけ取り出して委託事業として実施するといいます。これは問題です。
 また、都が位置づけている17の人権課題のひとつ、アイヌの人々については、国に窓口があるので相談してください、という趣旨の答弁でした。東京都が人権指針で定めている17の人権課題については軽重はない、優劣はない、といいながら同和事業を特別に重く扱っていることは納得できません。
 すべての人権課題について、平等に公平に相談を受け付け、その相談内容にふさわしい機関にしっかりつないでいく、という原点に立つべきです。以上の意見を述べ、本議案には反対します。
★委員会の結果…可決(共産党は反対)

 15日午後1時からの本会議(最終日)で、全議員による採決が行われ、可決される見込みです。


総務委員会で質問
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都政報告のミニビラです
道路の安全対策についての質問特集

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by hara-noriko | 2017-12-13 23:10 | 都議会 | Comments(0)

代表質問であらわになった小池知事の姿勢   

 都議会代表質問の続きです。日本共産党の米倉春奈さんの質問に対する小池知事の答弁でとくに問題を感じたのは、市場問題以外に、道路問題、横田基地問題です。

大型道路建設を見直そうとしない
 大型道路建設について、住民の方々が反対しようと、いっさい見直す気がないといってもいい知事の姿勢があらわになりました。道路も見直すべきは見直すはずではなかったのか? しかも、首都圏3環状道路をはじめいくつもの道路を推進すると知事は表明したので、では総額いくらかかるのか、と質問したところ、それにはいっさい答えません。そんな不誠実なことでいいのでしょうか。

米軍横田基地の事故についても抗議さえしない
 さらに米軍横田基地問題では、パラシュート貨物投下訓練で、30キロの貨物が脱落した事故についても、「基地の外に被害はなかった」と抗議さえしません。住宅が密集している基地外に落ちたら命にかかわる大問題なのに。知事は、都民の安全を守るとことあるごとに強調しているのに。
 福生市では、防衛省が改めて米側に質問等を照会した結果が議員に報告されています。先日の防衛省レクで出した意見や質問についても触れられています。しかし…
 *30キロの貨物の大きさについては、縦91㎝、横61㎝、高さ30㎝。しかし、落下による衝撃は不明、高度については運用に関することなのでお答えできない、と。
 *年間どのくらい訓練しているかは、運用に関することであるため、お答えできない。
 *夜間も投下訓練はしている。
 *人員降下訓練は周辺に影響を及ぼす可能性はあるので事前通報するが、貨物投下訓練等は周辺に影響を及ぼす可能性が低いので事前通報はしていない、とのこと。
 こうした回答を福生市では共有している。しかし、東京都はまったく問題にもしていない、抗議も何もしない。大問題です。
 横田基地問題、オスプレイ配備問題は都政の重大課題。取り組みをつよめなければならないと強く感じています。

朝の宣伝で(東京・清瀬駅前)
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by hara-noriko | 2017-12-08 23:54 | 都議会 | Comments(0)

議場に染み渡った米倉春奈都議の代表質問   

 東京都議会の代表質問(12月6日)。共産党からは、米倉春奈さんが質問に立ちました。小池知事の姿勢を厳しく追及しながら、都民の立場にたって一歩でも二歩でも切実な声が通るように、質問。素晴らしかったです!

築地市場の豊洲移転
「今ならまだ間に合います。今一度立ち止まるべきです」と
 とくに私は、安全も全く保障されない、税金もさらにつぎこまれる豊洲移転について、「知事、今ならまだ間に合います。今一度立ち止まるべきです」と語りかけた米倉さんの姿勢にじーんときてしまいました。米倉さんの声が議場に染みわたり、議場はしーんとなりました。

石原知事以来3代の知事と同じだ
 築地の市場業者、女将さん会の思いにも触れながら、築地ブランドを守ることを投げ出し、豊洲ブランドをつくるなどといい出した知事を批判。また、入札不調が続いているため、ゼネコンの要求にそって価格を1.4倍にも吊り上げたことにふれ、これでは石原知事以来3代の知事と同じだ、と厳しく指摘しました。
 でも、今ならまだ間に合う、豊洲への移転を強行すべきではない、とよびかけるところに米倉さんの思い、みんなの思いが込められています。あきらめずに頑張ろうと改めて強く思いました。

都民の願い 運動と結んで前進したものは…
 都民のみなさんの願い、運動と結んで、前進したものもありました。いくつか紹介すると…。
 *年間、都内で約9000人にものぼる介護離職。10月から介護と仕事の両立応援デスクも開設し、職場環境の整備を推進していく。
 *福祉施設整備のための都有地貸付料減額制度が今年までとなっているが、来年度以降について検討している。
 *医療的ケアが必要な子どもたちの通学保障について。保護者の付き添いがなければ通えない、という問題の解決に向け、看護師配置や医療的ケアの範囲の検討などをすすめる。
 *木造住宅耐震助成は、木造住宅密集地域の一部に限定されているが、それ以外の地域にも広げるよう検討する。
 *都の心身障害者医療費助成制度を、精神障害の方を対象にすることを鋭意検討中であること。
 確実に進むよう、引き続きみなさんととりくんでいきます。


代表質問に立つ米倉春奈都議

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北村りゅうたさん(中央)と一緒に清瀬駅前で朝の宣伝(12月8日)
(左から)清瀬市議の山崎美和さん、原田ひろみさん
(右から前後に)原のり子、東久留米市議の村山順次郎さん

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by hara-noriko | 2017-12-08 11:59 | 都議会 | Comments(0)

都議会第4回定例会の日程   

 都議会第4回定例会(12月議会)が始まっています。6日(水)に各会派の代表質問が、8日(金)には一般質問が、それぞれおこなわれます。その後、常任委員会で質疑が続きます。ぜひ、傍聴にいらしてください。主な日程を紹介します。

都議会第4回定例会の予定(それぞれ午後1時から開始予定)

12月1日(金) 開会(本会議)
12月6日(水) 代表質問(本会議)
 日本共産党 米倉春奈(豊島区選出)
  福祉の充実について
  教育の充実について
  中小企業・小規模企業振興について
  防災対策について
  都政運営について
  知事の基本姿勢について
  (質問項目は一部変更されることがあります)
12月8日(金) 一般質問(本会議)
 日本共産党 星見てい子(目黒区選出)
  子どもの貧困対策について
  福祉施設の整備について
  都政運営について
  (質問項目は一部変更されることがあります)
12月11日(月)~13日(水)(常任委員会)=下に詳報=
12月15日(木) 閉会(本会議)

【各常任委員会の日程と日本共産党の所属議員】
(◎委員長、〇副委員長、△理事)

総務委員会       11日(月)質疑 12日(火)採決
とくとめ道信 原のり子

財政委員会       11日(月)質疑 13日(水)採決
曽根はじめ△ 清水ひで子

文教委員会       12日(火)質疑 13日(水)採決
里吉ゆみ◎ 米倉春奈△ 池川友一

都市整備委員会     11日(月)質疑 12日(火)採決
白石たみお〇 星見てい子

厚生委員会       12日(火)質疑 13日(水)採決
和泉なおみ〇 藤田りょうこ

経済・港湾委員会    12日(火)質疑 13日(水)採決
尾崎あや子△ あぜ上三和子

環境・建設委員会    11日(月)質疑 13日(水)採決
河野ゆりえ〇 原田あきら

公営企業委員会     11日(月)質疑・採決
とや英津子△ 斉藤まりこ

警察・消防委員会    12日(火)質疑・採決
大山とも子

傍聴について
傍聴の仕方は、こちらから。託児サービスもあります。

本会議傍聴、幼児ルームご利用の問い合わせ先
 議会局管理部総務課
 電話   03(5320)7111
 ファクス 03(5388)1776

委員会傍聴の問い合わせ先
 議会局議事部議事課
 電話   03(5320)7141
 ファクス 03(5388)1774

委員会傍聴での「磁気ループ」利用の問い合わせ先
 議会局管理部経理課
 電話   03(5320)7122
 ファクス 03(5388)1776


西武新宿線・花小金井駅北口で朝の宣伝
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訴える北村りゅうたさん
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訴える村山順次郎市議
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都政報告のミニビラです。都市農業についての質問特集

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by hara-noriko | 2017-12-04 19:20 | 都議会 | Comments(0)

高齢者の実態とかみ合った提言を出せるのか   

都議会総務委員会で質問
「超高齢社会における東京のあり方懇談会」について
 11月30日、都議会総務委員会。政策企画局の事務事業質疑で、「超高齢社会における東京のあり方懇談会」について質問しました。知事が立ち上げた有識者懇談会。先日1回目の会議が行われましたが、心配なことも多く…率直に質問しました。
 超高齢社会のなかでの地域のあり方を幅広く議論してもらい、地域モデルを提案してもらう、とのことですが…。

なぜ都の特別顧問を委員に入れたのか
 懇談会の委員は、7人。実は、師弟関係であったり、一緒に仕事をしている近しい関係の方々が中心。幅広い議論といいますが、プロジェクトチームのような感じともいえます。しかも、東京都の特別顧問の人も入っている。
 なぜ、特別顧問を入れたのか聞いたところ、「結果としてそうなった」。
 私「特別顧問である必然性はないのでは?」
 部長「必然性はない」。
 本来、自由に議論してもらいます、といいながら、都側の人を入れるというのは、最初から知事の意向にそってすすめていくのか、と見えます。

都民の意見を聞くことが決まっていない
 さらに問題なのは、都民意見を聞く、ということが決まっていないのです。「都民意見を聞くかどうかは、今後の懇談会の議論をふまえていくものと認識している」と。
 それはおかしいのではないでしょうか。来年度予算でも、局からは500万円の予算要望がだされている、それだけの都民の税金をかける懇談会なのに、都民の意見を聞くかどうかもきまっていないなんて。
 東京都として、都民の声を広く聞くように懇談会に提起してほしい、と求めたところ、「私たちは事務局として、懇談会の人たちが自由闊達に議論することを下支えしていく立場。都民意見を広く聞いていくかどうかは、懇談会ではかられていくもの」との答弁。
 私は、「自由な議論を保障することと、都民意見を広く聞くことはまったく矛盾しない。東京都としての姿勢が問われる」ことを指摘しました。

大事になっている議会の議論

 この懇談会は、原則公開であり、議事録も同様です。しかし、設置要綱では、非公開とすることも可能になっています。この懇談会の目的からいって、非公開にすることは想定されない、きちんと公開で進めていくべきと求めました。
 この懇談会で決まったことが、ほかの福祉計画などをとびこえ、都民意見もきかずに進められるようなことがないように求めました。「さまざまな行政計画とは異なるものであり、配慮していく」との答弁でした。
 この懇談会が本当に高齢者の実態とかみ合った提言がだされるのか、知事のパフォーマンスなのか…今後の動きを注視していきます。
 しかし…特養や小規模多機能事業所、ショートステイなど、東京都は全国最下位レベル。地域資源が少ない中で、地域モデルを提案されてもかみあうのか。議会での議論や提案もますます大事になっていると思います。


北村りゅうたさん(右)といっしょに市民の意見を聞く
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夕方、東久留米駅前で訴え
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(撮影:いずれも長島可純 転載はお控えください)


桜木よしおさん キックオフ集会のお知らせ
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北村りゅうたさん 事務所ひらきのお知らせ
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by hara-noriko | 2017-11-30 23:11 | 都議会 | Comments(0)

ますます重要 主権者教育   

都議会総務委員会で質問
選挙管理委員会の事業について
 11月21日、都議会総務委員会の事務事業質疑で、選選挙管理委員会にかかわる事業についても質疑を行いました。以下主な内容です。

18歳選挙権
 18歳選挙権が始まり、選管では、高校において出前授業や模擬投票などを実施している。ところが、提出していただいた資料をみると、毎年のように選挙が行われているにもかかわらず、都選管による高校での出前授業・模擬投票が減少している。状況をうかがう。→都選管ホームページで資料や授業の様子を公開している。それらを活用して市区町村独自にも実施されてきている。それらを含めると、高校において昨年度は109校で実施しており、増えている。

意識を高める取り組みを
 主権者教育はますます重要。教育委員会とも連携しながら、意識を高めるとりくみが必要。取り組み状況は?→中学3年生に「レッツスタディ選挙」を教材として配布するなどのとりくみや、教職員の説明会に講師として参加している。

投票の仕方がわかりにくい
 先に行われた衆院選において、最高裁判所国民審査と比例代表の投票用紙を一緒に渡され、それぞれの投票箱に入れるが、わかりにくい、戸惑った、なぜひとつずつの投票にしないのか、という声がたくさん寄せられた。本来、小選挙区、比例代表、国民審査、と一件ずつの投票にすべきではないか、と考え、都選管の見解を聞いた。
 →何度かやりとりしましたが、総務省が示しているやり方にそって実施している、とのこと。また、選挙の投票が終わったら退出してしまわないように、同時に国民審査の投票用紙も渡している、とも述べていましたが…う~ん、疑問です。また調べていきたいと思います。

<私の思い>

意見表明権などを大事にしてこそ
 18歳選挙権がはじまり、若い人達の投票率が話題になるなかで、「大人でも投票しない人がたくさんいるのに、若い人ばかり問題視されるような取り上げ方はいやだ」という声も紹介しながら、全体の投票率アップへのとりくみが大事であることを指摘しました。
 また主権者教育のおおもとで大事なのは、子どもの権利条約で位置付けられている意見表明権などが日ごろから大事にされ、子どもたちの意見が社会にいかされていくという経験をたくさん積み重ねていくことです。今後、東京都150年のとりくみが行われるとのことだが、子ども議会を実施したらどうでしょうか。
出前講座と模擬投票
 ある障害者通所施設では、選管に相談して出前講座と模擬投票を実施したとの経験をうかがった。大変有効で、自分で考えて決めるということ、そして当日わからなかったら心配しないで係の人に聞けばいいとわかり、自信をもって投票に行けた、との経験を紹介し、こうしたとりくみを選管としてさらに進めていくことを求めました。

選挙管理委員会に質問

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答弁を聞く
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(撮影:長島可純 ↑上の2枚 転載はお控えください)

朝の宣伝で握手(東久留米駅前)

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by hara-noriko | 2017-11-26 13:44 | 都議会 | Comments(0)

総務局の仕事について質問   

 11月21日、都議会総務委員会でした。総務局、選管にかかわる事務事業質疑をおこないました。私がとりあげたなかから、いくつか紹介します。まず、総務局です。

首都大学東京
 首都大学東京が来年度から学部再編が行われることに伴い、連絡バスの増便など必要な対応を。→大学の要望を聞きながら、適切に対応。

とちょう保育園
 とちょう保育園付近の喫煙所については撤去を。→検討課題。

都庁内のパワハラ
(1)今年の2月から都庁内のパワーハラスメント等に対応する弁護士相談が始まった。これまでに寄せられた件数と内容は。→70件。パワハラ、無視、セクハラなど。
(2)一個人の問題に解消せず、組織の問題として受け止め職場環境の改善に努めるべきだ。→管理監督者を中心に研修、講習、相談事例も示しての意識啓発。

LGBTの方たちへの理解
 LGBTの方たちへの理解を広げていくことを位置付けている東京都として、同性パートナーのいる職員への結婚休暇や介護休暇などの実施を。→すべての職員がいきいきと働ける環境づくりは組織としての責務。国や他自治体の状況も参考に対応する。

人権相談
(1)人権相談はどんな相談でもできることが大切であり、特定相談という形で同和とアイヌをとりだすのでなく、人権相談全体の充実が必要ではないか。→相談事業全体のあり方について見直しを検討。
(2)人権問題について、優先すべきものとそうではないものがあるか。→人権問題に優劣はない。
(3)その視点で人権相談の見直しを求める。

人権プラザ分館は存続を
(1)台東区の人権プラザ分館について。今年度末をもって、閉館するとなっているが、スケジュールは。→年度末に閉館し、手続きを経たのち、建物を除却する予定。
(2)すぐに解体されるわけではないということ。地域のみなさんから、引き続き活用したいとの要望が東京都にだされている。この声に向き合うべき。→一部の方々から要望がある。が建物は老朽化しているので使用継続は考えていない。
(3)決して一部の方々の声ではない。台東区にも陳情を出されるなど、なんとか存続の道を開けないか、たくさんの住民のみなさんがとりくまれている。建物の躯体は耐震上問題ない。公共施設はストック活用という考え方で既存の建物をリノベーションして利活用するところが増えている。ぜひ、再度検討を。→もし建物を存続させるとなれば、大規模改修が必要になり、多額の費用がかかる。これは都民の理解を得られない。現時点では存続は考えていない。
(4)台東区の陳情は継続審査になっている。東京都として、慎重に対応すべきだ。

人権プラザ本館をより利用しやすいものに
(1)港区の人権プラザ本館は、人権問題を子どもにもわかるように工夫している。ぜひ、広く周知してほしい。同時に、多くの人が利用しやすいように、常に必要な施設改善を。→ご意見をふまえより利用しやすい施設にしていくよう努める。
(2)とくにバリアフリーについての改善をすすめてほしい。例えば点字ブロックの色を黄色にわかりやすくするなどの改善を。


総務局の事務事業について質問
(右は、とくとめ道信都議)

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(撮影:長島可純 ↑ 転載はお控えください)


清瀬市・東久留米市で都政報告をしています

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by hara-noriko | 2017-11-24 12:03 | 都議会 | Comments(0)

決算特別委員会の質疑から(3)都市農業への支援をめぐって   

 決算特別委員会での質疑の報告、3回目です。農業費の決算について質問し、都市農業への支援を求めました。

「このままでは農業を続けられない」 悲痛な声を胸に

 農業者のねばりづよいとりくみの結果、都市農業振興基本法が成立し、都市の農地は宅地化するものから、保全すべきものと変わりました。これは本当に画期的なことです。
 しかし、本当に都市農業を守る、農地を守るためには、農業者を本気で支援していく具体的な施策が求められています。しかも、2022年には、生産緑地の8割が期間満了を迎えようとしているなか、切実さ、緊急性は高まっています。生産緑地はこの10年間に、都内全体で440ヘクタール減少、このうち多摩地域が360ヘクタール減少しています。そして、依然として経済状況は厳しく、このままでは農業を続けられない、農地を手放さざるをえない、という悲痛な声が上がっています。こうした状況をふまえて、決算審査に臨みました。

都市農業活性化支援事業
3戸未満でも申請できる場合がある

 昨年度からスタートしている都市農業活性化支援事業は、予算現額4億6468万円、決算額は4億237万円とのこと。執行率は86.6%。しかし、実際には、使い勝手を改善してほしい、との声があります。申請がひとつの農家だけでも、また事業規模が小さくても認めてほしい、と。
 答弁では、3戸以上で1件あたりの最低事業費500万円だが、地域的な特性や生産品目などによって集団化が困難な場合には3戸未満でも、1件あたり200万円で対象にできる、と。私は、申請は区市町にすることから、東京都から改めて、3戸未満でも申請できることを十分に周知徹底してほしい、と求めました。同時に、使い勝手については、農業者の声を聞きながら必要に応じて改善をすすめることも求めました。

都内の体験農園は107 特化した支援なし
都市農業活性化支援事業を活用できる
 農地を守る、農業者を支援していく、市民にも都市農業を身近に感じていただく、という点で農業体験農園は大変有効な事業です。東京にふさわしい地産地消のひとつのスタイルだと思います。現在、都内に、いくつの農業体験農園があるか聞いたところ、107農園とのこと。しかし、体験農園に特化した支援策はありません。
 その点について質すと、「都市農業活性化支援事業を活用して、農業体験農園の開設に必要な整備、農園利用者が共同で使用する休憩所や農機具置き場などの整備を補助対象としている」と。
支援のあり方をさらに検討してほしい、と指摘
 私は、ぜひ、その点も周知してほしいということとともに、支援のあり方をさらに検討してほしいと指摘しました。自治体によっては、農園利用者の利用者負担を軽減する支援も行なっています。こうした例も検討し、東京のどこの体験農園でも、同じサービスで利用できるようにしていくことが大事ではないでしょうか。
 現に、体験農園に参加した市民の方が学校に出張授業に行ったり、さまざまなかたちで都市農業を守る担い手になっている例も多くあり、そうした点からも支援の強化が必要であると指摘しました。

昨年の新規就農者は都内で50人
 最後に、都内の新規就農者について質問しました。昨年度は50人。そのうち、農家の子弟以外の方は何人か聞いたところ、9人とのこと。私も、サラリーマン生活をしていた若いご夫婦が、都内で農業を始められ、継続してがんばっているというケースをうかがっています。
新規就農者への支援は
国の「青年就農給付金事業」や都の「活性化支援事業」
 そういう方々への支援についてうかがったところ、国の「青年就農給付金事業」を活用すれば、年間最大150万円、最長で5年間交付され、農業経営を軌道に乗せていく力になる、と紹介されました。あわせて、「活性化支援事業」も活用できる、と。ぜひ、こうした支援策を周知していただき、都市農業の担い手をふやしていくことは重要だと指摘しました。

相続税や固定資産税の負担軽減 踏み込んだ支援求める

 そして、相続税や固定資産税の負担軽減など、東京都も国に要請していくことを東京農業振興プランで位置づけているのだから、そこはしっかりとりくむとともに、東京都としてもさらにふみこんだ支援策をすすめることを最後に求めました。

 今回で「決算特別委員会の質疑から」をいったん終わります。
 詳細を改めて掲載する予定です。


都市農業への支援強化を求めました
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台風一過の富士山
10月30日朝、東久留米駅「冨士見テラス」から
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【関連記事】
決算特別委員会の質疑から(1)都営住宅をめぐって
決算特別委員会の質疑から(2)道路の安全をめぐって




by hara-noriko | 2017-10-30 22:25 | 都議会 | Comments(0)

決算特別委員会の質疑から(2)道路の安全をめぐって   

 都議会決算特別委員会で私がおこなった質疑の報告です。2回目は、道路の安全対策です。

生活に欠かせない道路の補修や歩道設置を急げ
 建設局の決算審査では、道路橋梁(きょうりょう)費について質問しました。道路橋梁費全体の当初予算は3967億8700万円。そのうち、環状2号線などの街路事業費が2159億6200万円を占めています。実際には、予定通りには進まず、決算としては1231億8991万Ⅰ千円です。かたや、道路補修費の決算は、215億8900万円。交通安全施設費は357億円余り(無電柱化推進積立基金を除く)。住民が反対する新規大型道路の建設を進めるのでなく、もっと、住民生活に欠かせない既存道路の補修や歩道設置などの安全対策に予算を振り向けるべきです。そうした考えから、質問しました。

歩道整備は年間1611mだけ!?
 決算によると、1年間で歩道整備は1611mです。これは、あまりに少ないのではないでしょうか。質問したところ、12か所実施したものの、実施できなかった箇所も残されているとのことです。

遅れている所沢街道の歩道整備
 私は、実施が大幅に遅れている所沢街道について質問しました。歩道設置を求めて、くりかえし市議会にも請願陳情がだされ、全会一致で可決されているにもかかわらず、10年以上も解決していません。交通事故もおこり、一日も放置できない場所です。
 都は、「南町4丁目から八幡町2丁目までの1.3キロメートルの区間について、市と基本協定を今年の4月に結び、用地取得業務は市が、設計・調査・工事を都が行うことを定めた。今後、事業化に向けすすめていく」との答弁。

歩道について都は「整備の推進は重要」と答弁
 改めて、歩道整備をすすめる意義についても質問。都は、「歩道は歩行者の安全確保はもとより、ライフラインの収容空間の確保など、多様な機能を有している。整備の推進は重要である」と。推進を強く求めました。

都道前沢保谷線の一部区間
通学路の安全対策を実施して今年度末、市に移管
 もうひとつとりあげたのは、東久留米市内の都道前沢保谷線の一部区間(旧市役所通り)についてです。ここは並行した位置にある都市計画道路東3・4・19号線の整備が完了したことに伴い、市に移管されることが決まっています。しかし、もともと、通学路の安全対策など強く求められながら十分に解決していない道路です。移管にあたっては、都として対策をきちんととったうえで行われるべきです。
 そのことを質問したところ、「市と協議をしている。市の要望を十分に反映した工事を予定している」とのこと。通学路の危険なふたかけ部分を連続したコンクリート板に更新、カラー舗装の塗り直し、交差点の巻き込み部分の車止めの設置、など具体的に答弁がありました。それらを実施したうえで、今年度末に移管する、と。
 私はそのうえで、子どもたちが歩く側に、通学路だということがはっきりわかる表示が必要であることを指摘し、強く要望しました。

 詳細は、改めて掲載します。


カワセミ

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羽を繕うコサギ

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カルガモの水浴び
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by hara-noriko | 2017-10-29 17:30 | 都議会 | Comments(0)

決算特別委員会の質疑から(1)都営住宅をめぐって   

 決算特別委員会の第三分科会が終わりました。ふ~。都議会での質問の仕方は市議会のときと違う部分もあり、色々な意味で勉強になりました。
 私がとりあげたテーマは、都営住宅問題、生活道路の改善と安全対策、都市農業支援です。市民のみなさんからうかがっている切実な問題を、昨年度の決算をふまえて質問しました。いくつか、大事なやりとりもできました。順次報告します。

住居内のカビ問題 ただちに調査して対応してほしい
 都営住宅の営繕についての決算は、予算額を大きく超えている。もともと、予算が少ないのではないか。しかも、対応されていない問題も多く残っている。…そのひとつが、住居内のカビ問題です。
 建て替え直後にカビが発生し相談したがとりあってもらえず、結局一部屋が使えない状態で何年も暮らしているという方。また、風通しも悪くない部屋でも、カビが発生し、住んでいる方の使い方の問題に解消できないケースも。これまで、何人もの方から声が寄せられ、市議の時から尾崎あや子都議や白石たみお都議の力もかりて解決に向けて取り組んできました。いよいよ、自分自身が都議になり、直接質問することができました! わかったことは…。
漏水や建物の構造を理由にした場合などは公費で修繕できる
 カビについては入居者の負担で修繕するということになっているが、漏水や建物の構造を理由にした場合などは、公費負担で修繕する。調査をしたうえで判断している。今問題になっているところを改めてただちに調査し、対応してほしいと強く求めました。

エレベーターの設置 自治会からの要請が330件も
スピードアップを強く求める
 エレベーター設置も切実です。既存の都営住宅に設置してほしいとの自治会からの要請が、なんと現在330件ということがわかりました。毎年、65基分の予算を組みながら、30基程度しか設置されていません。これでは、10年かかってしまいます。スピードアップを強く求めました。また、1棟あたり4階段以上の住棟についてのエレベーター設置も19棟の要望があることが明らかに。推進体制の強化も含め、求めました。

都営住宅建て替え後の都有地活用
 建て替え後に創出される都有地の活用について、清瀬市でも中里や野塩で大きな課題です。この5年間は、創出用地について、福祉施設にしているところが多いこともわかりました。同時に、地域開発要綱にもとづけば、福祉以外の施設でもつくることが可能です。
地元区市の要望をふまえ連携し活用をすすめていく、の答弁
 大事だったのは、都有地の活用にあたっては、地元区市の要望をふまえ、連携し活用をすすめていく、という答弁です。都有地は都民の財産です。ぜひ、市民のみなさんの声が反映されるように求めていきます。

二人世帯向けシルバーピア

連れ合いが亡くなっても引っ越しは「強制ではない」
 二人世帯向けのシルバーピア(高齢者住宅)については、入居者が一人になったときは、一人世帯用の居室に移動するという誓約書を書いた上で入居しています。しかし、高齢になってから連れ合いが亡くなり、引っ越さなければならないという負担は大変なものです。一人亡くなって荷物が一人分になるわけでもありません。その問題を考えると夜も眠れない、との声も寄せられています。これについては、部長答弁で、「あくまでも強制ではない」と! 大事な答弁だと思いました。

福島からの避難者が都営住宅に入れるように
 最後に聞いたのは、福島からの避難者の方が、都営住宅に入れるように支援をしてほしい、ということです。東久留米では、まもなくとりこわす国家公務員住宅にお金を払って数世帯の方が住んでいます。都営住宅に申し込んだが入れなかった方もいます。改めて、条件を緩和して募集をしてほしい、と強く求めました。また、カビもひどく老朽化している居室にメンテナンスもなく住んでいる状態の改善を、東京都からも国に働きかけをと求めました。これからが大事。とりくみを強めます。

 やりとりの詳細は改めて紹介します。


決算特別委員会第三分科会での質疑(10月27日)
左端は、いび匡利(まさとし)都議
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ハナミズキの実
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【関連記事】
決算特別委員会の質疑から(2)道路の安全をめぐって
決算特別委員会の質疑から(3)都市農業への支援をめぐって




by hara-noriko | 2017-10-27 21:38 | 都議会 | Comments(0)