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臨時議会で暫定予算を可決   

 9月26、27の両日、臨時議会が行われ、暫定予算(12月末まで)が賛成多数で可決されました。共産党市議団としても賛成しました。
 暫定予算は、本予算が成立していない中でのつなぎ予算なので、市民のくらしを支える必要経費がきちんと盛り込まれていることが重要で、そういうものであれば反対するものではありません。
 しかし、これまで市長は、本予算否決の理由になっているものや、市長の政策的経費をそのまま載せて、暫定予算として通していくという手法をとってきました。(このやり方で、みなみ保育園の民営化も進められてきたのです!)私たちは、このようなやり方をずっと批判し、是正を求め、暫定予算に反対してきました。
家庭ごみ有料化は盛り込まず
 今回初めて、市長は政策的経費を盛り込まない形で出してきました。具体的にいえば、家庭ごみ有料化関連の予算です。9月議会でも、ほとんどすべての会派からさまざまな意見が集中しました。「経済状況が厳しいのになぜ今有料化するのか」「本当に財政効果はあるのか」「拙速ではないか」などなど。さすがに市長も暫定予算には盛り込みませんでした。
 これにより、市長の任期中に有料化されることはほぼ難しくなったといえると思います。共産党としては、あたりまえの形で出された今回の暫定予算については、賛成することにしました。
課題も残っている
 ただ、大きな課題も残っています。今回、暫定予算に載っている、所沢街道のイオン予定地近くの歩道橋撤去問題です。来春オープンのため、イオンのための交差点改良工事が行われようとしていますが、同時に歩道橋撤去をするというのです。この歩道橋自体は、バリアフリー法が成立したのち、歩行者の通行に支障があり、利用者もほとんどいない都内18カ所の歩道橋を撤去することを東京都が決めており、そのうちのひとつです。その点では、撤去は必要と考え、そこに限った予算計上であることから同意しました。が、交差点改良工事は、イオンの出店がなければ必要のない工事であり、一企業に対する税金の使い方、東京都・市・イオンの関係など疑問は大きく、9月議会全体を通しても、村山順次郎議員を中心にとりくんできました。引き続き追究していきます。

決算特別委員会の傍聴をぜひ
 10月3、4、5日は、決算特別委員会です。昨年度の予算の使い方はどうであったかを審査します。共産党市議団からは、村山議員と私が委員になっています。ぜひ、傍聴にいらしてください。午前9半から市役所3階にて。

  ハナトラノオ
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by hara-noriko | 2012-09-29 14:01 | 市政報告 | Comments(1)

予算案三たび否決 予算特別委員会   

21日に本会議で討論・採決
 9月18日、予算特別委員会が終わりました。3月議会、6月議会と否決されいまだに成立していない今年度の予算…。議員全員による予算特別委員会で、三たび否決となりました。最終的には、21日の本会議で討論・採決をおこないます。
なぜ新たに家庭ゴミ有料化、イオン誘致を盛り込むのか
 私は、質疑の最初に、今回の予算案の特徴を指摘し、市長に質問しました。今回の予算案は、これまでの延長線上ではなく、新たに市長の政策判断による大きな課題をももりこんでいます。特に、家庭ゴミ有料化、イオン誘致関連です。
 予算が半年間も成立していない状態を打開しなければいけないときに、なぜ、自らの新たな政策判断の予算を追加するのか。なぜ、12月議会に送るという判断をとらなかったのか。市長は、「本来、補正予算として出すべきものだが、今年度予算が成立していないのでそこに加えた」という趣旨の答弁。私の趣旨が伝わっていません。
希薄な公約違反に対する認識
 でも、市長の考えはわかりました。市長にとって、今回、新たにもりこんだ家庭ゴミやイオン関連は、あくまで予算の一部分なんですね。トップダウンで家庭ゴミ有料化をすすめることや、公約に反してイオン誘致を推進していることは、重大なことだという認識があまりにも希薄です。
 共産党市議団としては、市長の政治姿勢は厳しく指摘しつつも、予算に対する判断はあくまで中身です。とくに、半年間も予算が成立していないのですから、なおさらです。しかし、その中身に大きな問題を抱えている以上、賛成することはできないと判断しました。21日の本会議で、共産党を代表して、篠原さんが討論を行ないます。
各会派の態度は
 予算案に賛成…民主・社会市民・ひろば
       反対…自民・公明・共産・くるめ・みんな

by hara-noriko | 2012-09-19 19:33 | 市政報告 | Comments(0)

9月議会一般質問から(4)子どもの権利   

 9月10日、本会議で一般質問に立ちました。質問の内容を4回にわけてお知らせします。最終回の4回目は「子どもの権利条約にもとづくとりくみの推進」についてです。

 最後の質問として、子どもの権利条約にもとづくとりくみの推進を、と題してうかがいます。子どもの権利条約では、子どもたちの意見表明権や遊ぶ権利、休む権利など、こども期を豊かにすごすための権利の保障を位置付けています。子どもたちは、成長していくなかで、さまざまな課題にぶつかり、いろいろな姿をみせます。そのときに、安心してのびのびと意見を述べられる環境や機会があることが大切です。深刻化しているいじめの問題にしても、子どもたちの命を守る機敏なとりくみをすすめるとともに、辛い思いをつたえられ、受けとめてもらえる環境をつくっていくことが解決の土台であると思います。今こそ、子どもの権利条約にもとづくとりくみを強めて行くときだと考えます。
 そこでうかがいます。学校教育においては、子どもの権利条約にもとづくとりくみをどのようにすすめていますか。また、市としてのとりくみとして、子ども議会を実施することを提案しますが、市長の考えをお聞かせ下さい。

■答弁をめぐって
 なんといっても、残念だったのは、子ども議会についての市長の答弁でした。以前も質問しましたが、子ども議会については実施する考えはないようです…。
 教育部参事の答弁は、「『児童の権利に関する条約』に基づき、児童・生徒が人格を持ったひとりの人間として尊重され、一人ひとりが大切にされる教育の実現に向け、学校はもとより、家庭や地域社会とも連携を深め、取り組んで参ります」と締めくくられました。本当にそうだと思います。学校だけでなく、子どもたちの居場所、活躍できる場面を地域につくっていくことが重要です。そして、子ども議会を通じて、子どもが発言し、それが受け止められ、生かされていく、ということは子どもにとって大きな自信になります。同時に、行政・大人にとっても大事です。きちんと公式な場で正面から質問を受け、責任を持って回答しなければなりません。市長は、「日頃から子どもたちの意見を聞いていく」と言います。それはもちろん大事です。でも、「よい市にしていくために子ども議会を実施します!」と市がアピールすれば、子どもの力を信じ、主権者として認めているということを伝えることにもなります。先日は、子ども国会も行われましたし、東久留米でも過去3回実施しています。改めて、子どもが大切にされる市をめざし、とりくみを強めたいです。

  ムラサキシキブ
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by hara-noriko | 2012-09-17 21:59 | 市政報告 | Comments(0)

9月議会一般質問から(3)バス停までが遠い   

 9月10日、本会議で一般質問に立ちました。質問の内容を4回にわけてお知らせします。3回目は「まちづくりについて」です。

 第3番目の質問として、まちづくりについて2点うかがいます。
市有地売却の考え方は?
 1点目は、市有地活用の考え方についてです。改定された行革アクションプランに、旧保健福祉センターの跡地売却が改めて入りました。共産党市議団としては、市有地は市民の財産であり、跡地の活用については、市民参加で検討していくべきと主張してきました。しかし、市長は、売却を見込まなければ予算が成りたたない、と説明していました。結局、その後土壌調査が必要になり、売却されず現在にいたっています。今回、改めて売却を明確に示すにいたった考え方はどういうものでしょうか。また、4億円と見込んでいる売却益をどう取り扱おうと考えているのか、うかがいます。
交通不便地域の対策は市の責任
 2点目は、交通不便地域対策についてです。イオンによるシャトルバスの路線が具体的に示されました。当然のことですが、このことにより改めてはっきりしたのは、交通不便地域の対策は、市が主体的に検討しなければいけないということです。市長は、全市を見渡して、どのように対策をとっていくつもりなのか、うかがいます。また、以前も質問しましたが、バス停までが遠い、という声に対する対策は検討されているでしょうか。

  カルガモ(黒目川)
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by hara-noriko | 2012-09-16 20:10 | 市政報告 | Comments(0)

9月議会一般質問から(2)高齢者福祉   

 9月10日、本会議で一般質問に立ちました。質問の内容を4回にわけてお知らせします。2回目は「高齢者福祉について」です。

 第2番目の質問として、高齢者福祉についてうかがいます。
訪問介護 実態とかけ離れた生活援助の時間切り下げ
 6月議会において、市民の方からも請願が寄せられた、訪問介護の生活援助についてです。これまでの「30分以上60分未満」および「60分以上」という時間区分が、「20分」「45分」の時間軸を基本に、「20分以上45分未満」および「45分以上」に再編され、介護報酬が2割近くも引き下げられました。
 時間区分の見直しの根拠とされたのは、厚生労働省が実施した「訪問サービスにおける提供体制調査」の結果です。家事ごとの時間を割り出し、その組み合わせによって見直したというのですが、たとえば、洗濯に要する時間は16.7分という設定になっており、実態とかけ離れているのです。
 こうしたなか、実際に時間切り下げになった、あるいは複雑になった、との声が寄せられています。6月議会において、市内の事業者に対し、従前サービスの切り下げが起きないよう指導・助言しているとの答弁がありましたが、市外事業者も含め、対策をとってほしいことを要望しました。その後の状況について、お聞かせください。

■答弁をめぐって
 市外の事業者にも、ケアマネージャー連絡会などを通じ、指導・助言にとりくんできたことが担当部長より答弁されました。
 私は、そのことに感謝するとともに、それでも実際には困難な状態が解決されていない現状を具体的に質問しました。ある要介護2の方のケース。週4日のホームヘルプサービスを受けていますが、日数は変わっていません。ところが、トータルで1週間の合計で従前より50分も時間が削られています。しかも、1日のうちに時間を割って午前と午後に入るようになっているなど、複雑化しています。病院に行きたくてもうまく予定が組めない、ヘルパーさんの出入りで疲れてしまう、ヘルパーさんも大変そうだ…と話しています。
 あわせて、料理までしてもらう時間がなく、食材を刻むところまでになってしまうので、切ってもらった野菜を電子レンジで温めて、ドレッシングで毎日食べている…。たまにはきんぴらが食べたいと思うけど、体が痛くて調理ができないので我慢している。それでも、ヘルパーさんには申し訳なくて頼めない、と。こうした声なき声によりそって、自分らしく在宅で過ごす権利、生きる権利が守られることの大事さを発言しました。そして、この問題は、根底には国の問題があり、介護報酬の引き下げの改善など、共産党としても働きかけをさらに強める考えを述べました。

  カワセミ(黒目川)
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by hara-noriko | 2012-09-15 01:29 | 市政報告 | Comments(0)

9月議会一般質問から(1)保育行政   

 9月10日、本会議で一般質問に立ちました。少し、時間配分がうまくいかなかったことが、反省です。保育、まちづくりなど質問しきれなかったことも多いので、厚生委員会や予算特別委員会、決算特別委員会などでひきつづき質問していきたいと思います。
 一般質問の内容を4回にわけてお知らせします。初回は「保育行政について」です。

 最初に、保育行政と市長の政治姿勢についてうかがいます。
 「子ども子育て新システム」は、民主・自民・公明の3党合意で修正され、8月10日に可決・成立しました。消費税増税が強行されることと一体となった「修正新システム」は、その内容が国民に十分に伝わらないままの成立となりました。衆議院で可決されたのは6月26日でしたが、3党合意からこのときまでに、審議時間はわずか13時間余りだったとのことです。それも、新システムだけでなく、消費税増税法案を含め、合計8本もの法案です。私は、このような進め方自体、大問題だと思います。
修正された「子ども子育て新システム」の問題点は
 「修正新システム」の本格的実施は、消費税が10%に引き上げられる2015年10月以降となります。消費税増税反対の声が過半数を超える国民世論のなか、今後二つの国政選挙もあり、どうなるかまだまだわかりません。私は、「修正新システム」をこのまま実施することには賛成できません。人としての基礎をつちかう大切な保育を支える制度を変えるというのであれば、もっと国民のなかで議論して行く必要があるのではないでしょうか。
保育の市場化をすすめる骨格は変わらない
 では、内容はどうでしょうか。「修正新システム」も大変複雑で、問題もいろいろあります。総合こども園が取り下げられたことにより、内容が大きく変更されたかのような報道もありましたが、実際には、保育の市場化をすすめる骨格は変わらないといえます。ここでは、待機児解消という観点からみたときの問題について述べたいと思います。
待機児の解消ができるのか
 今回の修正では、児童福祉法第24条の市町村の保育実施義務は残りました。公的保育を守るべき、との立場をこえて広がった運動の成果ではないでしょうか。ただし、これも単純ではありません。第24条の第1項では、「市町村は、保育を必要とする場合において、当該児童を保育所において保育しなければならない」となっていますが、第2項では、市町村は、保育を必要とする子どもに対して、認定こども園や家庭的保育事業等により、「必要な保育を確保するための措置を講じなければならない」と規定しているのです。認定こども園などは直接契約ですから、利用者が申し込んでも入れなければ、それは市町村の責任ではなく、利用者の自己責任になる恐れがあります。
 また、現在は認可保育所に入れない場合、無認可施設に入所したうえで、再度認可保育所入所を希望すれば、空きが出た場合は入所の優先順位が高くなります。これが、「修正新システム」では、どうなるのか、共産党の高橋千鶴子議員の質問に、小宮山厚労大臣は「選考で優先させるということにはならない」と答弁しました。いったん、家庭的保育等に入ると、認可園にうつることは難しくなるのです。これは、今の待機児解消の考え方を大きく変更することになります。こうした観点から考えても、この1項と2項を並列にした矛盾は、大きな問題だと思います。
保育園の増設が保証されていない
 基本的に認可園増設ではなく、小規模保育や家庭的保育での待機児解消をすすめる、という考えだということがわかります。そのために、認可制度を大幅に緩和し、株式会社の参入を促進していく方向です。
 また、児童福祉法第56条の第2項に規定されている民間の児童福祉施設の新設・改築等に係る国庫補助の対象から、保育所が除外された問題があります。施設整備費の保障がなければ、保育園が増設できず、待機児解消もすすみません。国会の議論のなかで「現在の補助水準を下げない」と厚労大臣が言明はしましたが、法的にきちんとした保障がなく大変心配されます。保育園増設で待機児解消を本気ですすめる、そのために、自治体への支援を抜本的に強化する、という立場に国が立っていないといえるのではないでしょうか。
市長は待機児解消をどのようにすすめるのか
 さて、馬場市長は、保育園の待機児解消を喫緊の課題と位置付け、今年度予算案でも重点施策としています。これまで、新システムの動向をみながら待機児解消をすすめていく立場で市長は発言されてきていると認識していますが、「修正新システム」が成立したなか、市長は、今後の待機児解消をどのように進めるお考えでしょうか。
また保育園の民営化を発表したが
 次に、保育園民営化問題です。市長は、今議会の初日、行政報告においてさいわい保育園を民営化対象園に決定した、と発表しました。みなみ保育園の問題も何ら解決されていないのに、次の民営化を発表すること自体、信じられません。まず、みなみ保育園について、今後どのようにすすめるつもりなのか、6月議会の経過と結果をふまえての考えをお聞きします。
 そして、さいわい保育園については、合意形成ができるとお考えなのでしょうか。突然の発表、しかも、これまでいっさい説明のなかった株式会社による保育園も対象にするという決断、時期は未定、という内容で、「わかりました」と誰がいえるのでしょうか。今後どのようにすすめる考えなのか、まずはお聞きします。

  キアゲハ(野火止2丁目の雑木林で)
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by hara-noriko | 2012-09-14 00:22 | 市政報告 | Comments(4)

ハッピー公園の「スイカわり」 市政報告会も   

 9月1日、さいわい第4広場(ハッピー公園)の「スイカわり」に参加しました。毎年、地域のボランティアの方々が、子どもたちのために楽しい企画を準備してくださっています。メダカすくい、スイカわり、花火など、子どもはもちろん大人も本当に楽しそう。今回で12回目です。
 この公園は、いったん地主さんの相続により、やむなくお返しすることになり、「子どもたちの公園をなくさないで」と地域のみなさんや保育園の保護者の運動がおき、現在地を代替地とすることになった、という経緯があります。(当時、私もこのとりくみに参加し、議会でもとりくみました)
 その後、地域の方々はずっとこの公園を大切に守っています。本当に頭が下がります。近所に住む80代の方は、毎日花壇の手入れを行ない、この日も、子どもたちが来るから、と朝5時から草むしりなど作業をした、と。あたたかい気持ちになります。帰るときに、「ありがとうございます」と若いお母さんが声をかける姿も。子どもたちの大切な場所、そして、あたたかいつながりを育む場所…さいわい第4広場がこれからも守られるように、と改めて強く思いました。
夜は市政報告・懇談会 
 夜は、日本共産党市議団の「市政報告・懇談会」でした。急な設定になってしまったにもかかわらず、参加していただいたみなさん、ありがとうございました。いただいたご意見をふまえ、9月議会に臨みます。

  大にぎわいの「スイカわり」
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  きれいに手入れされた花壇。ふちに置いてある牛乳パックにはメダカが
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  市政報告・懇談会の様子
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by hara-noriko | 2012-09-02 19:09 | 活動日誌 | Comments(0)