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公立保育園の存続を求める請願に賛成   

 日本共産党市議団を代表して、28請願第5号「公立保育園の存続を求める請願」、ならびに、28請願第10号「公立保育園をこれ以上減らさないことを求める請願」は、採択すべきとの立場から討論を行いました。
請願の趣旨は
 今議会直前、「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」が発表されました。そのため、請願では実施計画については言及されていません。しかし、公立保育園存続の必要性について訴えている中身は、そのまま、公立保育園民間化という名の公立保育園廃止に対する反論となっているといえます。請願第5号の請願項目は、「さいわい保育園民営化後、公設公営の保育園は市内でたったの5園となってしまいます。これ以上、長年培われて地域に根付いた伝統ある公立保育園を民営化や廃園をしないでください」とのべています。請願第10号は、「公立保育園をこれ以上減らさないことを求めます」とあります。その点をふまえ、見解を述べます。
公立保育園廃止計画の危うさ
 この実施計画は、1ページで述べられているように、「平成29年度末までに向けた待機児童解消策を計画的に進めるとともに、施設の老朽化が進んでいる市立保育園の当面の方向性を示す」とある通り、2つの柱になっています。待機児解消は喫緊の課題であり、一日も早い解決が求められています。その点において、2年間で312名の待機児解消策を示したことについて、否定するものではもちろんありません。しかし、この内容をみると、確実に進むのかどうか、不確定要素も大きいことがわかります。
 さいわい保育園民営化でも、応募してきた事業者は2つの法人だけでした。その前のみなみ保育園でも、応募してきた法人に問題があり対象から外さざるをえなくなったり、1位で選定された法人が辞退したりと問題が続出しました。果たして今後、民間保育園が参入するとしても、良質な事業者がどれだけ手をあげられるのか、予測がつきません。また、保育士不足が深刻になっているなか、保育園としての運営ができなくなっているケースも出てきており、社会問題化しています。
 このような状況であるにもかかわらず、この計画が進めば、104名のしんかわ保育園を廃止しても大丈夫だと判断して、廃止を打ち出したこと、そしてしんかわだけではなくすべての公立保育園を廃止するとしたことに大きな問題があります。
潜在的な待機児についての考慮がない
 第一に、潜在的な待機児がさらにいることについての考慮がありません。今後の推移がどうなるかわからないのに、先に公立保育園廃止を決めてしまうというのは問題です。
保育の質が軽視され、公立保育園の役割について評価・検証がない
 第二に、保育の質の担保が軽んじられています。待機児解消は、安心して預けられる保育園を増やす、ということでなければなりません。そのためには、今ある公立保育園含め認可保育園を維持・運営していくことを軸にすべきです。
 保育の質とも重なりますが、東久留米の公立保育園が果たしている役割についての評価・検証が全くないまま提案されています。公立保育園を中心とした、障害児保育審査会の役割は今後ますます重要です。手立てがとくに必要だと判断した子どもへの保育が集団的・専門的に検討されています。一方で、私立ではどのような対応を各園が行なっているか、これから把握するといいます。こうしたことも明確になっていないのに、公立保育園廃止をうちだし、さらに、私立保育園への新たな補助を検討するというのは大きな疑問です。
安定的に運営できるのか
 第三に、財政効率が最優先になっています。つまり、老朽化している公立保育園を建て替えなくてもすむように、市全体の保育を民間化していき、数合わせで公立を廃止していくということです。公立にはお金がかかっていることをよく問題にされますが、もとはといえば、国が公立保育園に対する負担を一般財源化したり、東京都は都負担を廃止するなど、公立保育園に対する補助を削ってきています。そのため、自治体がその分をカバーせざるをえなくなっています。
 さらに、公立と民間では人件費が大きく異なります。公立では、保育士の勤続年数が18.8年、公設民営では9.6年、私立は8.7年です。これは、公立が安定的に保育を提供できることを表しているといえます。安定的に運営できる公立保育園を市内の要所要所に配置されていることが、保育全体の質を後退させないためにどうしても必要です。
 同時に、この勤続年数の差は、民間保育園においては、保育士が定着しにくいという課題もあることがわかります。そこには、今、社会問題化している保育士の給与の低さがあると思われます。国家資格でもあり、高い専門性が求められる仕事であるにもかかわらず、保育士の平均給与は21万6000円という低さです。経営が厳しく給与を上げることができない、と保育園を運営している法人などからも悲鳴があがっています。国会では、野党5党で保育士の処遇改善について議員提案を提出しています。
公立保育園の維持・拡充をしながら、待機児解消策を進めるべきです
 子どもの貧困問題、児童虐待問題など深刻な問題が多くあるなか、セーフティーネット機能を果たす公立保育園の維持・拡充をしながら、待機児解消策を進めるべきと考え、公立保育園民間化計画は白紙にし、保育のあり方については市民参加の懇談会をつくり協議をしていくことを求めます。
しんかわ保育園廃止計画は白紙に戻すことを求める
 次に、しんかわ保育園にかかわって3点意見を述べます。
ひとつは、今議会、ずっと指摘し続けて来た、行政の手続き問題です。入園申し込み時点では、廃止することになっていないが、入園後に廃止する園だということになっている、虚偽の説明を行ったということにならないのか、行政として問題はないか、という問題は何も解決していません。
 二つめは、しんかわ保育園の地盤沈下問題です。老朽化を最大の理由にして廃止しようというのに、専門的な調査もないままというのはまったく納得できません。保護者・市民の不安ばかりが大きくなります。早急に調査すべきであり、少なくともその間、廃止計画はストップすべきです。
 三つめは、40年の歴史をもち、地域に根差し、地域の子育て支援の拠点になっている点です。東久留米の保育園は、公立私立にかかわらず、地域活動事業や園庭開放などに積極的にとりくんでいます。しんかわ保育園もそのひとつです。とくに、園庭やプールのない認可外保育園などの子どもたちの大切な場所にもなっていたり、地域の親子連れが安心して遊びに来る場所になっています。園児と交流したり、保育士さんに相談することもできます。そういう場所を減らしてはいけないいのではないでしょうか。
 しんかわ保育園の廃止計画は白紙に戻すことを強く求めます。
まえさわ保育園の給食調理業務委託に反対
 最後に、まえさわ保育園の給食調理業務委託問題です。突然の決定、そして今年の10月から実施ということで保護者に不安が広がっています。赤ちゃんから在籍している保育園での給食は命にかかわります。アレルギー対応が必要な保護者は、「直営の給食で、調理員さんが子どものことをよくわかっているなかでていねいに対応してくれている。この関係が変わってしまうことはとても不安」という声もあがっています。本来、保育園の給食は委託すべきではないと考え、共産党市議団は反対します。保護者からは、賛成か反対かよりも、時間をかけてきちんと話し合いや検討をさせてほしいとの声があがっています。当然です。まず、この声に応えてていねいに対応することを強く求めます。

 以上の意見を述べ、両請願の採択を主張します。

採決の結果は、不採択。
両請願とも、【賛成】共産・市民自治・社民
      【反対】自民・公明・民主・久留米・維新

桜咲く黒目川遊歩道
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by hara-noriko | 2016-03-31 23:55 | 市政報告 | Comments(0)

「請願の採択を」 私の討論   

さいわい保育園の引き継ぎについての請願をめぐり
 さいわい保育園の引き継ぎについての請願が、なぜ不採択になってしまうのか…。理解に苦しみます。残念ながら、この請願に反対の立場をとる人たちからの討論がなく…。以下は、私が行なった討論です。

 私は、日本共産党市議団を代表して、28請願第4号「さいわい保育園在園児の他公立園への転園希望を保障することを求める請願」、同第6号「子どもへの激変緩和に配慮し、保護者の意見を最大限取り入れた現さいわい保育園の保育を継承するための的確な引き継ぎが行われることを求める請願」について、採択すべきとの立場から討論を行います。
2つの請願は最低限の願い
 さいわい保育園民営化について、最後まで保護者の合意が得られることのないまま、引き継ぎが始まろうとしています。このふたつの請願は、どのような状況でも子どもたちの保育を受ける権利が保障されるように、最低限のことを求めています。
 第4号では、さいわい保育園から他園への転園を希望した場合、どの子どもにも公平に対応するよう求めています。請願でも指摘されているように、兄弟関係への配慮や一人ひとりの子どもの状況に応じた対応は当然のことです。
公募要要項にも記されていること
 また、第6号では、子どもへの激変緩和に配慮すること、そのためにも保護者の意見を受け止めてほしい、そして、公募要項で明確に位置づけられている保育の継承をきちんと行ってほしい、と求めています。公募要項の10ページには次のように記されています。  「保育内容の継承及び向上 保護者の意見や要望等を取り入れながら、移管前のさいわい保育園での保育内容を可能な限り継承しつつ、質の維持・向上を図って下さい。また、保護者に対して保育の説明や報告等を行い、意思の疎通を図ってください」
一致して採択すべきものです
 保護者が求めているのは、まさにこのことです。保育園の民営化では、ある日を境に、保育士が入れ替わり、場所も変わります。信頼していた大人がそばにいなくなることの子どもに与える影響の大きさは、これまでの民営化ですでに明らかになっています。激変緩和に最大限の配慮をすることは、民営化に賛成か反対かではなく、当然行わなければならないことです。いよいよ引き継ぎに入ろうとしている今、この請願は一致して採択となることを訴えます。
行政のあり方が問われている
 さて、予算特別委員会において、引き継ぎ業務委託890万円の内訳について確認しましたが、市は事業者と調整して公募要項よりも上乗せをしていることがわかりました。公募要項では、4月から12月までの引き継ぎは「施設長予定者または主任保育士予定者」、つまり一人としていますが、二人分での予算計上になっています。また、1月からの合同保育では、内訳書によると、園長・主任・担任・看護師が週5日となっていますが、年長さんは卒園するのですから、担任5人分での計上は4人分の間違いではないでしょうか。さらに、2月から栄養士週5日、3月は保育士をさらに3人ふやすとしています。3月には、毎日、12人もの大人がふえることになり、果たして落ち着いた引き継ぎになるのでしょうか。
 担当課が出した資料にも、「整備・運営事業者と調整したうえで、公募要項の条件に上乗せした上記の体制で業務委託する際の必要な費用を28年度当初予算に計上した」と書かれており、現在のさいわい保育園現場との話し合いは十分に行なわれているのか疑問です。子どものために引き継ぎをするのですから、現在のさいわい保育園現場との調整をおこない、必要な見直しをすべきです。
 また、公募要項を事業者と相談すれば変更できるということは、行政の仕事として問題はないのか、責任ある回答を求めましたが回答はありませんでした。行政の在り方が問われています。この問題は何も解決されていないことを指摘し、責任ある対応を引き続き求めていきます。

 以上の意見を述べ、両請願に賛成いたします。

採決結果は、両請願とも不採択。
請願第4号 【賛成】共産・市民自治
      【反対】自民・公明・民主・久留米・維新・社民
請願第6号 【賛成】共産・市民自治・久留米・社民
      【反対】自民・公明・民主・維新

モズ(市内)
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by hara-noriko | 2016-03-30 22:35 | 市政報告 | Comments(0)

並木市長が陳謝 3月議会最終日の本会議   

 3月28日、3月議会が終わりました。本当にいろいろなことがありました。市長が議事運営を混乱・停滞させたことも含め、きちんと反省する姿勢を示すのかどうか不透明なまま最終日となりましたが、本会議前の議会運営委員会で、市長より、陳謝をしたいこと、また減俸をするとの発言がありました。篠原重信議員、村山順次郎議員がその内容を確認する質問を行いました。
廃棄物処理計画の告示行為を怠る
 そして、本会議冒頭に、市長は陳謝し、減俸の議案を提案。全会一致で可決されました。陳謝の中心は、廃棄物処理計画の告示行為を怠ったことです。廃棄物処理計画は、法律と条例にもとづき、毎年策定し、年度当初に告示しなければなりません。それを1年近くも放置していたのです。厚生委員会で資料請求したことをきっかけに、事実が判明しました。その責任の重さを認識し、議事運営を混乱させた責任にも触れ、市長自ら陳謝・減俸したことについては、共産党市議団としても了承しました。
来年度予算は修正可決 異例な付帯決議も

 来年度予算は、修正可決。そして、公明党より付帯決議が提案されました。付帯決議は、通った議案について、執行するうえで留意してほしいことなどを述べるものですが、提案された付帯決議は、今後の財政運営や予算案を提案するときの希望などを述べていて、今通った予算についての具体的な指摘がありません。かなり、異例な付帯決議といえるのではないかと思いました。同時に、財政健全経営計画実行プランの方向で行革をすすめることが示されており、共産党市議団は反対しました。自民・公明・民主・維新により可決となりました。

エナガ(市内)
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by hara-noriko | 2016-03-30 00:49 | 市政報告 | Comments(0)

与党が予算修正案 市長の責任は   

 3月24日、予算特別委員会最終日。一般会計の採決直前、公明党から休憩の申し出があり、夕方6時45分ごろから夜中の11時半すぎまで休憩になりました。私たちには、何をどう調整しているのかはわかりませんが、予算がこのままでは否決になる可能性もあるということでの動きです。結局、採決はできず、翌日に延会となりました。
 翌25日、朝9時半に委員会を開会。でもすぐにまた休憩…。
ごみ対策課庁舎建て替えのための設計予算 与党が削除求める
 そして、休憩後、公明党から修正案が提出されました。与党会派から、市長の予算を修正するという提案。内容は、ごみ対策課庁舎建て替えのための設計予算を削除する、というもの。理由は、委員会での議論をもとに課題を整理する必要がある、ということですが…。
 老朽化して、耐震上も問題があり、建て替えが必要であるということは共通の認識です。現在、安全面の配慮から、2年の期限でプレハブをリースし、職員はそこで仕事をしています。そして、検討の結果、新築建て替えが必要とのことで予算が計上されたのです。
与党質疑の中で市長が予算案と食い違う答弁
 ところが、与党の質疑のなかで、リース期間を延長できないのか、プレハブの買い取りはできないのか、などの意見が出て、担当が検討する方向を答弁。さらに、市長が、リース期間は延長しないが、買い取りは確認してみると答弁。新築設計の予算を計上していながら、建て替えるのかどうかわからない…ととれる内容に驚きました。
予算案を撤回して出直すべきです
 「予算提案者としての責任は?」多くの議員が追及する展開になりました。本来、市長自ら予算案を撤回し、出し直すべきです。議会としては、問題ある予算を否決するという毅然とした対応をすべきではないでしょうか。
 残念ながら、修正案は、自民・公明に民主・維新も賛成し通りました。さらに、予算案全体も自民・公明・民主・維新で可決。来年度予算案には、ひとり親家庭住宅手当の切り下げや家庭ごみ有料化への準備など、問題も多く含まれています。共産党は、修正案、および、予算案に反対。市民自治、社民、ハートネットも反対しました。
28日の本会議で全会派が討論 ぜひ傍聴を
 28日(月)の本会議で、全会派が討論をおこなう予定。その後、最終的な採決が行われます。ぜひ、傍聴にいらしてください。

カラシナとコサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2016-03-26 23:27 | 市政報告 | Comments(0)

戦争法廃止へ 4回目の市民パレード   

 3月21日、「戦争はイヤ!声をあげよう実行委員会」主催の市民パレード(第4回)に参加しました。220人を超える方が参加! 出発前のスピーチでは、みなさんが思いを次々と。市議会議員の参加は、市民自治フォーラムの間宮さん・白石さん、共産党の篠原さん・村山さん・私。代表して白石さんと村山さんから、それぞれ思いのこもった、そして戦争法廃止への共同を広げ強める決意のスピーチがありました。(社民党の桜木さん、共産党の永田さんは別の仕事のため欠席)
 パレードは、小さい子どもさんから若者、高齢者まで、まさに老若男女で。沿道の桜もほころびはじめ、楽しく歩きました。子育て真っ最中のママさんの優しい声のコールと村山さんの若々しい凛としたコールがひびきました。
 国会前まではいけないけど、このパレードなら参加できると話す高齢の方々の思いに胸が熱くなります。
パレード出発
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出発前のスピーチをする村山市議(左)と、篠原市議(中央)、原
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by hara-noriko | 2016-03-22 22:52 | 活動日誌 | Comments(0)

9件すべての請願が不採択に 市議会厚生委員会   

 厚生委員会で審議された請願は、9件。そのうち、保育関係が6件で、すべて不採択となっているのは前回お知らせしたとおりです。このほか、生活保護関連2件、家庭ごみ有料化1件も不採択となっています。
生活実態調査をすべきです
 生活と健康を守る会から提出された、「生活扶助切り下げによる生活実態調査と対策を求める請願」「2013年から実施された生活扶助の切り下げをもとに戻すことを求める意見書提出を求める請願」は、私以外に賛成がなく…。世帯構成によっては、月2万円近く保護費が減額になっている方もいるのに、「さほど影響はない」といい切る行政の発言には、本当に言葉を失う思いでした。単身の受給者なら、月700円程度の減額なので、とも…。
 私は、1人のケースワーカーが113件も担当している現状の解決もあわせて求めましたが、それにしても、たいしした影響ではない、との感覚で生活保護受給者の方たちに接しているのだとしたら…。胸が痛みます。やはり、請願が求めている実態調査をすべきです。
疑問だらけの家庭ごみ有料化
 家庭ごみ有料化については、有料化を考える会から「家庭ごみ有料化に向けた実施計画案の中止を求める請願」が1384名もの署名とともに提出されました。
 この請願は、市の実施計画案の問題点を指摘し、この計画案ですすめないように求めています。たとえば、有料袋の代金が1リットルあたり2円などと高いことや、なぜプラまで有料なのかなど、仮に有料化に賛成する人でも疑問を感じる点はたくさんあるのです。それなのに、実施計画案は、パブコメをやってすぐに「案」をとってしまったのです。あまりに拙速です。
 宮川議員から継続審査の動議が提出され、私もその趣旨を理解できる面もありましたが、次の議会には有料化の条例提案をするといっている並木市長に、このまますすめるべきではないときちんと示していくべきと考え、請願に賛成。自・公・民は反対でした。

国保税値上げ案は賛成多数で「可決すべきもの」に
 国保税値上げの議案は、宮川議員と私は反対しましたが、自・公・民で可決すべきもの、となりました。総額1億5000万円の値上げで、低所得者も含め値上げ…。市の出した資料でも、例として給与収入274万円の3人家族で、2割軽減を受けられても、年額18600円も上がります。世帯構成によっては、もっと厳しい家庭もあると思います。
 市の財政状況を考えても、年度末に国と東京都から特別調整交付金が入ってくることを考えても、この1億5000万円はカバーできると思います。
 市民負担増の議案が簡単に通ってしまうことに、とても違和感を覚えます。

 請願も議案も、最終本会議(28日)で全議員による採決が行われ、正式に結果が出ます。自公民で通っているものは、会派の人数の合計が11人(過半数)になるので、よほどのことがなければ、厚生委員会での結果はそのまま最終結果になります。

スズメ(黒目川)
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by hara-noriko | 2016-03-19 23:31 | 市政報告 | Comments(0)

わかくさ学園卒園式   

 3月19日、東久留米市立わかくさ学園(就学前の心身障害児通所施設)の卒園式でした。並木市長、障害福祉課長、細谷議長、三浦厚生副委員長、白石議員、関根議員、間宮議員、阿部議員、沢田議員、私が出席しました。
職員と保護者の信頼関係
 今年巣立つのは9人の子どもたち。たくましく育った子どもたちが、本当に輝いていて…。園長先生は「お父さんお母さん、よくここまで子どもたちに愛情を注ぎ、育ててくださいましたね」と語りかけ、保護者との信頼関係の深さを感じ、胸を打たれました。
 卒園児保護者を代表してのお父さんのお話では、わかくさで過ごせたかけがえのなさをふりかえりながら、「ここからがいばらの道」との言葉が。障害をもつお子さんが成長していくには、まだまだこの先困難がある社会だと実感させられます。そしてお父さんは、わかくさ学園がずっと存在し続けてほしいという思いを、「いつまでも、いつまでも、いつまでも」との言葉に込めて…。
学園をみんなで大事にしたい
 子どもたちとその家族を支え、巣立って行ったのちも、またいつでも帰れる、相談できる、ほっとできる…。わかくさ学園をみんなで大事にしていかなければ、と改めて思いました。

写真は、ホールの正面です。毎年素敵ですが、今年、飾られている絵も、9人の子どもたちにそっくり! 心がこもっています
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by hara-noriko | 2016-03-19 23:14 | 行事 | Comments(0)

保育園関連の請願 6件すべて不採択に   

 16日、厚生委員会。傍聴席はいっぱいで、椅子を追加。赤ちゃんや子ども連れのお母さんたちも。中に入れず、別室で、音声だけ聴く人たちも。重要案件ばかりの委員会だったので、順次報告していきたいと思います。まず、保育園の請願について報告します。保育園関連の請願は6件。すべてが不採択でした。
 「さいわい保育園在園児の他公立園への転園希望を保障することを求める請願」(反対…自・公・民・久、賛成…共)
 「子どもへの激変緩和に配慮し、保護者の意見を最大限取り入れた現さいわい保育園の保育を継承するための的確な引き継ぎが行われることを求める請願」(反対…自・公・民、賛成…久・共)
保護者は当たり前のことを求めているのに
 なぜ?…合意のないまま強行されているさいわい保育園民営化ですが、事業者が選定されたもとで、保護者のみなさんは子どもたちを守るために、最低限配慮してほしいことを求めています。保育の継承は、公募要綱でも明記されており、それにそって事業者は応募してきて選定されています。ただそのことにたって的確な引き継ぎを、と当たり前のことを求めているのに…。このような請願まで不採択にしてしまうというのは、本当にありえない…。
なぜ、説明会まで否定?
 「保育料・学童保育利用料の改定に関して、市民・保護者に説明を求める請願」(反対…自・公・民、賛成…久・共)も、また不採択。なぜ、説明会まで否定するのか?
 「公立保育園の存続を求める請願」(反対…自・公・民・久、賛成…共)
 「待機児童を解消するために認可保育園の増設を求める請願」(継続審査…民、反対…自・公・久、賛成…共)
 「公立保育園をこれ以上減らさないことを求める請願」(反対…自・公・民・久、賛成…共)

公立保育園全園廃止の方針について質問
 公立保育園全園廃止の方針について、一般質問に引き続き質問しました。くわしくは、またお知らせしますが、17日付「しんぶん赤旗」の社会面に大きく掲載されています。ぜひ、お読みください。予算特別委員会でも、引き続き質問し、この計画の白紙撤回を求めていきます。
*なお、記事で「六つの公立保育園を廃止する」という部分は、正しくは「五つの公立保育園」です。今、六つの公立保育園があるのですが、そのうちのひとつ、さいわい保育園は現在民営化が進められていて、そのほかの五つの公立園が「廃止」対象です。(ネット版の記事では直っています)

市議会厚生委員会 会派名と委員名は以下のとおりです。(敬称略)
委員長   小山(自民クラブ)
副委員長  三浦(公明党)
委員    島崎孝(自民)、富田(市議会民主党)、
      宮川(久留米ハートネット)、原のり子(日本共産党)

エナガ(黒目川遊歩道)
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by hara-noriko | 2016-03-17 23:26 | 市政報告 | Comments(0)

一般質問 しんかわ保育園廃止計画に疑問の声   

黙祷捧げる
 市議会本会議。東京大空襲がおきた10日には、午後1時に黙とう。東日本大震災・福島原発事故のおきた11日は、午後1時にシェイクアウト訓練(いっせい防災行動訓練)をおこない、地震が発生した2時46分には、質問を中断して黙とうを捧げました。改めて、両日とも決して忘れてはならない、風化させてはいけない、と強く思いました。できることを精いっぱいやっていきたいです。
市は、しんかわ廃止で5000万円の財政効果と
 さて11日、全議員の一般質問が終わりました。これで、各会派、各議員の問題意識や今後の議論の方向性がみえました。
 しんかわ保育園の廃止計画については、桜木議員、間宮議員、白石議員からも強い疑問の声が出され、問題点が指摘されました。
 その一方、与党会派の議員の質問に対し、「平成29年度(2017年度)末までの待機児解消を具体的に示した。2億円の経常経費が発生するが、さいわいの民営化としんかわの閉園で、2億5000万円の削減ができ、差し引き、5000万円の財政効果がある」と市が答弁しました。
保護者に説明もしていないのに
 あくまで、理論値です、と断りながらでしたが、一方的に出した実施計画を、市が直接しんかわの保護者に説明もしていない段階で、なくなれば財政効果が出るということを堂々と議会で答える…。聞いていて、本当に胸が痛みました。また、「312名の待機児解消をすれば、しんかわの104名分を差し引いて208名になる」から大丈夫だという趣旨の答弁も…。
 不正確になるといけないので、ぜひ、後日アップされるインターネット録画放映をごらんください。
 ちなみに、今回の保育園実施計画について、一般質問でとりあげた議員は以下の通りです。宮川議員、島崎孝議員、桜木議員、間宮議員、白石議員、原のり子、佐藤議員、阿部議員。

梅にメジロ(東久留米市内)
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by hara-noriko | 2016-03-11 23:25 | 市政報告 | Comments(0)

公立保育園「民間化」計画の撤回を求める   

共産党市議4人が一般質問
 3月10日、共産党市議団4人とも本会議で一般質問を行いました。傍聴に来てくださったみなさん、ありがとうございました。休憩中に、傍聴席から、かわいい赤ちゃんの声が聞こえました! とてもあたたかいうれしい気持ちになります。
 私は2項目で質問しました。ひとつは、市長がうちだした、公立保育園全園「民間化」(廃止)計画について。もうひとつは、障害福祉計画の推進について。今日は、保育園問題について、若干報告します。
「民間化」 内容にも手続きにも問題あり
 私は、公立保育園全園民間化(廃止)計画の撤回を求めました。内容の問題とともに、行政の手続きにも問題があるのです。
 『保育施設入所のしおり』には、保育園民営化について説明があり、市は民営化方針だが、民営化する場合には引き継ぎがあり、公立園の良さを生かすと記述されています。そのしおりを読んで申し込みをし、入園が決まったら、公立保育園は廃止するという方針に変わっている…。
しんかわ保育園の場合は
 対象園にあげられたしんかわ保育園は、2018年度(平成30年度)から募集を減らしていって、最後は年長児だけになって、その子どもたちが卒園したら閉園となる…。来年度の0~3歳児は、だんだんと人数が減る保育園で過ごすことになります。東久留米の保育の大きな特徴は、異年齢保育なのに。事前の説明と違うことが行われるということ…果たして行政の仕事として問題はないのでしょうか。説明と違うので保育園を変えたいと保護者にいわれたら? 市長にどんなに聞いても、手続き上問題があるとの認識は見られませんでした。
廃止先にありきのやり方
 また、老朽化でしんかわ保育園を廃止するというけれど、報告書にある「地盤沈下」についてどのぐらいの危険度があるのか、専門的な調査をしたのか聞いたところ、していない。きちんと調査をして対応をすべきだと求めたところ、検討する旨の答弁がありました。要するに、そのような調査もないまま、廃止のスケジュールを決めてしまっているということです。子どもの安全を一番に考えないといけないのに、廃止先にありきになっているのではないか…。
絆を断ちきっていいのか
 市長は、市民のなかでの「絆づくり」を主張し、市民の日を提案したり、市民みんなのまつりの活性化に力をいれています。私は、40年の歴史のなかで培われたしんかわ保育園の絆を断ちきっていいのか、と市長に聞きました。答弁がよく書きとれなかったのですが、私は、「しんかわ保育園もそうだが、市民はそれぞれの場で人とつながり、絆をつくっている、そのことを応援するのが市政の仕事では?」と意見を述べました。
公立保育園は子育て支援の拠点です
 私は今回、子育て支援と保育行政とタイトルをつけました。それは、地域の保育園は子育て支援のひとつの拠点だからです。しんかわ保育園も地域活動事業や園庭開放を積極的に展開しています。近くの親子連れや、園庭のない保育施設の子どもたちが訪れているそうです。それを簡単になくそうという提案は本当に信じられません、
市の見通しは妥当なのか?
 市の出した「実施計画」は、待機児を2017年度(平成29年度)末までに解消するということと、公立保育園を廃止していくこと、の2つの柱です。今、保育園待機児の問題は、深刻さを増しています。国会でも大きな議論となっています。
 市の発想は、民間で進出したい保育園などにより定員数をふやし、待機児解消をすすめていく。その結果、人口が減ることも見込んで、公立保育園は廃止する、ということです。果たしてその見通しは妥当なのか? そして、児童虐待や貧困問題などが深刻ななか、公立保育園を維持し、さらにセーフティーネット機能を発揮してもらうことが必要ではないか? そのほうが、民間保育園を支えることにもならないか?…
 今日、十分に触れられなかった、障害児保育問題、さいわい保育園問題、まえさわ保育園の給食調理業務委託問題など、引き続き3月議会でとりくんでいきます。

ザリガニを捕ったダイサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2016-03-10 23:36 | 市政報告 | Comments(2)