6月議会一般質問から(3) 検証なしの保育園民営化   

 私は6月14日、市議会本会議で一般質問をおこないました。市政に対する日本共産党の基本的な考え方をのべたうえで、4つのテーマについて市の市政をただしました。(1)障がい者福祉(2)高齢者福祉(3)保育園の民営化(4)安心して暮らせるまちづくり―です。詳報を4回にわけて紹介します。3回目は、保育園の民営化についてです。

廃園・転園 子どもたちへの影響を検証すべきだ
 3月末、市立上の原保育園が44年間の歴史に幕をおろしました。12人の子どもたちは、小学校へ巣立っていきました。最後の卒園式に出席した方にうかがうと、子どもたちがとてものびのびとしていて、1年間大事に育てられてきたのだと実感した、とのことでした。職員・保護者・地域の方が、子どもたちを真ん中に手を結び合ってきた結果でした。
保護者の苦悩は大変なもの
 しかし、さくら保育園に転園するのか、廃園まで上の原保育園に残るのか、保護者の方々の苦悩は大変なものであり、選択してからも本当によかったのか、という思いが残った、という声も聞きます。何より、子どもたちの環境変化の影響は大きく、この検証は十分になされなければなりません。
市長はなぜ公約を取り下げ民営化をすすめるのか
 ところが、市長は、公約していた保育のあり方検討について、今回の予算案では取り下げてしまいました。その一方で、みなみ保育園の民営化のための予算は計上されています。取り下げの理由と、これまでの民営化の検証をどのように行なう考えか、うかがいます。

【答弁と感想】
 取り下げの理由は、国で検討中の「子ども・子育て新システム」がまもなく成立されそうだ、との判断で、新システムが施行になればそれにそった会議を持つことになる、今あり方検討委員会をはじめるとダブってしまう。だから、取り下げるといいます。
検証せずに保育園を民営化することは容認できません
 では、新システムにもとづく会議で、これまでの民営化の検証をするのかといえば、「これまで第三者評価や保護者のアンケートを行なった。みなみ保育園の民営化をていねいにすすめていく」ということですから、市民参加での検証はせず、そのままみなみ保育園は民営化する、ということであり、とても容認できません。
国の「子ども・子育て新システム」にも深刻な問題が
 新システム自体も、市町村の保育実施義務をなくし、保育を自己責任にしてしまうなど、深刻な問題を抱えています。みなみ保育園は、民設民営化されるだけでなく、不透明な新システムのなかでどういう道をたどるのか心配です。
市長は自らの公約に立ち戻れ
 市長は、財政問題と同時に、都営住宅建て替えで期限が決まっていることを強調します。しかし、民設民営に無理矢理しようとするから、時間がないのであり、また、財政問題についていえば、そこも含めて市民参加で議論するところに意味があるのです。私は、議会全体を通じて、市長は公約に立ち戻るように強くもとめました。

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6月議会一般質問から(3) 検証なしの保育園民営化(このページ)
6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2)
6月議会 日本共産党の反対討論(3)

                             トンボ(落合川)
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# by hara-noriko | 2011-07-07 15:12 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会 日本共産党の反対討論(3)   

 6月議会で日本共産党を代表して私がおこなった反対討論の3回目(最終回)です。

日本共産党市議団の立ち位置
 最後に、共産党市議団としての立ち位置について述べます。共産党市議団としては、市長の公約中の公約であったイオン誘致問題で、市長が推進の立場に転じ、再三にわたり公約に立ち戻るように求めましたが、市長は推進の態度を変えませんでした。そのため、今後は、是々非々を貫くことを3月議会において表明しました。
「市民参加による検証」を市長が反故にすることは認められない
 共産党としては、保育園の民営化問題に象徴されるように、市長とは考えを異にしています。しかし、この問題で何より大事なのは、市長が市民との間で、市民参加で再検証する、と約束したことを守るのか、破るのか、なのです。民営化の是非以前の市民とともに話し合い、計画を再検証していくということをきちんとやるのかどうか、ということなのです。私たちは、そこを問うているのであり、そのあたりまえの入り口の問題を反故にしてしまうことは認められません。
市長は公約に立ち戻るべきです
 今議会で方向転換しようとしている保育園について、もう一度、自らの公約に立ち戻る判断をすべきであることを強く指摘するものです。以上の意見を述べて、予算にたいする反対討論といたします。(おわり)

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6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2
6月議会 日本共産党の反対討論(3)(このページ)

                          ネムの花(黒目川遊歩道)
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# by hara-noriko | 2011-07-06 15:34 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会 日本共産党の反対討論(2)   

 6月議会で日本共産党を代表して私がおこなった反対討論の2回目です。

 今後の市政運営に関し、予算特別委員会において提起した課題について、8点にしぼって改めて意見を述べます。
(1)行財政改革アクションプラン、職員定員管理計画について
 これらの計画は、抜本的に見直すべきであると考えます。それは、自治体としてどういう役割を果たしていくのか、自治体として何を大切にしていくのかが踏まえられていないと考えるからです。もし、このまま計画が遂行されれば、保育園、小学校給食、図書館などの民営化、各種公共料金の値上げ、職員のさらなる削減がおこなわれます。
 東日本大震災で、いかに地域にとって役所および職員の果たす役割が大きいかを教えられました。防災対策の係長などもおけない市役所の体制で本当によいのか、もっと議論する必要があります。地方自治法で規定する、自治体の本旨は住民福祉の向上である、との立場で自治体の役割を改めて考えるべきではないでしょうか。
(2)財政問題について
 では、財政が厳しいなか、どうするのか、ということです。財政調整基金が26市のなかでももっとも少なくなっているのは現実ですが、冷静に見ていく必要もあります。
 たとえば、昨年教育振興基金もつくられ、学校教育についてはこの基金が活用されることになりました。共産党としては、本来新しい基金はつくらなくても、必要に応じて教育に財源を充てることはできる、という考えにたっていました。しかし、その後、学校教育に使う目的も改めて確認するなかでこの基金に賛成しました。有効に活用することが必要です。
 また、このほかにも特定目的基金があります。現在は目的を失っている基金はないかなど、基金を精査して有効に活用することも必要です。
 そのほか、共産党としては、財政運営について、10項目の提案をしています。都市計画道路同時建設の見直し、小学校給食の民間委託の見直し、中学校給食の契約の見直し、教育センター借り上げ料の見直し、スポーツセンター委託料の見直し、電柱の道路占用料の見直し、駅西口壁面の広告収入、地下水大量使用企業の協力金制度、土地開発公社の解散、市有地・市役所7階・UR余剰地などの活用です。
 市民にしわ寄せをしないでできる対策を十分に行っていく、その内容を市民に公開し、東久留米の財政運営についても市民とともに考えあっていく、そういう姿勢が何より大切ではないでしょうか。
(3)大道幼稚園跡地の利活用問題について
 大道幼稚園が閉園されてから、園舎も園庭も使われないままになっています。私たちは、保育園の待機児解消のため、ここに認可保育園を誘致することをかねてから提案してきました。一日も早く、決断されることを求めます。
(4)放射線の影響から市民の健康を守る問題について
 放射線量測定器は、東京都から1台借りられたとのことですが、すべての学校・保育園・幼稚園、公園などを継続して測定できるよう、求めます。
 また、学校のプール水の測定について、今からでも実施することを求めます。
(5)小中学校のエアコン設置と猛暑対策について
 エアコンについては、国の動向もみながら、遅滞なく対応することを求めます。同時に、猛暑対策はただちに手を打つことが必要です。ネッククーラーやよしずなど可能な限り対策をとるべきです。
(6)防災対策について
 共産党市議団として、3月11日の大震災以降、3回にわたって被災者支援と防災対策の充実を求め、市長に申し入れをおこなってきました。防災計画の見直しをはじめ、改善をすすめることを求めます。
(7)コミバスについて
 今議会で進展がありましたが、既存バス路線の充実を含め、市民参加により確実に進むよう改めて求めます。
(8)都市計画道路の見直しについて
 現在、市内の計画は13路線ですが、50年近く前に決めたこの計画を進めていったら、財源がいくらあっても足りません。和歌山県などは、県としての見直しを行なっています。わが市としても、見直すことが必要であると考えます。(つづく)

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6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2)(このページ)
6月議会 日本共産党の反対討論(3)
                          
                           アオサギ(黒目川上空)
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# by hara-noriko | 2011-07-05 13:31 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会 日本共産党の反対討論(1)   

 6月29日に東久留米市の6月議会が終わりました。3月議会につづいて、再び当初予算が否決されました。そのため、9月議会で改めて提案し直されることになります。その間は、引き続き暫定予算になるため、7月に臨時議会が開かれる見込みです。
 私は、日本共産党市議団を代表して、予算に対する反対討論を行ないました。3回に分けてお知らせします。
               ◇       ◇       ◇       ◇       ◇
 本予算は、当初予算が3月に否決され、7月までの暫定予算となっているため、8月以降の予算として提案されています。予算の賛否は、簡単なことではありません。なぜ、共産党市議団として反対するのか、この間の経過に触れながら、理由を述べたいと思います。
3月議会は、どういう事態だったのか
 私たちは、3月議会に予算組み替え案を提案し、考え方を示しました。都市計画道路や学校給食の民間委託、イオン誘致などを見直して、その財源を市民のくらしに振り向けること、とりわけ、防災対策費を1000万円増額することを提案しました。これは否決されましたが、市長提案の予算も否決されました。そのため、暫定予算が示されました。しかし、暫定といいながら、市長の政策経費がもりこまれました。とくに、私たちが、組み換えを求めた、イオン誘致、都市計画道路、学校給食の民間委託が計上されていました。私たちは、学校教室へのエアコン設置や、子どもたちのワクチン接種など、先送りにできない課題については当然賛成ですが、議会で意見が分かれ、市長の公約とのかかわりでも違う方向になるものまで、あえて、盛り込むことは容認できません。学校給食の民間委託についていえば、二年後の小山小学校の民間委託まで予算に計上しているのです。こうしたことから、私たちとしては、反対せざるをえないと判断しました。
4月の市議選を経た予算案の問題点は
 そして、4月の市議選を経て、今議会に改めて予算案が示されました。3月議会での議論をふまえ、2つの変更点が示されました。
 1つは、外部評価委員会を取り下げ、市民による事業仕分けを実施すること、もうひとつは、保育のあり方検討を取り下げる、というものでした。
 共産党市議団としては、3月議会での予算組み替えで、外部評価委員会の中止は提案しましたが、保育のあり方検討については実施すべきであり、合意のないみなみ保育園の民営化に関する予算を取り下げるように求めました。しかし、市長の提案は逆でした。
市長は「市民参加」という自分の公約を取り下げてしまった
 あり方検討委員会の設置については、議会のなかでも設置すべきではない、という意見も多く、予算修正もされてきた経過があるので、市長として推進することは苦労があることは推察します。しかし、自分の公約であるものを自分で取り下げてしまい、ではその分、どう対応するのかもない。保育園民営化の検証は、「十分内部で検証した」と答え、みなみ保育園民営化に踏み出す前に、市民参加で検証するという考えは示されない。さらに、厚生委員会で、今後は民営化をすすめ、民設民営を基本とする、保育士の任用替えまで考えていることを示しました。市民参加・市民合意、という市長の公約はどこにいってしまったのでしょう。
保育園の民営化を「トップダウンに近い」と…
 市長選で問われた大きなものが、市民参加でした。それまでの保育園民営化計画はトップダウンですすめられました。それに対し、当事者・市民を抜きにしてすすめないでほしい、という声が大きくおこり、馬場市長は誕生したのではないですか。ところが、予算特別委員会で、今回の市長のすすめかたはトップダウンではないか、と質問すると、「トップダウンに近い。私自身の判断だ」と認め、修正もされませんでした。
 予算審議の中で、今述べた保育園の問題のほかにも、市長の公約であり市政運営の理念でもあるはずの、「情報公開、市民参加、対話に基づく合意形成」に照らしていくつかの重大な問題が明らかになりました。
イオン誘致で基本的な情報さえ示されなかった
 1つは、イオン誘致問題です。市長は、市民参加での見直しという公約を投げ捨て、推進の立場に転じましたが、それだけでなく、イオンが出店された場合の税収増の見込みや地域貢献施設を入れた場合の市の負担額などについて、基本的な情報さえ答弁されません。
小学校給食の民間委託も取り下げない
 2つめは、小学校給食の民間委託です。現在の民間委託計画について、市民参加で再検討と約束したにもかかわらず、「私は民営化するともしないとも言っていない」と答え、市民が誤解したかのように答えました。そのうえ、現計画のあとの新しい計画まで検討するとしています。これを取り下げるべきと指摘しましたが、取り下げる意思がないことがわかりました。
旧保健福祉センター売却問題でも「説明会はしない」と答弁
 3つめは、旧保健福祉センター売却問題です。市民の方たちからは、過去に、跡利用について市民参加で検討したい、との陳情もだされていましたが、残念ながら売却していく方針となりました。私たちは、これまで聞いて来た市民の意見をふまえ、それが生かされるように求めました。そして、市の売却方針、考え方について市民説明会を開くことをくりかえし求めましたが、説明会はしない、との一点張りでした。市の土地は市民の財産であり、市民に説明するのは当然のことです。改めて実施することを強く求めます。
日本共産党は、市長との政策協定と市議団の公約に立って予算案に反対
 以上述べたように、市長の公約と実際に進んでいる方向の矛盾が広がるなか、共産党市議団としては賛成できません。市長選で馬場市長を市民のみなさんと一緒に応援した責任において、政策協定に立っての判断です。また、4月の市議選で、私たちは4人全員当選させていただきました。その公約にたち、態度を表明するものです。(つづく)

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予算特別委員会で予算案否決
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6月議会 日本共産党の反対討論(2)
6月議会 日本共産党の反対討論(3

                        カルガモのヒナ(落合川)
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# by hara-noriko | 2011-07-04 16:56 | 市政報告 | Comments(0)

予算特別委員会で予算案否決   

 6月22、23の両日は予算特別委員会でした。馬場市長が改めて提案した予算案は、否決という結果になりました。日本共産党は、反対しました。(賛成=民主、社会市民、ひろば、みんなの7名。反対=共産、自民、公明、ハートネットの13名)
共産党はなぜ予算案に反対したのか
 予算に対する賛否は、簡単なことではありません。私たちは、3月議会の時点で、当初予算案に対し組み替え案を提起し、考え方を示しました。
 しかし、その後、市長が示した暫定予算には、7月までの暫定といいながら、私たちが問題として指摘したもの(イオン誘致関連や2年先の学校給食民間委託など)が盛り込まれており、反対せざるをえませんでした。そして、市議選でもこうした考え方をもとに論戦し、4人全員当選することができました。
市長自らの公約まで予算からはずす
 しかし、今回改めて市長が示した予算案には、こうした指摘についてほとんど反映されていないばかりか、逆に、市長の公約でもある保育のあり方検討委員会を予算からはずしてしまいました。
検証もせず保育園民営化を推進
 そして、今議会では、これまでの民営化の市民参加での検証もせず、みなみ保育園の民営化を推進し、さらにそのあとも、保育園民営化を民設民営で進めると発言しました。
「市民参加と対話にもとづく合意形成」はどこにいったのか
 市民参加と対話にもとづく合意形成が市政運営の基本だといっていたことは、どこにいってしまったのでしょう…。29日の最終本会議で、きちんと討論したいと思います。

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                         ムラサキカタバミ
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# by hara-noriko | 2011-06-25 00:57 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会一般質問から(2) 高齢者福祉について   

 私は6月14日、市議会本会議で一般質問をおこないました。市政に対する日本共産党の基本的な考え方をのべたうえで、4つのテーマについて市の市政をただしました。(1)障がい者福祉(2)高齢者福祉(3)保育園の民営化(4)安心して暮らせるまちづくり―です。詳報を5回にわけて紹介します。2回目は、高齢者福祉についてです。
        ◇        ◇       ◇       ◇       ◇
なぜ高齢者福祉電話を急いで廃止したのか 復活を求める
 3月末をもって、高齢者福祉電話が廃止されました。約300名の方が利用していた福祉電話について、「見守りの役割を果たしていない」としての一方的な廃止でした。昨年の夏には、高齢者の所在不明問題が大きな社会問題になり、多くの自治体で高齢者の見守りをどう充実させていくのか検討されています。そのさなかに、わが市は、先に廃止を決めて実行してしまいました。
 市長には、「福祉電話が心の支えだった」という高齢者の声は、届いていないのでしょうか。見守りの充実について十分に検討されないままの福祉電話の廃止は時期尚早であったと思います。復活するよう求めますが、見解をうかがいます。
不安が大きい一人暮らしの高齢者 市の対策は
 このたび報告された、高齢者アンケートの結果をみても、一人暮らし高齢者の方々の不安が大きいことが、改めてわかりました。
 65歳以上の方1000人を対象にした高齢者一般調査では、720名の方が回答していますが、このなかで問25として心配事や悩み事について聞いています。一人暮らし高齢者の方の69・6%が自分の健康について心配し、26・8%が病気などのときに面倒をみてくれる人がいないことを悩んでいます。こういうなかで、何も見守り事業を受けられない、という一人暮らし高齢者の方はいないのか、とても心配です。市はどのように対策をとっているのかうかがいます。

【答弁と感想】
みなさんから寄せられた声をもとに質問
 一人暮らし高齢者の方の課題をぜひ質問しなければ、と今回とくに強く思っていました。それは、この間、地域の小集会や個人演説会を行なってきて、たくさんの声が寄せられ、ずっとこの地域で安心して暮らせるようにしていくためには、一人暮らし高齢者の方々がどういう不安をもっていて、どういう施策をおこなったらよいか、考えていくことが必要だと痛感したからです。みなさんから寄せられた声をもとに、質問しました。
福祉電話をうけていた人で、見守りサービスを受けていない方が73名も
 福祉電話は、電話機の貸与、基本使用料への市の助成を行ない、昨年度は244人の方が利用していました。市は、福祉電話がなくても、高齢者の見守りは他のサービスでカバーできる、民生委員さんが直接訪問して他のサービスにきりかえた、と答弁。その内訳は、65名が乳酸飲料の配布事業、61名が緊急通報システム、33名が見守りネットを希望。残り73名は未定。つまり、福祉電話をうけていた人で、何も見守りサービスを受けていない方が、4月以降73名ということがわかりました。私は、福祉電話の復活を求めるとともに、見守りが何もない、という方を放置しないよう早急に対応することを強く求めました。
健康不安に応える3つの提案
 また、今回、私は、市のアンケートでも一人暮らし高齢者の方が、とくに健康への不安を強く持っている結果をみて、そこに応えていく対策を3つ提案しました。
 (1)救急医療情報キットの実施 万一の救急時に備え、持病や薬などの医療情報を専用容器に入れ冷蔵庫などに保管しておくもの。近隣では西東京や小平でもスタート。小平では、災害等の発生にも備えて、と位置付けています。
 (2)緊急通報システムの拡充 緊急時、ボタン一つで消防署につながるシステムですが、東久留米は心臓などの慢性疾患があることなどかなり条件が厳しくなっています。新座市では、65歳以上の一人暮らし高齢者はすべて対象になっています(一部自己負担あり)。東久留米でも対象を広げるように検討すべきではないでしょうか。
 (3)75歳以上の健診の無料化 現在、健診を有料にしているのは、東京では東久留米以外では1区1市のみです。健康の不安の対策で最も大切なのは、日頃の健康管理です。お金の心配なく、健診を出来るだけ多くの人に受けてもらうようにすることが大切です。この問題でも、予算を組み替えれば無料化はできる、と共産党として提案してきました。
引き続きとりくんでいきます
 今回は、前向きな答弁まではいきませんでしたが、(1)については、他の会派からも質問がだされていました。ひきつづき、取り組んでいきたいと思います。また、福祉電話については、市民の方から復活を求める請願が提出されています。厚生委員会でしっかり議論していきたいと思っています。

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6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2)
6月議会 日本共産党の反対討論(3


                      ドクダミの花(野火止2丁目)
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# by hara-noriko | 2011-06-19 17:17 | 市政報告 | Comments(0)