保育の「新システム」とは   

 b0190576_1931568.jpg  全国保育団体合同研究集会から(3)
 先日も少し報告した、伊藤周平先生の講義の中で、「新システムは、現在の市町村の保育実施義務をなくし、直接契約方式とするという、旧政権のもとでまとめられた新保育制度案を引き継ぎ、それに民主党がマニフェストで提言していた幼保一体化を、相互の関連性もなく組み合わせたもので、制度設計として稚拙としかいいようがない」と指摘していました。
 新システムの制度要綱案には、最初に、「すべての子どもへの良質な成育環境を保障し、子どもを大切にする社会」とあります。書いてあることは、もっともです。私も、我が家の三姉妹を通じて、保育の素晴らしさを実感し、どの子にもこんなのびのびした乳幼児期が保障されたらいいな、と思ってきました。
 でも、保育園、幼稚園それぞれの歴史や実践があり、議論も不十分なまま一体化することは、あまりに乱暴です。
 また、そのことによって、保育や支援をもっとも必要としている子ども達がはじかれてしまいます。保育の実施義務がなくなるのですから…。
 「子どもを大切にする」システムとは言えないと、強く思いました。

by hara-noriko | 2010-08-21 19:31 | 活動日誌 | Comments(0)

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