コミュニティーバスの実現を
2010年 09月 09日
このブログでお知らせしたように、9月議会の一般質問(本会議質問)に立ちました(6日)。質問の内容を何回かに分けてお知らせします。第1回は、市民の切実な要求になっているコミュニティーバスの実現についてです。
コミュニティーバスは、住民の移動や生活を確保するために自治体の責任で運行するバスのことです。市民の方からお話をうかがうたびに、1日も早く実現しなければならないと思ってきました。とくに「市役所に行けない」「市役所に行きにくい」事態は早急に解決すべきです。
たとえば、下里団地にお住まいの高齢の方が市役所に行く場合、下里団地から清瀬駅まで西武バスに乗り、清瀬駅から電車で東久留米駅にくるといいます。「わくわく健康プラザに行きたくてもバスがない」「新小金井街道をバスが走ってくれれば、わくわく健康プラザにも昭和病院(小平市)にも行けるのに」という声も、本当に切実なものがあります。そのほかの地域でも、切実な声があがっています。
私は、2つのことを要求しました。
(1)市内のどこに住んでいても、市役所に無理なく行けるようにする。健康課や子ども家庭支援センターが入っているわくわく健康プラザや、たくさんの東久留米市民が利用している公立昭和病院などにも無理なく行けるようにする。市は真剣に検討してほしい。
(2)新小金井街道については、住民の方々もかつて署名も集めたり、西武バスにも交渉してきた経過があります。市としてどのように検討しているのか。
【答弁と私の感想】
(1)「安心して住み続けられるまちづくりにとって、コミュニティーバスは要の一つだ」との私の意見に対し、「私も同様の考え」と市長。私は、今年度中に、実施に向けたスケジュールを示すべきだ、と求めました。市長は、明言しませんでしたが、「自分の公約でもあり、実施に向けた努力をしたい」と答弁。私は、8000万円残っているふるさと創生基金を使って、1日も早く実施を、と改めて求めました。
(2)下里団地から新小金井街道に通るバスについては、「沿道の住宅開発など、以前と状況も変わってきているので、西武バスにも改めて話して行きたい」との部長答弁でした。
コミュニティーバスは、私以外にも、3人の議員(社・民・公)が質問。市役所・昭和病院・わくわく健康プラザ・多摩北部医療センター・駅など、ポイントになる施設名もそれぞれ発言。実現に向けた前向きの流れを感じました!
市議会建設委員会(9月14日午後)で、現時点で、2150名を超える署名を添えての市民の皆さんからの請願が審査されます(共産党は、篠原議員が出席します)。ぜひ、傍聴にいらしてください!
黒目川のスズメです
by hara-noriko | 2010-09-09 00:46 | 市政報告 | Comments(0)