「事業仕分け」傍聴記
2010年 10月 20日
正直、とても学ばされました。市民委員の方々が、当日を迎える前に、相当勉強されたのだな、と感じました。一つひとつの事業のもつ意味をふまえての発言が多く、驚きました。
例えば、認証保育所支援事業について、補助率が東京都と市で二分の一ずつだが、都の補助率を引き上げるように要請すべき、という意見が出て、他の委員からも賛成する意見が出たり…。単なる経費削減でなく、事業の目的と性格に立って議論されていました。
また、子育て支援はもっと拡充すべきだ、という意見も率直に出されていました。そして、結論も無理にひとつにまとめあげなかったことも、よかったと思いました。その分、一人ひとりの意見の重みも増しました。
さて、閉会式では、委員の方々から、口々に、きちんと市政に生かしてほしい、と発言がありました。今回の仕分けは、結論だけでなく、そこにいたるまでの議論、意見から学びとることが大切だと感じました。そういう立場で、議会でもとりくんでいきたいと思います。
私は、仕分けのもつそもそもの課題や、市の姿勢について、議会で質問してきました。このブログでも、以前に報告しました。この先、市が乱暴に、一方的に、市民サービスを切り捨てるようなことの無いように、しっかりとりくんでいかなければ、と思っています。
イソシギ(黒目川)
by hara-noriko | 2010-10-20 22:14 | 市政報告 | Comments(0)