補正予算案を可決 小中学校にエアコン設置へ   

 1月28日、臨時議会でした。補正予算案が賛成多数(久留米ハートネット、みんなの党は反対)で可決しました。全小中学校の普通教室にエアコンを設置するための設計予算、南町小学校に特別支援学級(固定学級)・第6小学校に特別支援学級(通級学級)を設置するための設計予算、などを主な内容としており、本当に良かったと思います。
 エアコンについての議論も多々ありました。熱中症など、命にかかわる問題が起きている中で、エアコン設置はどうしても必要です。一方で、クーラー病についての心配の声も出されていました。子どもたちの健康について十分に配慮しながらの運用が大切であると思います。
 ところが、エアコンをつけるのだから、夏休みを短縮して授業をふやす、ということを検討すべきとの意見も複数だされていました。それこそ、子どもを冷房づけにして、勉強を強いるというもので、私は反対です。教育部参事は、「夏休みを短縮している自治体もあるが、児童生徒にとって、夏休みは、日頃出来ない経験をするなど、教育的な効果もある。授業日の確保のため、現在も対応しており、新たに夏休みを削ることは現時点では考えていない」と。
 学力向上、とよくいわれますが、学力は生きていくための力です。さまざまな経験を通じて、学び、力をつけていくことを保障していくことが大事です。同時に、子どもにも当然「休む権利」があります。学び、遊び、休む…子どもの権利を十分に保障していくことが、真の学力向上につながるのではないでしょうか。いろいろ、考えさせられた臨時議会でした。

私の賛成討論
 私は、日本共産党東久留米市議団を代表して賛成討論に立ちました。主な内容を紹介します。
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 日本共産党市議団を代表して、本議案について賛成の立場から討論いたします。
 この補正予算は、懸案の重要課題である、小中学校普通教室へのエアコン設置、特別支援学級の拡充などを、一日も早く実現していくために提案されており、当然のことながら賛成するものです。
 ただ、質疑の中で、教育振興基金について、「基金がなければエアコンは実現できなかった」「共産党などはそれに反対した」という指摘がありました。これは事実と異なるため、共産党市議団としての見解を申し上げます。
教育振興基金について
 教育振興基金については、昨年9月議会の補正予算で自民クラブより修正案がだされ、財政調整基金から教育振興基金にうつしかえられました。この時点で、私たちは、来年度予算編成を考えた場合、財政調整基金を減ずることは避けた方が良いと意見を述べました。しかし、いうまでもないことですが、これは、そうしたお金を教育に充てることに反対する趣旨ではありません。市として、教育上必要な課題には、財政調整基金や内容によっては公共施設整備基金などを充てることはできるわけで、修正案に反対したからエアコンに反対、という論理は当てはまらないと考えます。
 9月議会で市長よりいったんとりさげられた教育振興基金は、目的など改めてはっきりと確認されるなかで、昨年12月、全会一致で可決されました。そうした経過をふまえての今回の提案であり、教育振興基金に反対した、という批判は当たらないと考えます。
イオン問題 議会での報告を市長に求める
 最後に、本日の臨時議会の持ち方について、市長に対し、意見を述べます。今回の補正予算について臨時議会を開くことについては、私たちは何の異論もないですし、先ほども意見を述べたように内容についても賛成です。しかし、これとは別に、共産党市議団として、臨時議会を開くべきだということを要請してきました。
 昨年12月27日、議員全員協議会において、イオンショッピングセンターに地域貢献施設を設けていくことについて、イオンとの協議がまとまった、との報告がありました。これに対し、共産党市議団は、イオンの計画そのものを市民参加で見直す、そもそもの市長の公約とは全く違うものであり、認められないということと同時に、このような重大な内容を、市民の傍聴もできない、会議録もとらない、全員協議会ですませるのでなく、臨時議会を開いて報告すべきだ、と繰り返し指摘しました。
 1月に入ってからも、市長に、正式に申し入れました。また、今回の臨時議会について協議を行なった代表者会議においても、検討を求めました。しかし、今日、市長からの報告はありませんでした。私は、議会にいわれるまでもなく、本来、市長自らが報告するという立場に立つべきだと思います。それをしなかったということが、私たちの申し入れに対する市長の回答なのだ、ということだと思います。
 本来、イオン問題については、23日に市民説明会も行なわれたのですから、その直近の議会であるこの臨時議会で、報告するということは当然ありえたことだと考えます。共産党市議団としては、今後も、3月議会を待たず、市長が議会という公の場で報告を行ない、質疑を保障すべきだということを強く求めていきます。
 以上の意見を述べ、討論といたします。

                     ほころび始めた梅の花          撮影:野火太
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by hara-noriko | 2011-01-29 14:08 | 市政報告 | Comments(0)

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