私が実現したい東久留米市政(上)   

4つの緊急要求の実現をめざします

 東久留米市議会議員選挙が始まります。東日本大震災の被災者に心を寄せ、救援復興と福祉・防災優先のまちづくりの実現にむけ、全力をあげます。そんな私の気持ちを2回分に凝縮して紹介します。初回は、「4つの緊急要求の実現」です。

涙がとまらなかった震災報道
 幼稚園バスのなかで寄り添うように亡くなっていた子どもたちを、お母さんたちが見つけた…との報道に、涙がとまりませんでした。小学校入学目前で起きた大震災。3人の子どもを育てる私にとっても、ひとごととは思えません。何か少しでもできることを、と思います。
 駅頭や街頭で支援募金を訴えていると、たくさんの子どもたちが「お小遣いがなくなっちゃう」といいながらも100円玉を何枚か入れてくれるのです。人の痛みを自分の痛みのように感じているんですね。こんな子どもたちのやわらかく、優しさにあふれた感性にふれて、感動を覚えました。これからの長い人生を生きていく子どもたちが、本当に大切にされる世の中にしていかなければ、との思いを強くしました。

命を守ることが政治の土台―初心を胸に
 命を守ることが政治の土台です。その思いで10年間、清瀬小児病院存続の活動にとりくみ、ひきつづき地域の小児医療充実をもとめて活動をつづけています。いま、改めて、医療・福祉を大切にし、市民の声が生きる市政実現のために努力する決意です。

 私は、市民のみなさんと力を合わせて、4つの緊急要求の実現をめざします。

(1)特別養護老人ホーム・保育園の増設
 東久留米市には、特別養護老人ホームに入りたくても入れない方が427名もいらっしゃいます。特養ホームの増設は、市民の強い願いです。
 いま、市の北東部・上の原地域で、UR都市機構が住宅の建て替えをすすめています。日本共産党東久留米市議団は、この整備敷地を活用して、特別養護老人ホームを誘致することを提案しています。
 保育園に入れない子どもたちも236名に達しています。急いで保育園を増やさなければなりません。日本共産党市議団は、前沢4丁目にある旧市立大道(おおみち)幼稚園の跡地を活用して認可保育園を誘致することを提案しています。
 未認可保育園は、認可保育園に比べると保育料が高くなっています。この格差是正するために、負担軽減の実施をめざします。

(2)中学3年生まで医療費の負担をゼロに
 日本共産党市議団は、独自に条例提案もおこないました。みなさんと力をあわせて就学前児童の医療費負担はなくなりました。今度は、中学3年生まではだれでも医療費負担がゼロになるようとりくみます。

(3)コミュニティバスの早期実現へ
 多摩地域でコミュニティバスを実施していないのは、東久留米市を含めて2市だけになりました。市議会では昨年9月、日本共産党が紹介議員となった「コミュニティバス早期実現を求める請願」(4180人)が採択されました。ことしの3月議会でも、予算化を求める請願が採択されています。
 「昭和病院や市役所に行きにくい」「高齢になって外出がままならない」。こうした声にこたえるのが自治体の仕事です。私は2月、市民の方といっしょに西武バスに出向いて要請・懇談しました。コミュニティバスの早期実現と、バス路線の充実のために全力をあげます。

(4)被災地支援・防災予算の大幅増額
 緊急に以下のことを提案します。
 ★市内の公務員・UR・都営・公社住宅などの空き室を、被災者向け住宅として確保する
 ★防災予算の大幅増額を図る
 ★個人住宅耐震診断助成の大幅増額。
   個人住宅・マンションの耐震改修・リフォーム助成を実施する
 ★小中学校体育館・保育園など公共施設の耐震化
 ★高齢者・子ども・障害者など「災害弱者」への情報伝達、
   避難誘導、避難所整備などの抜本的拡充

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----------- 原のり子 プロフィール ---------
 日本共産党東久留米市議会議員。党東久留米市議団幹事長。45歳。現在3期、市議会厚生委員。法政大学卒。1999年に市議会議員に当選。農業委員、市議会文教副委員長、同厚生委員長などを歴任。地域の小児医療をよくする会幹事。家族は夫と娘3人。

                         カワセミ(黒目川)
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by hara-noriko | 2011-04-15 01:52 | 活動日誌 | Comments(0)

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