「老障介護」の番組を見て   

 5月13日、午後6時半からの「特報首都圏 どうする?“老障介護”拡大の現実」(NHK)を見ました。わずか30分でしたが、とても考えさせられ、胸がつまる…でも希望も感じる番組でした。

「看取ってやりたい」というお母さんの言葉
 前半は、川崎市で高齢のお母さんが40代の脳性まひの息子さんを自宅で介護している状況が映し出されました。胸がつまったのは、息子さんを「自分が看取ってやりたい」というお母さんの言葉でした。
 親は、子どもに、長生きして幸せな人生を送っていってほしいと願うものですが、障がいをもつ我が子にそのように願うことが難しい社会の現実があらわれていました。このお母さんは女手ひとつで、本当に愛情をかけて息子さんを育ててきていることも痛いほど伝わって来ました。

障がいのある方たちが地域で暮らせるように
 後半は、東久留米市の生活寮に入った障がいをもつ40代の女性と、その家族の様子が映し出されました。自宅から10分の生活寮で暮らし、週末は自宅に帰っているそうです。生活寮に入ってから、自分の要求を表現するようになってきていることも紹介されていました。
 住み慣れた地域にこうした生活寮がたくさんあることが必要だ、ということがよくわかります。もちろん、家族の選択はさまざまでしょう。でも、「親亡き後」を心配しなくても、地域で障がいのある方たちが暮らせるようにしていくことが必要です。
 番組では、きょうされん(注)の調査も引用し、介護する親が高齢になるほど外の支援を受けない傾向であることなども、ていねいに掘り下げていました。ぜひ、多くの人に見てもらい、考えあいたいと思いました。

 (注)きょうさんれん
 成人期の障がいのある人たちが、地域で働く・活動する・生活することを応援する事業所の全国組織です。ホームページはこちら

                       ナナホシテントウ
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by hara-noriko | 2011-05-16 01:15 | 活動日誌 | Comments(0)

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