保育のあり方を考える市民討論会の意義   

 11月19日、「東久留米の保育のあり方を考える市民討論会」(主催=東久留米保育問題連絡協議会)が開かれました。あいにくの冷たい雨のなか、約50名もの参加! 子どもたちも20名ほど参加し、とっても良い雰囲気。子どもたちのかわいい声が聞こえるなか、熱い議論が交わされました。
共産党市議団から3人が参加
 「ぜひ市民の意見を聞いてくだ下さい」と市議会議員全員にご案内もいただき、日本共産党市議団は、篠原重信さん、永田まさ子さん、私が出席(村山順次郎さんは、被災地でのボランティア活動中のため欠席)。他の会派から、白石玲子議員、間宮みき議員が出席されていました。
 そもそも、「保育のあり方検討委員会」を設置して、市民参加で今後の保育のあり方について検討することは、馬場市長の公約でした。当初は、市長も予算案にのせていました。自民・公明などの「修正」により、予算がゼロになり、設置が困難になったことは事実です。しかし、その後市長は、6月議会において、みずから「あり方委員会」の予算を取り下げてしまい、今後の保育のあり方は、「新システム」のなかで検討する、としてしまいました。
残念な行政側からの出席ゼロ
 ですから必然的に、みなみ保育園の廃園・民設民営化は「あり方委員会」での話し合いなしに推進することになりました。これは、まったくの公約違反です。
 今回の市民討論会は、市が「あり方委員会」を実施しないなか、市民の手で実施しよう、そこに市長にも来てもらい意見を聞いてもらおう、という趣旨で開かれています。市長や担当部長・課長にもご案内したということでしたが、結局行政側の出席が一人もなかったということは残念でした。
東久留米の保育の良さを豊かに語った参加者たち
 内容は、本当に充実していました。20人ほどの発言がありましたが、どの発言も胸を打つものでした。私が、保護者・市民のみなさんはすごいな、と思うのは東久留米の保育の良さを豊かに語れることです。
 「決して、東久留米の公立保育園が完璧ということではない。すばらしい保育だけど、意見もある。そこを話しあって積み重ねてきていることが大事」
 「子どもの気持ちの受けとめ方を本当に教えてもらった。ルールだからだめ、としてしまうのでなく、まず、子どもの気持ちを受け止めて一緒に考えてくれる保育園」
 「東久留米の公立保育園は、見映えをよくしよう、ということとは無縁で、本当に子どもたちにとって大切なことを積み重ねている。こういう保育園は貴重だと思う」
 子どもを真ん中に、保育者と父母が一緒に考えながら保育をつくりあげていることの大切な意味がよくわかります。
市民の気持ちをなぜ市役所が感じ取ってくれないのか、と
 大切な指摘もいくつもありました。
 「民営化の理由に財政が厳しいことをあげるが、やりくりのなかで削ってはいけないものはなにか、大きな道路はがまんしてほかにまわすとか、もっと市として何を大事にするのか、を考えていってほしい」
 「みなみ保育園を市民がよい保育園だといっているのに、なぜそれを市役所が感じ取ってくれないのか」
 「市は廃園じゃない、保育園の数は変わらないというが、その保育園の歴史と日々のつみかさねをなくしていくことは“廃園”だ」
 「市民説明会に配られた資料と異なる公募要領になっているのはおかしい」
私も12月議会でとりくみます
 最後に、「傍聴してくださった議員のみなさんにも、ぜひ今後の議会で生かしてほしい」と司会者のお話しもありましたが、本当にそうだと思います。子どもたちが安心して保育を受けられる環境をこわす廃園・民設民営化は見直すべきです。待機児のお母さんをはじめ何人かから、「みなみ保育園は残して、新規の保育園を増設してほしい」と。この討論会で学んだことを短い文章ではなかなか語り尽くせませんが、12月議会で取り組んでいきたいと思います。
 なお、以前のブログで公募要領の問題(引き継ぎの問題)を指摘しましたが、11日の法人募集の説明会において口頭で補足する、と担当から回答がありました。私は、「きちんと説明されたのかどうかは、12月議会で質問します」と伝えました。私は、もちろん廃園・民設民営化に反対ですが、どんな局面においても、子どもたちに大きなしわ寄せがいかないように、必要な意見は述べていくべきと思っています。ひきつづきとりくみます。

                         スズメ(黒目川)
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by hara-noriko | 2011-11-22 16:14 | 活動日誌 | Comments(0)

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