来年度予算案 市長の公約は軒並み後退   

 1月25日、来年度予算案の説明がありました。くわしい調査はこれからですが、市民の願いに応えるものもあり、きちんと分析していきたいと思います。ただ、市長の公約にかかわるところでは、軒並み後退しています。
コミバスは予算化なし
 とくに、コミバス(コミュニティバス)は何も予算化なし。市長が、「自分の任期中はできない」としてしまったとはいえ、市の基本計画では位置付けられている事業なのですから、調査・検討は継続すべきです。
保育のあり方を市民参加で検討することも投げ捨て
 また、市長の公約である、保育のあり方について市民参加で検討していく、ということについては投げ捨て、保育料・学童保育料の改定について社会福祉審議会の子育て支援部会で検討する、ということを予算化。請願が採択されている、認可外保育の保育料の負担軽減については、予算化されていないだけでなく、子育て支援部会で議論することにもなっていません。
保育園民営化をさらに推進
 さらに、みなみ保育園の次に民営化する保育園について、9月議会で示したい、と。また、イオンの中に、「地域貢献施設」として情報発信施設を導入するとしていましたが、それも「できない」…など。
 市長は、いったい何をやりたいと思っているのか、公約への責任をどう考えているのか…。3月議会も大変な議会になると思います。

  飛び立つコサギ(黒目川)
来年度予算案 市長の公約は軒並み後退_b0190576_14541860.jpg

by hara-noriko | 2012-01-26 14:54 | 市政報告 | Comments(0)

<< 「みんなの会」の市長要請に参加して 多摩六都フェア「ぴゅああーと展... >>