活動センターかなえを訪問しました
2012年 02月 09日
施設の改善がすすんで
今回の目的は、長年、施設から要請されている施設の改善について、ようやく対応されたと聞き、それを見せていただくということです。耐震上危険であるとわかった施設の非常階段部分に、人が入らないように対策がとられ、ようやく、台所に湯沸かし器がつきました。施設長の多田さんは、「パートさんから、これで食器の油も落ちる、と喜んでもらっている。手も冷たかったと思うが、そういう感想で、頭が下がる…」と。
請願がきっかけに
今回、施設の改善が少し進んだきっかけは、昨年12月議会に提出されたかなえの請願でした。かなえは、2002年に心身障害者訓練施設としてスタートしました。運営は(福)イリアンソスが担っていますが、もともと重度障がい者の高校卒業後の受け皿が足りないことから、市も入って市内の施設関係者で協議するなかでつくられたのが、かなえです。
いずみ幼稚園の跡地を暫定利用して活動をスタートさせましたが、活動場所が2階なのに、エレベーターがなく車椅子の方を受けいれられない、施設で直してほしいところがあっても、暫定利用なのだから…と十分に手が打たれずにきました。
かなえの請願では、一日も早く安心して活動できる場所に移転すること、それが実現するまでの間も最低限の施設の改善をして、利用者さんが安心して過ごせるようにしてほしい、という内容でした。本来、当然のことです。そこに、市が応えることになり、今回の改善は、小さいことのようですが、とても大事なことだと思います。よかった!
施設の改善がすすんだ活動センターかなえ
by hara-noriko | 2012-02-09 17:30 | 活動日誌 | Comments(0)