3月議会 一般質問から(下)
2012年 03月 21日
【スポーツ行政】
スポーツ行政についてうかがいます。
50年前に制定されたスポーツ振興法に代わり、「スポーツ基本法」が昨年の6月に成立しました。超党派の議員によって法案が練られた点でも、スポーツは国民の権利だという基本理念を明確に位置づけた点でも、大変画期的なものです。第10条に、地方公共団体は、スポーツ基本計画を参酌(さんしゃく=比べ合わせて長所を取り入れること)してその地方の実情に即したスポーツの推進に関する計画を定めるよう努めるものとする、とあります。私は、スポーツ基本法の精神にのっとり、市民参加での計画づくりを提案しますが、いかがでしょうか。
また、体育指導委員が今後スポーツ推進委員として活動していくとのことですが、これを機に、委員の公募もあわせて実施することを提案しますがいかがでしょうか。
【教育行政】
最後に教育行政について2項目うかがいます。
ひとつはスクールカウンセラーについてです。12月議会の一般質問で、子どもたちを継続的に見守り、支援していくうえで、スクールカウンセラーが交代するときは適切な引き継ぎがおこなわれるのかうかがいましたが、「カウンセラー同士の引き継ぎは厳禁」との答弁でした。しかし、スクールカウンセラーにやっと心の内を話せたけれども、違うカウンセラーに代わり、またいちから辛いできごとまで話さなくてはならない、ということは、問題によってはフラッシュバックしたり、そのことによって心を閉ざすということもおこりえます。そうしたことも含めて、学校として継続して子どもを支援していくことについて、カウンセラーが交代するときにどのように対応しているのか、改めてうかがいます。
ふたつめは、通学路対策です。間もなく4月になり、小学校も中学校も新入生を迎えることになります。とりわけ、小学校は小さな1年生たちが親から離れて学校に通います。改めて通学路の安全対策が必要です。
これまでもくりかえし質問してきましたが、幸町から旧市役所通りを通って1小に向かう通学路、また、小山通りから3小へ向かう通学路の安全対策はどのようにとられたのでしょうか。状況をうかがいます。
梅の花とメジロ(東久留米市野火止)
by hara-noriko | 2012-03-21 23:48 | 市政報告 | Comments(0)