6月議会一般質問から(3)障がい福祉行政、防災対策、学校教育   

一般質問の3回目(最終回)は、(1)障がい福祉行政(2)防災対策(3)学校教育―の3つです。

(1)障がい福祉行政について
民主党の公約違反と市民の運動
 民主党政権が障がい者のみなさんとの約束、公約を破り、自立支援法廃止とはいえない、「総合支援法」を強行しようとしています。「基本合意」も「骨格提言」も守られていないことに、障がい者のみなさんの怒りと失望は察するにあまりあります。しかし、徹底した審議、国民に開かれた審議を求め、基本合意の完全実現まであきらめない、と運動を続けられています。
 「総合支援法」の理念条項にある「可能な限り」との文言の削除、応益負担のしくみの再考、報酬方式の見直しなど、根本的な問題が解決され、障がい者のみなさんが生きがいをもって安心して暮らしていけるように、力をあわせていきたいと改めて思います。
重要な市の第3期障害福祉計画
 こうしたなか、市としての第3期障害福祉計画は特別に重要になっているのではないでしょうか。私は、これまで、計画策定のためのアンケートについて、より充実をしていくことを提案してきましたが、今回の計画では、平日の日中の過ごし方について、「自宅で家事手伝いをしている」「特に何もしていない」とこたえた方について、その理由をくわしくたずねています。その結果、過半数52.5%の方が、「障害や病気が重いから」と答えています。このことについて、市としてどのようにとらえ、対応していく考えかお聞かせください。
 また、計画の進行管理と評価を「自立支援協議会」を設置して行うとされていますが、いつ、どのような構成で設置するのかうかがいます。

(2)防災対策について
災害時の要援護者登録者の人数と今後の進め方
 このたび、災害時要援護者避難支援計画が策定され、大変読みやすい冊子にまとめられました。まず、要援護者の登録者の人数をお聞かせください。また、今回示された全体計画をベースに、今後は個々の計画を策定していくことになりますが、どのように進める考えかうかがいます。
 
(3)学校教育について
小中学校介助員の配置状況は
 小中学校の介助員について、どのような考え方で配置しているのか、また、現在の配置状況はどのようになっているのか、うかがいます。

【市の答弁は】
活動センターかなえの施設改善に前向き答弁
 私はこれまでの議会で、第3期障害福祉計画策定について、よりよいものにしていく立場からとりくんできました。とくに、アンケートで、日中、「とくに何もしていない」と答えている人達が、どうして「何もしていない」のかを分析する必要があると指摘してきました。今回のアンケートは、さらにふみこんで「何もしていない」理由を聞いています。すると、「障害が重いから」との理由がトップでした。「障害が重いからなにもしていない」…と答える人、ご家族の思いを考えると胸がつまります。障がいが重くても、その人らしく、日々の暮らしを生きがいをもって過ごせるようにしていくことは、本当に大事な課題だと改めて強く思います。
 担当部長は、「生活介護の場をふやしていきたい、拡充が必要」と。私は、そのためにも、活動センターかなえの施設改善は最優先課題だと指摘しました。現在、定員25名のところ19名の利用ですが、施設を改善して車椅子の人達も受けいれられるようにする必要があります。担当部長も、「あらゆる可能性をくみつくす」と前向きの答弁。厚生委員会での請願審査でも議論していきたいと思います。
生活寮希望者への支援も
 また、今回の計画で嬉しかったのは、生活寮の希望がふえ、それに対し市も積極的に支援していくということが明確に示されたことです。住み慣れた地域に生活寮があり、実家もある。日中活動の場もある。自立しながら、安心して暮らしていける環境づくりが進むように、できることをしていきたいと思います。
要援護者登録は2081人 障がい者を対象にした「救急医療情報キット」試行の検討を
 防災対策では、要援護者登録をしている人は、現在2081人とのこと。今後、個々の計画づくりがすすめられます。今年度、介護福祉課で、高齢者を対象に「救急医療情報キット」の試行が行なわれます。私は、今後、障がい者も対象にした試行も必要ではないかということを提案しました。担当部では、検討していくとの答弁でした。(救急医療情報キットは、災害時や救急対応時に必要な、かかりつけ医や薬、病気や障がいの特徴など医療情報を記入して、第三者にもわかるように自宅に保管しておくもの)
学校介助員は25人 迅速な対応を要望
 学校の介助員については、現在、小中学校の特別支援学級に16人名、通常学級には小学校で8名、中学校で1名配置されているとのこと。私は、子どもたちが充実した学校生活が送れるように、年度途中でも保護者や学校から要請があった場合には、迅速に対応して、必要に応じて配置すること、また、介助員さんの声も聞くように求めました。

  カルガモ親子(落合川)
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by hara-noriko | 2012-06-11 23:18 | 市政報告 | Comments(0)

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