臨時議会での質問から   

 臨時議会でおこなった質問を紹介します。

■みなみ保育園民営化問題(1)文書改ざん
 6月議会最終日、5月26日のみなみ保育園保護者説明会の記録が提出されました。このことについて質問したところ、大変な問題になりました。
 文書が出されることになった経過は、以前のブログ「一般会計予算案に反対する」の記事のうち、「市立みなみ保育園の民営化について」の項で書いた通りです。文書提出にあたって私は、保護者にもみてもらったうえで出してほしい、と要望しました。しかし、時間的に難しいということだったので、その点は了承しました。
 文書は、保護者全員にも配布されたということだったので、保護者の方に、万が一、実際の説明と異なるような部分があったら教えてほしい、と事前にうかがいました。すると、2カ所、問題がわかりました。特に重大なのは、市長の発言の一部分を削除していることです。
 私は、議会の場で突然とりあげるのでなく、事前に担当部長に問題を指摘し、調べるように求めました。そして、議会の質問のときに、調査の結果どうだったか、と尋ねたのです。
 すると、部長の判断で、誤解を招きやすい文章だったので削除した、という趣旨の答弁でした。本来、全文をありのままにおこし、公文書として提出するものに手を加えるということは大問題です。議長が、「言語道断。行政側は問題をどう整理するのかきちんと対応を」と休憩に入りました。
 その結果、文書をさしかえ、市長の陳謝・減俸ということになりました。担当部長の責任については、今後検討され、明らかにされます。
 なぜ、こんなことになってしまったのでしょう…。市長の失言がくりかえされ、これ以上問題を大きくしたくない、という意識が働いたのでしょうか。本当に悲しい気持ちです。
 いったんは、保護者の指摘を頭から否定し、その後保護者が事実を言っていることが明らかになる。そして、きちんと事実確認して前に進もうとしたら、今度は文書の改ざんをしてしまう…。こんな状態で、民営化を強行することはありえない、と思います。
 でも、本当にお母さんたちはすごいです。お母さんたちの指摘がなければすべて気づかれずに通り過ぎてしまったかもしれません。もしそうなったときのしわ寄せは子どもたちにいくのです。それは、絶対に避けなければ、とのお母さんたちの思いに胸をうたれます。

■みなみ保育園民営化問題(2)1位の法人辞退の謎
 なぜ、法人の承諾を2カ月近くも待ったのか…。本当に謎です。4月2日に決定通知が行き、4月26日には市長自らが訪問したといいます。しかし、さらにそこでも決まらず、5月11日に辞退、となっています。
 質問したところ、通常の入札では、決定後原則5日以内に契約をするそうです。私がおかしいなと思うのは、1位が辞退した場合は2位がくりあがる、と選定委員会で確認しているのに、市長も1位の法人にわざわざ「説得」(?)にいっていることです。そして、ひたすら「いい回答」を待っている。こうやっていつまでも待つのがうちの市のやり方なのか? 1位の法人には、常に市長が説得にいくのか? だったら、なんのための選定委員会なのか? もしかしたら、1位の法人と約束していたのではないか、と思わず勘ぐりたくなってしまいます。
 タイトスケジュールにもかかわらず、選定委員さんたちは誠実に選定を行なっています。その努力すらだいなしにしかねない事態であり、とてもこのまま進められません。いったん立ち止まり、問題を整理・解決すべきです。
 
■小中学校の避雷針設置を早く
 5月28日、3小の屋上掲揚塔に落雷事故があり、コンクリートが破裂し、破片が飛び散りました。幸い、子どもにけがはなかったのですが、最も遠いところでは50メートル先にまで手のひら大の破片が飛んだそうです。
 この事故を受けて、教育委員会として、避雷針のない小中学校9校に緊急に設置するための設計予算が提案されました。
 6月議会の予算特別委員会で富田議員(民)がとりあげ、今回の臨時会では、佐藤議員(み)、篠原議員(共)、私もそれぞれ質問しました。保護者のみなさんからは、一日も早く設置してほしいと要望書が教育委員会に提出されており、私たち議員にも配布していただきました。とくに、3小は屋上にプールもあることから、心配の声が広がっています。引き続き、早急な対応を求めていきます。

  コサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2012-07-03 23:41 | 市政報告 | Comments(0)

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