予算案三たび否決 予算特別委員会
2012年 09月 19日
9月18日、予算特別委員会が終わりました。3月議会、6月議会と否決されいまだに成立していない今年度の予算…。議員全員による予算特別委員会で、三たび否決となりました。最終的には、21日の本会議で討論・採決をおこないます。
なぜ新たに家庭ゴミ有料化、イオン誘致を盛り込むのか
私は、質疑の最初に、今回の予算案の特徴を指摘し、市長に質問しました。今回の予算案は、これまでの延長線上ではなく、新たに市長の政策判断による大きな課題をももりこんでいます。特に、家庭ゴミ有料化、イオン誘致関連です。
予算が半年間も成立していない状態を打開しなければいけないときに、なぜ、自らの新たな政策判断の予算を追加するのか。なぜ、12月議会に送るという判断をとらなかったのか。市長は、「本来、補正予算として出すべきものだが、今年度予算が成立していないのでそこに加えた」という趣旨の答弁。私の趣旨が伝わっていません。
希薄な公約違反に対する認識
でも、市長の考えはわかりました。市長にとって、今回、新たにもりこんだ家庭ゴミやイオン関連は、あくまで予算の一部分なんですね。トップダウンで家庭ゴミ有料化をすすめることや、公約に反してイオン誘致を推進していることは、重大なことだという認識があまりにも希薄です。
共産党市議団としては、市長の政治姿勢は厳しく指摘しつつも、予算に対する判断はあくまで中身です。とくに、半年間も予算が成立していないのですから、なおさらです。しかし、その中身に大きな問題を抱えている以上、賛成することはできないと判断しました。21日の本会議で、共産党を代表して、篠原さんが討論を行ないます。
各会派の態度は
予算案に賛成…民主・社会市民・ひろば
反対…自民・公明・共産・くるめ・みんな
by hara-noriko | 2012-09-19 19:33 | 市政報告 | Comments(0)