みなみ保育園民営化問題で一般質問
2012年 12月 11日
昨日、一般質問が終わりました。今回は再質問のほとんどを保育園民営化問題、とりわけみなみ保育園民営化問題に充てました。みなみ保育園の問題が緊迫しているなか、基本的な問題を一般質問でおこなったうえで、厚生委員会に臨む必要があると判断しました。(もちろん、他の質問項目も大事なので、必要に応じて予算特別委員会で取り組んでいく予定にしています)。厚生委員会は、12日の午後1時から、市役所3階の委員会室です。
三者協議(保護者・法人・市)に入れない状況が
いちばん問題だったのは、みなみ保育園の民営化について、市と委託法人の間で、年明けにも協定を結びたい、との市側の発言です。
今、みなみ保育園は、民営化のための三者協議(保護者・法人・市)に入れない状況です。それは、次のことが大きな理由です。
(1)プレゼンでは、「みなみをコピーするぐらいの気持ちで引き継ぐ」と言っていた法人が、保護者との懇談では英語・プール・就学前学習など独自のプログラムを示してきたこと。つまり、「引き継ぐ」ということについての大きなズレが明らかになってきたこと。
(2)園長候補の方が、他自治体の市議会議員で、専任ではない(常駐できない)ことがわかり、引き継ぎを現場で担う法人側の体制が決まっていないこと。
今回の民営化は、公募要項にも保育を引き継ぐことが明確にうたわれており、保護者は文書もつくって何を引き継いでいきたいか最初から示しています。いったい市は、今までどのように法人に伝えてきたのでしょうか。
このほかにも、いろいろ疑問がありますが、とにかく三者協議にも入れない状況なのに協定を強行することはあってはならないことです!
保育のあり方検討委員会を開くまでは計画を凍結すべきです
また、保育のあり方検討委員会ができなかったことについて、市長は「おわび」をしていますが、あり方委をやらないうちにさいわい保育園の民営化を打ち出しました。おわびするなら、あり方委を開くまでは凍結すべきです。しかし、市長は、行革アクションプランで民営化はすすめていること、あり方を検討する際、民営化の是非は問わないと以前から言っている、と開き直りのようにもとれる発言…。要するに、民営化問題について市民と議論・検討する気はないということですね。
問われる市長の姿勢
みなみもさいわいも、「東京都との約束がある」ことが最優先で、どんなに不手際があっても強行する構えなんだと感じました。だれのための市長なのか…。
スズメ(黒目川)

by hara-noriko | 2012-12-11 18:37 | 市政報告 | Comments(7)



非常に残念なのと国政同様に過去の悪政に輪を架けてより強引になっていく恐怖感が一杯です。市の保育園民営化問題もより加速度的に強行されると考えて対峙しないとですね。


の責任を果たしていきたいですね。確かに、いろいろなことが強引に進められる流れが強まる危険もあります。力をあわせていきたいです。よろしくお願いします。

