「子どもたちを大切に育てたい」という本気の思い   

30回目の子育て集会
 2月3日、「保育・教育・子育てを考える集会」(子育て集会)が東久留米市生涯学習センターで行われました。今年で、なんと30回目! こんなに長い間、市民の手作りのつどいが続けられていることは、画期的なことだと思います。しかも、保育園・学校・障がい者福祉・地域…など、さまざまな分野の人達があつまり、それぞれの垣根をこえて、子どもたちをみんなで育てていこう、そして大人も成長していこう、ということがすばらしいです。午後の分科会でそのことを改めて実感しました。
 私は、第1分科会(乳幼児期)「もっと楽しく子育てしたくなる街・東久留米へ~子どもをとりまく現状から考える~」に参加しました。午前中に行なわれた記念講演の講師、大宮勇雄先生(福島大学)が助言者として参加。会場いっぱいの人たちで、熱気あふれる分科会になりました。
 待機児問題、保育園民営化問題、認可外保育の現状と課題など、提案者の方々からの発言につづいて、会場からの質問や意見が交流されました。
母親から切実な声が
 待機児のお母さんからは、「民営化のことよりも、一日も早く認可に入れるようにしてほしいという思いが強いです」という切実な声も出されました。
 この声を受けて、待機児を考える会のお母さんは、自分自身も子どもが待機している間、本当に不安であった事に触れながら、「民営化も待機児問題も、子どもを大切にしない行政だということが問題ではないか」と。民営化して待機児を解消すると行政はいうが、それではまったく足りない。認可保育園増設計画をもつべきだ、と指摘しました。本当にそうだと私も思います。民営化によって保育が激変することから子どもを守ることと、保育を必要とする子どもが一日も早く保育園に入れるようにすることを、対立させるような行政のやり方はよくないです。
保育行政は公の責任にたちかえるとき
 大宮先生は、その問題をさらに根本的なところから解説しました。国が認可保育園増設の計画をもたないこと、公立保育園への財政負担を大きく後退させていることなどをくわしく説明しながら、保育を必要とする子どもたちに保育を保障する公の責任にたちかえること、そして力をあわせて子どもを守っていく大切さを話されました。
民間園の保育士さんや保護者の方も発言
 また、民営化で受託した法人の保育士さんや、その保育園の保護者の方からも発言がありました。
 みなさんの討論を聞いていてすごいな、と思ったのは、お互いにどの意見も排除することなく一緒に考え合う姿勢です。これはとてもエネルギーがいることだと思います。子どもたちを大切に育てたい、という本気の思いがあるからできることだと感じました。このほかにも感動したことがたくさんありますが、また折にふれてお伝えできたらと思います。
東久留米の保育の特徴
 最後に、大宮先生が、「東久留米の保育で大切にしていることは、世界で先進的に調査や研究がされている、乳幼児期に何を大切にすべきか、という中身と非常に重なっている。そういう水準ですよ」と述べていたことを紹介します。こういうことを行政の人たち達は知っているのでしょうか? この中身はまた改めて書きたいと思います。
 充実した子育て集会を準備してくださった実行委員会のみなさん、ありがとうございました。

  風に吹かれるコサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2013-02-05 14:05 | 活動日誌 | Comments(0)

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