柳久保小麦でまちおこし   

 4月7日、NHKの「サキどり」という番組で、東久留米市の柳久保小麦についてとりあげられ、改めて話題になっています。
 4月19日には、農民連発行の「農民」新聞の勝又編集長が、東久留米市の柳久保小麦についての取材に訪れ、私も同行しました。まず、産業振興課長に市のとりくみや課題について説明を受けたうえで、生産者の方、小麦を使っての製品をつくっている方、販売している商店の方にお話しをうかがいに行きました。
幻の小麦が復活して10年余
 2003年(平成15年)に作付けしてスタートした、柳久保小麦でのまちおこし。幻の小麦が復活して、10年余となります。柳久保小麦は、丈が長いので倒れやすいが、病気には強く農薬に頼らなくていい、根っこに土壌殺菌の効果がある、などの優れた特性があるそうです。また、高齢化などで農地を手離すことを検討していた人でも、小麦は比較的手がかからないので続けることができる、という声もあるそうです。畑が荒れるのを防ぎ、消費者には、畑の多面的な機能を理解してもらえる、と。ただ、野菜をつくるときと同じようなレベルでの収益があがるわけではないため、どの農家でもとりくむというわけにはいかない、ということが課題ということです。
おまんじゅう、うどん、かりんとう、パン…
 製品化するうえでも、様々苦労はあるとのことですが、香りがあるので食べたときの風味がいいと…。これは、本当にそうですね。おまんじゅう、うどん、かりんとう、パンなど。
 今回、取材の同行をさせてもらって、とても勉強になりました。「農民」新聞に記事が載ったら、また、お知らせします。「たまろくナビ」を検索すると、東久留米の特産品として歴史も含め紹介されています。


  柳久保小麦です
  寒くて曇った日でしたが、緑がきれいで、もう穂が出ていました
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by hara-noriko | 2013-04-23 22:47 | 活動日誌 | Comments(0)

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