多摩北部医療センターの充実を求めて要請   

 「地域の小児医療をよくする会」(旧・清瀬小児病院を守る会)は、多摩北部医療センターの充実を求めて要請を行ないました。4月24日(水)は多摩北部医療センターへ、25日(木)は東京都庁へ行きました。私は、小児病院を守る会の立ち上げから現在まで、幹事会のメンバーです。
小児外科外来の設置・産科とNICUの設置を求める
 主な要請項目は、小児外科外来の設置・産科とNICU(新生児集中治療管理室)の設置です。回答としては、設置する考えはない、というものでしたが、私は全体として大事な要請になったと感じています。
 私達は、小児病院が廃止されて数カ月たった2010年9月にも申し入れを行ないましたが、このときに救急の受け入れの改善を強く要望しました(このブログでも報告しました)。この時の要望について、多摩北部医療センターでは、努力・改善が行なわれてきたことがわかりました。東京都の病院経営本部としても、多摩北部医療センターの医師・看護師の人的支援についてはすすめていきたい、との発言もありました。私は、やはり市民の声を伝えていくことは大事だと実感しました。
看護師さんから寄せられた手紙
 私は、都庁での要請のときに、ある産婦人科の看護師さんから寄せられた手紙を紹介しました。
 多摩北部に呼吸器疾患の赤ちゃんを受け入れてもらい助かっている反面、循環器疾患の赤ちゃんは東京都府中(ふちゅう)市の小児総合医療センターまで搬送されていること。そのため、帝王切開で出産したばかりのお母さんが、1日8回の搾乳を冷凍して辛い体でタクシーなどを使って赤ちゃんに届けていること。本当は1カ月は安静にしていなければならないのに、大変なストレスがかかっていること…などの状況を説明し、多摩北部医療センターをより充実してほしい、と訴える内容です。
 その他にもたくさんの切実な声が発言されました。東京都の担当課長も、妊産婦さんの負担や一刻を争う場合もあるのはわかる、と…。
大事な都議会議員選挙
 私は、今回の要請を通じて、これからも折を見て懇談していくことが大切だと感じました。一緒に、地域の小児医療をよくしていく立場で。同時に、都議選は大事になるな、と実感もしました。
 小児医療をよくする会の副会長でもある畠山まこと北多摩4区都政相談室長は、小児病院を守る会の立ち上げのときから、地域のみなさんととりくんできました。選挙のときだけこの問題にとりくんでいるわけではないのです。小児病院存続の公約を破って廃止容認に転じた人、もともと廃止推進だった人…がこの地域の現職都議ですが、安心して子どもを産み育てられる地域をつくっていくためには、畠山さんを今度こそ送り出さなければ、と強く思っています。

 *この要請には、畠山まことさんのほか、尾崎あや子さん(北多摩1区都政相談室長)、清瀬市、東村山市の共産党市議団、東久留米市議団からは、永田まさ子さん(よくする会副会長)と村山順次郎さんも参加。25日は大山とも子都議も同席してくれました。

  多摩北部医療センターの事務長(左)に申入書を手渡す「よくする会」の小野幸子会長
b0190576_20423362.jpg

  東京都庁の病院経営本部との懇談
  看護師さんからの手紙を読み上げる原。右は原田ひろみ清瀬市議
b0190576_20425765.jpg

by hara-noriko | 2013-04-28 20:43 | 活動日誌 | Comments(2)

Commented by 市内の幼児の父 at 2013-05-06 05:54 x
清瀬小児病院…解体されてしまいましたね。この地域にNICUも備えた充実の体制を簡単に無くして本当に酷いです。私の子供達は公立昭和でしたが何日かの車通いの私でさえ楽では無かったです。電車を乗り継ぎ通わなくてはならない皆さんのご苦労はより大きいでしょうね。今は幸いに大病無く来ていますがイザと言うときの支えは欲しいです。それと普段から面倒良く小児も診てくれる診療所も支えて行ける体制の充実が必要とも感じます。
Commented by 原のり子 at 2013-05-09 19:24 x
前回の都議選の結果、廃止反対を掲げた会派が都議会の過半数を占めただけに、悔しいです。みんなが公約を守っていたら、また違う展開があったのではないか、と思います。ある難病のお子さんは、多摩北部では対応できず、府中まで行っているが、通院も大変なうえ、日常でも何かあったときにかけこめる先が府中…ということで本当に不安です、と話してくれたお母さんも。大変な人がさらに困難を強いられたんですよね。改善を求めていかなければならないことがたくさんあると実感しています。「市内の幼児の父」さんのご指摘に、まったく共感します。

<< 橋下発言 怒りと悲しさに胸の奥... くぬぎ児童館をなくさないで >>