市議会厚生委員会の議論から
2013年 06月 14日
「大切なくぬぎ児童館廃館撤回を強く求める請願」は本会議採決に
「大切なくぬぎ児童館廃館撤回を強く求める請願」は、厚生委員会では、継続審査という結果になりました。最終的には、25日の本会議において全議員で採決を行い、議会としての結果が決まります。それぞれの議員の態度は、継続審査が小山議員(自民)、近藤議員(民主)、間宮議員(社会市民)。趣旨採択が、関根議員(公明)。私(共産)は、採択を主張。委員会では、だれも反対の立場をとりませんでした!
くぬぎ児童館を耐震化して継続していくのか、それとも市長の方針どおり廃止してしまうのか…。利用するお母さんたちが、議員全員に寄せてくださった手記集は、くぬぎの大事さをこころをこめて訴えるもので、児童館の大切さが深く伝わってきます。感動と同時に、「私は、ここまで児童館の役割を認識していただろうか…」と考えさせられてしまいました。
くぬぎの問題は、小さいころくぬぎ児童館で遊んでいた村山順次郎議員が、一般質問で継続してとりくみ、また共産党市議団としても、市長に申し入れをするなどの活動をしています。お母さんたちの声に学んでとりくんでいきたいと思います。
保育料・学童保育料の値上げの議案は否決
保育料・学童保育料の値上げの議案は、委員会では、否決となりました。賛成は、間宮議員(社会市民)。反対は、小山議員(自民)、関根議員(公明)、近藤議員(民主)、私(共産)。
私は、子育て世代にかけられている負担増からしても、今、値上げできるような状況ではないこと。そして、子ども子育て会議が設置され、今後の子育て支援・保育について、負担のあり方も含めて議論することになるのだから、その前に値上げだけを先行させるのはおかしいこと。…などから、反対しました。
自公民などからは、保育料の値上げによりそれを財源として認可外保育料補助をすべき、この値上げ幅で今後の保育サービス充実をすすめられるのか、値上げ分を財源に何をするのか明確ではない、などの意見がだされていました。
同じ反対でも、中身はそれぞれずいぶん違いますが…。いずれにしても、今議会での値上げ決定にはなりませんでした!
アジサイ
by hara-noriko | 2013-06-14 14:24 | 市政報告 | Comments(2)
私は古くて耐震性に問題あるからと簡単に壊すことを決めるのには疑問を感じます。耐震診断や耐震改修が言われ始めた阪神淡路の震災直後頃から比べたら建築の技術や価格面での工夫は大分進んだと考えて居ます。
子ども達が安心して遊べる大事な場所、改修して大事に使い続ける事を学んで欲しいとも思います。
存続、そして耐震改修へのご努力が良い結果となりますように。