「被爆国の原点に返れ」 心に響く長崎市長の平和宣言   

 9日、夕方に帰宅したら、「長崎市長すごいね」と三女(15歳)が言ってきました。それは、長崎市の平和式典での長崎市長の「平和宣言」のことでした。
 核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会において、日本政府が、核兵器の非人道性を訴える共同声明への署名を拒否したことについて、「二度と世界の誰にも被爆の経験をさせないという被爆国としての原点に反する」と強く批判し、「被爆国としての原点に返ることを求める」とくりかえし訴える内容でした。ここはゆずれない、という長崎の思い、被爆者の叫びが込められていて、こころにずっしりと響いてきます。それなのに、安倍首相のあいさつでは、署名拒否の反省もなく、唯一の被爆国として核兵器廃絶に向けて主導しているかのように話しています。
 今日のしんぶん赤旗では、被爆者代表の築城昭平さん(86歳)の「平和への誓い」が紹介されています。涙なしには読めません。18歳での被爆、政府の署名拒否への憤り、原発事故の収束もみえないのに再稼働や原発輸出の動き…。そして、「誓い」の最後は次のようにしめくくられました。
 「ヒロシマ・ナガサキ、フクシマの教訓として『核と人類は共存できない』ことは明らかです。政府は誠実かつ積極的に、核兵器廃絶さらには原発廃止に向けて行動してください。そして今、平和憲法が変えられようとしています。我が国が再び戦争の時代へ逆戻りをしないように、被爆者、戦争を体験したみなさん、あなたの体験をまわりの人達に伝えて下さい。核兵器も戦争もない、平和な世界をつくることは、私達すべてのおとなの責任です」。
 この声に本当にこたえていかなければ…と強く強く思います。

 長崎市長の平和宣言(要旨)はこちらから
 長崎市長の平和宣言(全文)はこちらから
 被爆者代表、築城昭平さん(86歳)の「平和への誓い」(要旨)はこちらから

by hara-noriko | 2013-08-10 23:45 | 日記 | Comments(0)

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