馬場市長に陳謝を求める決議を可決   

市長の教員委員人事をめぐり
 20日(金)、夜11時近くまでかかり、9月議会が終了しました。議案・請願の討論・採決ののち、市長の教育委員人事をめぐって、緊急質問をおこない、最後は、馬場市長に対し陳謝を求める決議を可決(反対は1名のみ)しました。正直なところ、緊急質問での市長とのやりとりは本当にむなしいものでした。
「自分の任期中、教育委員の任命は見送る」と
 市長が、「自分の任期中、教育長を前提とした教育委員の任命は見送る」と発言したことは、任命権者の発言としてはあってはならないことであり、適切ではなかったことを認めるべきです。市長は、「選任に引き続き努力していく」と発言の補強をしたので問題はない、ということを繰り返し述べていますが、「任期中見送る」という発言自体は今も残ったままであることが問題なのです。
任命権放棄はありえないこと
 議会で、不適切な発言をすれば、誰でも訂正しなければなりません。とりわけ、今回の場合、任命権者は市長だけであり、その市長が任命を放棄する発言を行なうことはありえないのです。
 また、「6月議会で議会から問責決議を受けたことは不本意だ。それが私の本心だ」と何度も発言。反省はないことがわかりました。また、市民・教育関係者からも心配の声が寄せられているなか、発言を訂正し、この間の事態を正式に陳謝すべき、という議会からの指摘にも、その考えはない、と。
 9月議会を終えて、市長は任期中最後の議会(11月)にどう向かうのか…。こんな議論をしなければならない状況を一日も早く改善したいです。12月の市長選は、ますます大事になってきていると思います。

 写真は、21日(土)の定例宣伝。9月議会の報告も行ないました。ニュースを「仕事仲間にも渡したいから」と数枚持っていってくださった方、また、切実な相談も寄せられました。
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by hara-noriko | 2013-09-24 07:27 | 市政報告 | Comments(0)

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