手をつなぐ親の会「新成人と新年を祝う会」に参加して   

議員としての原点を見つめ直す
 1月25日、東久留米市手をつなぐ親の会の「新成人と新年を祝う会」でした。毎年この会に出席すると、政治で何を大事にしなければならないかを教えられます。自分が一議員としてどうあるべきか、原点を見つめ直すことになります。
万感の思い
 今年は、新成人の方は7名、2度めの成人(40歳)の方は3名。みなさん、それぞれ緊張のなかでも、一生懸命あいさつし、本当にきらきらしていて立派でした。「お仕事がんばります」の言葉に、作業所での毎日が充実していることが伝わってきます。そして、お母さん方のあいさつ。20年をふりかえっての万感の思いに胸を打たれます。
 また、来賓のあいさつのなかで、特別支援学校の先生が、学校時代の姿を紹介し、子どもたちの力に感動したこと、学んだことを話してくださったことも感動的でした。
お母さんの言葉に…
 終わってから、あるお母さんに声をかけると、「嬉しい気持ちと同時に、正直、子どもも自分も年をとっていくので、これからが大変だな…と思う。今のまま、止まってほしいな、と思ってしまう」と…。そのことばの重みを政治が受け止めていかないといけない、と強く思います。障がいをもつ子どもを育ててきた親が、「もう大人だから安心」と送り出せる社会にしないといけないですよね。
 長田会長のあいさつでは、障害者権利条約に触れられ、人権の観点から障害について定義している意義について、また、大人になっていく我が子との距離の持ち方などについて話され、本当に考えさせられました。
 都知事選もはじまりました。人権・福祉を守る弁護士として活躍してこられた宇都宮けんじさんをなんとしても! との思いをいっそう強くして会場をあとにしました。
「東久留米市手をつなぐ親の会」とは
 *「東久留米市手をつなぐ親の会」は、市内の障がいのある子どもをもつ親の集まりです。幼児期から青年期まで、年齢や障がいの種類もさまざまです。自らの思いを上手に伝えられない知的障がいのある人たちがより良い社会環境の中で生活できるように福祉の増進を図る活動をしています。毎月の定例会では、市内の行政や学校の情報、就労先の情報交換など、親たちの交流の場でもあります。また「いのちかがやけ作品展」や「多摩六都ぴゅああーと展」の開催、福祉講座や施設見学、夕涼み会などにも参加しています。(パンフレットより)

  梅の蕾もふくらんで(東久留米市野火止)
手をつなぐ親の会「新成人と新年を祝う会」に参加して_b0190576_052077.jpg

by hara-noriko | 2014-01-27 00:51 | 活動日誌 | Comments(0)

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