ヘルプカードとヘルプ手帳   

第4回東久留米市地域自立支援協議会を傍聴
 2月11日、第4回東久留米市地域自立支援協議会が、市民参加型で実施され、傍聴しました。障害福祉計画の実施状況の報告や相談支援部会の報告ののち、DVD「生命のことづけ」(震災を経験した障がいのある方・関係者の証言集)を視聴。そのうえで、東京都が普及をすすめている「ヘルプカード」の紹介がありました。
困ったときや災害・緊急時に
 「ヘルプカード」は、障がいのある方が日常から身につけておき、困ったときに周囲の配慮や手助けを頼みやすくするもの。また、「ヘルプ手帳」は、災害時や緊急時に備え、くわしい情報を書き込んでおくものです。
 この問題を検討してきた[住みよいまちづくり部会]の部会長は、「ヘルプカード」の東久留米バージョンをつくろうと進めてきた、このカードの存在を広く市民に知ってもらうことが必要、と話されました。
 参加している市民の方からも質問がだされ、協議会会長は、「使いにくい、もっと違う方法があるのでは、という意見もあると思う。積極的に使うなかで、改善や検討をすすめていきたい」と。
 高次脳機能障害の方の関係者からは、「一見、障がいがあるとはわからないので、電車のなかや公共の場でトラブルになることがある。そんなときに、このカードを見てもらえればすぐに伝わるのでいいと思う」との意見も出されました。
有意義だった市民参加型
 最後は、市民と協議会との意見交換もおこなわれ、有意義な会だったと思います。
 障害者権利条約も批准されました。こうした市民参加型の会が多くひらかれ、障害への誤解や偏見をなくしていくとりくみが強められる事が大切だと感じました。

*ヘルプカードについて、2月15日付の『広報ひがしくるめ』で紹介されています。
   「広報ひがしくるめ」ダイジェストHTML版は、こちらから。
   「広報ひがしくるめ」PDF版の該当項目は、こちらから。

  カワセミ(東久留米市内)
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by hara-noriko | 2014-02-13 00:50 | 活動日誌 | Comments(0)

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