福島を忘れるな! 再稼働を許すな!
2014年 03月 10日
第1部は、日比谷野外音楽堂の集会でした。すでに1万2000人以上の参加者で、入りきれずたくさんの人が音楽堂の外から耳を傾けました。私は運よく、東久留米からの参加者のみなさんと中に入り、じっくり話しを聞くことができました。
福島の現実を自分におきかえて考えた
なんといっても、福島の方々のお話しに胸がしめつけられました。
「福島原発事故から3年だが、これは節目ではない。なぜなら、事故は今なお進行形だから。あえて節目とするなら、ここから改めてスタートする、ということ…」
「先祖代々、山寺を守ってきた。住職をしながら、畑を耕し、生きてきた。でも、もうここでこの歴史は終わりです」
「福島では、今なお家族がバラバラになっている状況」
もし自分が福島に暮らしていたらどうしただろう、もし小さい子がいたらどうしているだろう、家族が一緒に暮らせない状態がずっと続いたら…と自分におきかえて考えざるをえませんでした。「福島を忘れるな! 再稼働を許すな!」。そのことを深く深く心に刻みました。
「きょうを新たな出発にしよう」。一貫してぶれずに活動を続けるミサオ・レッドウルフさんの主催者あいさつにも感動。ゲストスピーチの坂本龍一さんの音楽も胸に沁み入りました。
あいさつするミサオ・レッドウルフさん

スピーチする坂本龍一さん

by hara-noriko | 2014-03-10 00:32 | 活動日誌 | Comments(0)