子ども・子育て会議を傍聴して   

 4月24日、子ども・子育て会議を傍聴しました。子ども・子育て支援事業計画における「量の見込み」の検討がテーマでした。
正直、疑問も感じて…
 ひとつのサービスについてどのぐらいの量を見込むのか、ニーズ調査結果をもとに決めていきます。ただ、正直、私は疑問を感じます。たとえば、保育需要について、保育園を希望する人も子ども園を希望する人も、「同じニーズ」という見方なのです。ですから、保育園待機児が多いから保育園をふやす、とストレートにはつながりません。これは、国で指定されているやり方なので、まずは市としては、これにそって見込みを出すことになります。
大事な指摘もされた
 でも、委員のみなさんの議論を聞いていて、本当に大事な指摘をされているなと思いました。「量の見込みは決めても、今後家計が厳しくなり、働く人がもっと増えるかもしれない。そういう状況にあわせて対応していくことが大事では」「ニーズ調査の結果と実態に開きが大きすぎるものについては、なぜそうなっているか、という議論が大事。また、量の見込みには入らない、障害児の学童保育をどうしていくかなど具体的な議論が必要」などなど。そうです、今後の計画づくりの議論が本当に重要ですね。
市民の願いが生かされるよう
 ニーズ調査では、切実な書き込みがたくさんありました。こうした声が生かされる計画づくりがすすむように、見守りたいと思います。

  飛ぶアオサギ(落合川)
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by hara-noriko | 2014-04-30 23:46 | 市政報告 | Comments(0)

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