映画「ゆずり葉」に感動   

 6月29日、イリアンソス後援会主催の映画上映会で、「ゆずり葉」を観てきました。この映画は、障害者排除の法律の「欠格条項撤廃運動」をふまえながら、ろう者とその周りの人達の生き方が伝わってきて、とても感動的でした。職業選択する、結婚する、出産する…そうした一つひとつを大変な苦労と葛藤をくぐりながら歩んでいく、本当に胸に迫ります。
手話は言語だ、と実感
 そして、手話の美しさ、手話を通して心を通わせる人と人の関わりに魅せられました。映画の台詞のほとんどは手話。それがとても説得力があるのです。手話は言語だ、と実感です。
 今回の映画会は、活動センターかなえ(重度障害者の通所施設)の建て替えに向けたとりくみとしても位置づけられていました。映画を一緒に観ることを通じて、障害のある人達が安心して暮らしていけるまちづくりを考え合えることは、とてもいいな、と思いました。今回、市議会にもご案内をいただき、こういう機会を得たことに感謝しています。
「手話言語法(仮称)の早期制定を求める意見書」を提案・可決
 2011年8月に障害者基本法改正が成立し、法的に手話を「言語」として認め、国や自治体に、情報保障施策を義務付けました。これを受け、手話言語法を制定する動きが強まっています。6月議会に、共産党市議団として「手話言語法(仮称)の早期制定を求める意見書」を提案し、自民以外は賛成で可決されました。引き続き取り組んでいきたいと思います。

by hara-noriko | 2014-06-30 00:56 | 活動日誌 | Comments(0)

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