住民の機運は高まっていないのに
2014年 11月 13日
都市計画審議会を傍聴
午前中は共産党市議団の会議。午後は都市計画審議会を傍聴しました。共産党からは、篠原さんが委員になっています。
イオンに隣接している地域の地区計画変更を審議
今回は、南沢5丁目のイオンショッピングモールに隣接している、18番地の地区計画変更についての議案の審議がありました。イオンが出店し、大きな道路も通り、閑静な住宅街は大きく変わりました。市としては、それに伴い、中高層建築物なども建てられるようにするなど、土地利用を進めようということですが、「住民の機運が高まったうえですすめる」としてきていました。しかし、まちづくりの懇談会を実施しても数人の参加にとどまり、機運が高まったという状況にはありません。にもかかわらず、議案が出されました。
住民全体の合意がないのに部分的に変更するなんて
気になるのは、全体の変更ではなく、部分的にできるところから変更するという内容になっていることです。まちづくりのあり方としてどうなのか? 市の担当部長は、今回、強い反対のあったところははずしている、という趣旨の発言をしていました。要するに、全体の合意がある、機運が高まった、とはいえないということです。そうした段階で議案への賛成はできない、と篠原さんは反対しました。(他の委員は賛成)
このほかにも、生産緑地指定の解除の問題、上の原地域土地利用構想の問題など、大事な議論がありました。

by hara-noriko | 2014-11-13 00:53 | 市政報告 | Comments(0)