さいわい保育園の民営化をめぐり質疑
2014年 12月 08日
行政としてやってはならないこと
(1)先日、このブログで報告した行政報告での質問のつづきです。
今年度入園の方に対し、民営化の予定はあるが、希望すれば卒園するまでさいわい保育園で保育を受けることができる、と文書をもって説明していたにもかかわらず、スケジュールが決まったので、同意をもって新園に移ってもらう、という問題について。契約違反であり、行政としてやってはならない、ありえないこと。「同意してもらえるよう努力する」と行政側は答弁しますが、努力するとかしないとか、という次元の問題ではない。少なくとも、スケジュール変更をすべきである。…など、一定のやりとりをしましたが、平行線のため、行政側に問題を整理して、厚生委員会できちんと答弁することを求めました。
市が、どのような見解を述べるのか、注目されます。
人の心に土足でふみこむようなことはやめるべきです
(2)さいわい保育園に入園希望を出す場合、民営化に同意しなければ入れないともとれる確認票は、人の心に土足でふみこみ、精神的に圧力を加えるもの。とりやめるべきだと主張しました。厚生委員会で議論します。
民営化の検証がきちんとおこなわれていません
(3)こうした問題が次々とでてくるのは、根本に、民営化の検証をきちんと行なっていないことがある。みなみ保育園の引き継ぎ連絡会の会議録を提出するよう求めました。
担当課長は「4月以降は、主体が法人なので、それ以前のものなら出せる」とのこと。しかし…引き継ぎは市が入って行なっているものであり、4月以降のものも出せるように調整すべきではないか、と私は思います。厚生委員会で議論していきます。

by hara-noriko | 2014-12-08 01:54 | 市政報告 | Comments(5)

だいたい民営化の決め方に疑問があるのに同意出来る訳無いじゃないですか?今年の確認書と同様に同意しなければ他の保育園は一杯で行く所無いとか、保育の必要性を認定しないとか、遠回しに圧力かけて強要するって魂胆では?とさえ感じます。

議事録だって、主体が何処だろうと打ち合わせ内容や法人へのに指導・助言内容を記録するのは当然です。あの民営化計画でさえ、市は「保育の質」を確保するために必要な指導や助言を行うって書いてありましたよね?
中身を良く考えないで適当に言葉をコピペしただけ、そんなんだから文書の大切さも、資料の大切さも、情報適否の判断力も、管理能力も育たず同じ過ちを繰り返すのでは?
「間違うな」では無く「間違いを繰り返すな」と言われている事に気付けない。過ちを認め謝れない。
最低です。


さて「鋭い」との事ですが、私は職業人として当たり前だと思います。誰でも楽はしたい。しかし、トラブルになれば対応に苦慮し、時間も浪費します。時には本筋から外れて機会を逃すという大失敗に繋がります。
だから可能な限りメモを取って整理しながら考えをまとめます。ご承知の通り直球では言えない時もあるので、相手の発言の主旨を確認し、自分の考えも表現を選び図や表など使い説明します。
常に相手を思うからこそ理解され信頼されて合意が成り立つのではないでしょうか。
