拙速すぎる教育長人事   

 3月議会がはじまりました。初日は、教育長人事の議案があり、共産党市議団を代表して私が質疑、討論をおこないました。
4月から教育委員会制度が変わるなかで
 通常の人事案件は、その役職にその人がふさわしいのか、ということで判断していきますが、今回の場合、教育委員会制度が4月から変わる中で、この案件をどうとらえるのか、ということが重要になります。市議団でも、かなり話し合いました。
 新教育委員会制度は、問題点がさまざまあります。これまで教育委員会には教育委員長と事務方のトップである教育長がいましたが、それを教育長に一本化するということ、教育長の任命権や罷免する権限を教育委員会はもたないこと、教育大綱は首長がつくるとし、首長は総合教育会議に出席すること、など、教育の中立性が担保されるかどうか、教育委員会が形骸化してしまわないか、大変心配されます。
一気に新制度に切り替えるとは
 さすがに国も経過措置を設け、一気に新教育長体制にしなくても、現教育長の任期がある間は、今の体制のままでも良しとしたのです。東久留米の場合、直原教育長の任期は3年余ありますので、その間は、現体制のままにして、今後について十分な検討と準備をすることが可能だったのです。それを、突然、直原教育長が辞職し、改めて新教育長として就任するというのが今回の市長提案なのです。一気に、新教育委員会制度へ切り替えようということだと思います。あまりに拙速すぎると思います。東京都内で、現教育長の任期満了前に、新教育長の任命をおこなう議案を出しているのは、東久留米を含めわずか4市のみです。
日本共産党は人事案に反対しました
 この1年をふりかえると、東久留米は、学力テストの結果について、平均正答率未満の子どもの割合を学校ごとに発表するなど、学校間の競争をあおり、子どもたちを傷つけかねない方策をとっており、市議団としてもくりかえしその問題を指摘し、このような公表は中止をと求めてきました。すでに、「○○学校より、△△学校のほうが成績がいいね」などの比較がされるような状況もうまれていて、本当に胸が痛みます。さらに、来年度予算案には、市の学力テストを小学校3年生にまで実施することを提案しています。こうしたもとでの、今回の教育長人事に賛成することはできない、と判断し、議案に反対しました。他に、白石議員、間宮議員、桜木議員も反対でした。

【お知らせ】
総括代表質問、一般質問の日時に変更が
 *5日(木)、市長の施政方針についての総括代表質問があります。共産党市議団を代表して、村山順次郎議員が質問します。3番目なので、午後になる見込みが強いです。ぜひ、傍聴にいらしてください。
 *一般質問、6日(金)に6人行なうかもしれません。そのあとは、5人ずつということになると、11日(水)の共産党市議団の一般質問は、午前10時45分ごろから村山議員、午後1時から永田まさ子議員、2時15分ごろから篠原重信議員、3時半ごろから原のり子という見込みになります。よろしくお願いします。

舞うコサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2015-03-04 23:23 | 市政報告 | Comments(0)

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