ドキュメンタリー映画「60万回のトライ」を観て   

 5月9日、すばらしいドキュメンタリー映画を、家族で観てきました。高校ラグビーの強豪・大阪朝鮮高級学校ラグビー部の長編ドキュメンタリー「60万回のトライ」です。上映会は、朝鮮学校が高校無償化から外され、都の補助金も停止される状況の中、子どもたちを応援している「ハムケ・共に」の会の5周年企画として、西東京朝鮮第一初中級学校との共催で行われました。映画の監督、朴思柔(ぱく・さゆ)さんと朴敦史(ぱく・とんさ)さんのお話しも聞けました。子どもたちの素晴らしい歌やあいさつも。
 映画は、時間を忘れて見入ってしまいました。何より、ラグビーを通しての高校生たちの生きいきとした姿、「やらされている」感などみじんもなく、自分のルーツや日本の現実にまっすぐ向き合っている姿勢に感動しました。
 どのシーンも心に残りますが、私は、ラグビー部のキャプテンがケガで試合に出られなくなるという緊急事態のなかでの練習で、焦りからか、いさかいがおきたときの様子がとくに忘れられません。激しく言い争う生徒達。そこに、そっと監督が歩いていって、静かに、「命令形で言ってはいけない、みんなでやろう、と言わないと」という趣旨の話をひとことだけ言ったのです。生徒達は、心を落ち着け、また自分たちで話し合い、乗り越えていきました。すばらしい…生徒たちの自主性、監督の寄り添い方…教育とはこういうものなんだ、と胸があつくなりました。
 本当に観てよかった。感動とともに、日本がアジア諸国に対し、植民地支配と侵略を行なった事実について、改めて考えさせられ、日本人として本気で向き合わなければと思いました。そして、そのことについて、おわびの気持ちも示せない人が首相であることについても…。
 ぜひ、多くの方に観ていただきたいです。
 
映画「60万回のトライ」ホームページ
映画「60万回のトライ」予告編


by hara-noriko | 2015-05-10 00:45 | 日記 | Comments(0)

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