歴史の事実を歪める教科書は選ばれなかった   

中学校教科書採択に100人を超える傍聴者
 8月11日、教育委員会があり、2016年度~19年度に使用する、中学校教科書採択が行われました。100人を超える傍聴者が見守る中、社会科(歴史)は東京書籍、社会科(公民)も東京書籍に、教育委員5人全員が投票し決定しました。どよめきが起こりました。歴史の事実を歪める教科書は選ばれませんでした。
 今回よかったのは、傍聴者を全員受け入れられるように、教育委員会事務局が準備をしてくれていたこと、そして、教科別資料作成委員会報告の資料なども配布されたことです。選定調査委員長と教育委員のやりとりもていねいに行なわれました。
歴史教科書の審議で特徴的だったのは
 歴史の教科書についての審議で特徴的だったのは、歴史を学ぶ点で多面的な視点から学べることが大切、という議論が中心だったことです。歴史の事実がどうか、という直接的な議論はありませんでしたが、広い視野で歴史を学ぶことの大切さが発言されるなかで教科書が選ばれました。
子どもたちにとってどういう教科書が適切か、と真剣に考えて
 改めて感じたのは、社会科の教科書だけでなく、他の教科でもさまざまな形で「愛国心」を強要するような特定の内容がもちこまれる流れが表れていることです。そういうなか、子どもたちにとってどういう教科書が適切か、と真剣に考えられて判断された教育委員さんに敬意を表したいと思います。
151人の市民が意見を書いて
 今回の教科書採択においての教科書展示会には、151名の市民の方が参加し、意見を書かれたこと、そしてその意見のほとんどは社会科についてだったことが紹介されました。市民のみなさんが関心をもって働きかけたことはとても重要であったことも強く感じました。
特別支援学級の教科書採択も
 また、来年度使う、特別支援学級の教科書採択もありました。各学校、子どもたちの様子をふまえながら、一般図書も含め発達段階にふさわしいものを選び、それが教育委員さん全員の賛成で決定しました。一人ひとりの子どもにふさわしいものを、と現場の先生たちが真剣に検討されてきたことがよくわかりました。

キバナコスモスとツマグロヒョウモン
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by hara-noriko | 2015-08-11 22:15 | 市政報告 | Comments(0)

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