さいわい保育園の運動会で感じたこと   

 10月10日、さいわい保育園の運動会を見学しました。小さな園庭に飾られている万国旗は、子どもたちの絵。とても素敵です。議会からは、白石議員、間宮議員の姿も。
 それぞれの年齢に応じたプログラムは、こうやって成長していくのか…とよくわかり、とてもよかったです。また、ずっと交流を続けている、学芸大特別支援学校幼稚部ひかり組のお友達も一緒に参加。その参加の仕方も本当に自然で、いかに、日ごろからの交流が大事にされているのかが、伝わってきます。しかも、何十年も積み重ねてきている交流です。その意義を多くの人に知ってほしいです。
 
 虫取りにきた男の子(先生)に捕まらないように逃げる、せみになりきったすみれさん(3歳児)。捕まってはいけないのに、「せみはどこかな?」と男の子が言うと、いっせいに「み~ん、み~ん」。かわいい!
 
 つくしさん(1歳児)、たんぽぽさん(2歳児)はお散歩から戻って来て、お父さん・お母さんたちと対面。にこにこの子もいれば、びっくりして「わ~ん」と泣いてしまう子も。ふ れあい遊びでは、お父さんお母さんに甘えたり、安心している様子にこちらも気持ちがほっこり…。

 そして、ばらさん(年長児)の戸板のぼりは、会場が一体になって一人ひとりの挑戦を応援し、見守ります。何度も挑戦してよじ登って行く姿、やりきった誇らしい顔…。保育園での成長がそこに凝縮されて表現されていて…感動してしまいます。そして、その子どもたちを見守る大人たちや子どもたちの様子に胸を打たれます。涙をふきながら写真を撮っている写真係のお父さんの後ろ姿。わが子だけでなく、みんなを大事に思っているお父さん、お母さんたち。失敗しても、せかさず、子ども自身の思いを大事にしてじっくり見守る先生たち。なぜ、この保育園をなくさないで、と保護者のみなさんがとりくみを続けているのか、本当によくわかります。
 安心して育ちあう保育園の大事さを実感した運動会…。市は、合意もないまま、民営化を強行する姿勢を改めてほしい…強く思います。


by hara-noriko | 2015-10-15 02:09 | 活動日誌 | Comments(0)

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