議会運営の懸案課題を議論   

議会運営委員会で
 2月17日、議会運営委員会でした。議運メンバーは、自民3、公明2、共産2(篠原議員と村山議員)、民主1、市民自治1の9名。委員長は沢田議員(公)、副委員長は白石議員(市)。細谷議長とともに、副議長として私も同席しています。
 現在、議運では、議会運営における懸案課題について、議論を重ねています。議運メンバーではない一人会派の方も含め、各会派から議会運営について改善・改革したいことについてもちより、それを議長から諮問。答申は、9月30日となっています。
市長など特別職の「反問権」を認めるかどうか
 今日は、市長など特別職の「反問権」を認めるかどうか、災害時の議員の安否確認や役割についての規定をどうするか、がテーマでした。反問権については、4対4で意見が分かれ、委員長のとりまとめで「合意に至らず」となりました。
 「論点整理の範囲で認めたら」「議会の活性化という点で重要」「現状の議長・委員長の議事整理の範囲で不都合はないのではないか」「一般質問に限って議員の持ち時間の範囲で認めたらどうか」「議会基本条例制定のための特別委員会を設置するかどうか、今後議論されるが、もし設置されればそのなかで検討したほうがよい」「行政側の情報量は議員とは比べものにならない。議会と行政の役割、あり方の検討のなかで考えていくべき」など、さまざまな意見がありました。
議員は市民の代表として
 私は、議員は市民の代表として、自由に質問でき、行政をチェックし必要な提案もおこなう役割を担っている。それに対し、行政側はきちんと答えていく責任がある。そこがきちんと果たされているかどうかが大事であり、反問権が必要とは考えていません。でも、さまざまな意見を聞きながら、この議論そのものが大事だな、と感じました。
 災害時の問題については、引き続き、次回に議論されます。

カワセミ(黒目川)
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by hara-noriko | 2016-02-17 23:51 | 市政報告 | Comments(0)

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