公立保育園「民間化」計画の撤回を求める   

共産党市議4人が一般質問
 3月10日、共産党市議団4人とも本会議で一般質問を行いました。傍聴に来てくださったみなさん、ありがとうございました。休憩中に、傍聴席から、かわいい赤ちゃんの声が聞こえました! とてもあたたかいうれしい気持ちになります。
 私は2項目で質問しました。ひとつは、市長がうちだした、公立保育園全園「民間化」(廃止)計画について。もうひとつは、障害福祉計画の推進について。今日は、保育園問題について、若干報告します。
「民間化」 内容にも手続きにも問題あり
 私は、公立保育園全園民間化(廃止)計画の撤回を求めました。内容の問題とともに、行政の手続きにも問題があるのです。
 『保育施設入所のしおり』には、保育園民営化について説明があり、市は民営化方針だが、民営化する場合には引き継ぎがあり、公立園の良さを生かすと記述されています。そのしおりを読んで申し込みをし、入園が決まったら、公立保育園は廃止するという方針に変わっている…。
しんかわ保育園の場合は
 対象園にあげられたしんかわ保育園は、2018年度(平成30年度)から募集を減らしていって、最後は年長児だけになって、その子どもたちが卒園したら閉園となる…。来年度の0~3歳児は、だんだんと人数が減る保育園で過ごすことになります。東久留米の保育の大きな特徴は、異年齢保育なのに。事前の説明と違うことが行われるということ…果たして行政の仕事として問題はないのでしょうか。説明と違うので保育園を変えたいと保護者にいわれたら? 市長にどんなに聞いても、手続き上問題があるとの認識は見られませんでした。
廃止先にありきのやり方
 また、老朽化でしんかわ保育園を廃止するというけれど、報告書にある「地盤沈下」についてどのぐらいの危険度があるのか、専門的な調査をしたのか聞いたところ、していない。きちんと調査をして対応をすべきだと求めたところ、検討する旨の答弁がありました。要するに、そのような調査もないまま、廃止のスケジュールを決めてしまっているということです。子どもの安全を一番に考えないといけないのに、廃止先にありきになっているのではないか…。
絆を断ちきっていいのか
 市長は、市民のなかでの「絆づくり」を主張し、市民の日を提案したり、市民みんなのまつりの活性化に力をいれています。私は、40年の歴史のなかで培われたしんかわ保育園の絆を断ちきっていいのか、と市長に聞きました。答弁がよく書きとれなかったのですが、私は、「しんかわ保育園もそうだが、市民はそれぞれの場で人とつながり、絆をつくっている、そのことを応援するのが市政の仕事では?」と意見を述べました。
公立保育園は子育て支援の拠点です
 私は今回、子育て支援と保育行政とタイトルをつけました。それは、地域の保育園は子育て支援のひとつの拠点だからです。しんかわ保育園も地域活動事業や園庭開放を積極的に展開しています。近くの親子連れや、園庭のない保育施設の子どもたちが訪れているそうです。それを簡単になくそうという提案は本当に信じられません、
市の見通しは妥当なのか?
 市の出した「実施計画」は、待機児を2017年度(平成29年度)末までに解消するということと、公立保育園を廃止していくこと、の2つの柱です。今、保育園待機児の問題は、深刻さを増しています。国会でも大きな議論となっています。
 市の発想は、民間で進出したい保育園などにより定員数をふやし、待機児解消をすすめていく。その結果、人口が減ることも見込んで、公立保育園は廃止する、ということです。果たしてその見通しは妥当なのか? そして、児童虐待や貧困問題などが深刻ななか、公立保育園を維持し、さらにセーフティーネット機能を発揮してもらうことが必要ではないか? そのほうが、民間保育園を支えることにもならないか?…
 今日、十分に触れられなかった、障害児保育問題、さいわい保育園問題、まえさわ保育園の給食調理業務委託問題など、引き続き3月議会でとりくんでいきます。

ザリガニを捕ったダイサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2016-03-10 23:36 | 市政報告 | Comments(2)

Commented by K.Y at 2016-03-13 22:41 x
こんにちは 3/10の議会を傍聴させてもらった者です その際子連れでの参加でお騒がせいたしてすいませんでした 議会という場に子どもを連れて行くことに悩みましたが、我が子が28年度しんかわ保育園の内定をもらったのです 保育園に入れて安心して仕事に復帰できると思ったのもつかの間、しんかわ保育園が廃園になると聞いていてもたってもいられず駆けつけてしまいました
議会で原議会さんが質問してくれたことはまさに私も知りたいことでしたが答えには憤りしかありませんでした
28年度の募集の時には民間化も廃園の話もなかったからこそしんかわ保育園を選んだのに、まだ入園もしていない段階で廃園になるなんて信じられません
そしてもし募集の時にこの話が周知されていたなら、とても残念ながらしんかわ保育園を選びませんでした
なぜなら保育園という子どもの社会の中で小さい頃は大きい子に憧れ、大きくなったら同じように小さい子に優しく、そして憧れられることで自己肯定感を育んでいってほしいと思っているのです 幼児クラスの異年齢保育だけでなく園全体の大きい異年齢保育の中で育ちあってほしいと思っていたのです
我が子は今年1歳児クラスです 卒園の時には3.4.5歳クラスだけになってしまいます
28年度募集要項ではそれが叶うはずだったのに… フタを開けたら30年度より0歳児を募集しなくなり、段々とクラスは減り残されていくなんて…
議会では4月の早い段階で保育園に説明会を開きたいと言っていましたがなんと言うつもりでしょうか? どんな説明にせよこのままでは納得いきません
入園前から保育園の募集要項と違うなんて行政としていいのでしょうか? これでは詐欺ではないのでしょうか?
当事者の気持ちを誰かに知って欲しいとコメント欄に書かせてもらいました
不適切なことばや内容でしたら申し訳ありません


Commented by 原のり子 at 2016-03-14 18:47 x
10日、傍聴してくださったんですね。ありがとうございます。赤ちゃん、全然騒がしくなかったですよ!これからも、遠慮せず、傍聴していただけるとありがたいです。議会としても、子ども連れの傍聴への配慮を工夫していきたいです。

質問をどのようにしていくか、実は悩みました。不安だけが広がってしまったら…これから入園する人の気持ちは…と。でも、市が文書で実施計画を出した以上、その内容を市民のみなさんにお知らせして、議論するのは議会の役割だと思い質問しました。コメントを寄せていただき、思いを共有できて、本当にほっとしました。また、異年齢保育のことも、コメントを読ませていただき、その深さ、大事さを学ばせていただきました。ありがとうございます。

厚生委員会、予算特別委員会と質問する機会はまだまだありますので、この計画を白紙にできるようとりくみを強めたいと思います。また、ぜひ、ご意見などお寄せください。

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