一般質問 しんかわ保育園廃止計画に疑問の声
2016年 03月 11日
市議会本会議。東京大空襲がおきた10日には、午後1時に黙とう。東日本大震災・福島原発事故のおきた11日は、午後1時にシェイクアウト訓練(いっせい防災行動訓練)をおこない、地震が発生した2時46分には、質問を中断して黙とうを捧げました。改めて、両日とも決して忘れてはならない、風化させてはいけない、と強く思いました。できることを精いっぱいやっていきたいです。
市は、しんかわ廃止で5000万円の財政効果と
さて11日、全議員の一般質問が終わりました。これで、各会派、各議員の問題意識や今後の議論の方向性がみえました。
しんかわ保育園の廃止計画については、桜木議員、間宮議員、白石議員からも強い疑問の声が出され、問題点が指摘されました。
その一方、与党会派の議員の質問に対し、「平成29年度(2017年度)末までの待機児解消を具体的に示した。2億円の経常経費が発生するが、さいわいの民営化としんかわの閉園で、2億5000万円の削減ができ、差し引き、5000万円の財政効果がある」と市が答弁しました。
保護者に説明もしていないのに
あくまで、理論値です、と断りながらでしたが、一方的に出した実施計画を、市が直接しんかわの保護者に説明もしていない段階で、なくなれば財政効果が出るということを堂々と議会で答える…。聞いていて、本当に胸が痛みました。また、「312名の待機児解消をすれば、しんかわの104名分を差し引いて208名になる」から大丈夫だという趣旨の答弁も…。
不正確になるといけないので、ぜひ、後日アップされるインターネット録画放映をごらんください。
ちなみに、今回の保育園実施計画について、一般質問でとりあげた議員は以下の通りです。宮川議員、島崎孝議員、桜木議員、間宮議員、白石議員、原のり子、佐藤議員、阿部議員。
by hara-noriko | 2016-03-11 23:25 | 市政報告 | Comments(0)